やはりJAXAはSpaceXを潰しに来てる。
固体酸素の魔法にJAXAがお墨付きを与えちゃった。

酸素の使用に伴う事故の事例について(2018年10月11日発行)
https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/bitstream/a-is/896421/1/AA1830005000.pdf

炭素繊維複合材を使用した圧力容器をLOXタンク内に設置したのは、このファルコン9ロケットが最初である
(このロケットの推進剤は、燃料に常温のケロシンを、酸化剤にLOXを使用しているため、極低温源としては
LOXを用いる以外に方法が無い)。 スペースX社では、 この方法によるヘリウム充填実績が700回以上あり
飛行実証も行われていた。
しかし、事故を起こしたバージョンでは、LOXの搭載量を増すために通常よりも過冷却したLOXを搭載しており
さらに高圧容器に充填されるヘリウムもこれまで以上に冷却されて
(事故のケースでは、ヘリウムの温度が酸素の固化温度を下回っていたことが明らかになっている。)
より急速に充填する方法に変更されていた。このように、事前に十分な実証試験が行われたように見えていても
本質的な危険性が除去されない場合には、少しでも条件が変わると思わぬ事故が発生することがあるという事例である。