「なぁあさひ、会いに来てくれるのは嬉しいけど毎日来なくてもいいんだぞ?」
「? わたしは来たいから来てるっすよ?」
「とは言っても、毎日病室にいたんじゃ楽しくないんじゃないか?」
「わたしは楽しいっす。プロデューサーさんは楽しくないっすか?」
「そんなことはないんだが...」
「じゃあプロデューサーさんが退院したらどこか一緒に遊びに行くっすよ」
「ははっ...うん、そうだな」

「あさひ、あんまりプロデューサーを困らせてんじゃないわよ」
「アハハ...そうだ、あさひちゃん。飲み物買いに行こっか」
「えー...嫌っす、ここがいいっす」
「いいから行こっ、ねっ?好きなジュース奢ったげるから」
「むー...わかったっす」

「すまないな、冬優子。気を遣わせて」
「いいわよ別に、あんたは自分の身体の心配だけしてればいいわ」
「...そうだな」
「...ねぇ、そんなに悪いの?」
「あぁ...自分でもどんどん弱っていくのが分かるんだ。あさひとの約束、破っちゃうかもしれないな」
「そんな...なんでそんな弱気なのよ...あんたらしくないじゃない...」
「せめて、皆が立派なアイドルになるまでは見届けたかったんだがな...」

みたいな話ください