https://www8.cao.go.jp/space/comittee/dai111/siryou.pdf

液体水素より経済性・貯蔵性・安全性が高く、かつ、密度が大きい液化メタンを燃料とする液化
メタンエンジンは、機体サイズの小型化とそれによる低コスト化、宇宙輸送能力の向上、運用性の
向上が期待される重要技術

既存の液体水素エンジンについては、更なる高性能化によって機体サイズの小型化とそ
れによる低コスト化や運用性向上が期待されることから、継続的に研究開発に取り組むことが重
要である。さらには、宇宙輸送能力の強化のために機体サイズが従来より大きくなることが予想さ
れ、大型機体を打ち上げるために液体ロケットエンジンの大推力化が重要

固体ロケットによる打上げ需要に柔軟かつ効率的に対応するためには、低コスト化・製造期間短縮・デブリ低減
を可能とする推進薬高度製造技術や、複数の固体モータをクラスタ化することで打上げ能力向上
につながる固体ロケットクラスター化技術等も戦略的技術として検討が必要