ロケット総合スレ24
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国産から海外、過去、現在、未来、ありとあらゆるロケットの総合スレです。 専用スレがある話題でも、他との比較や総合的な話題など必要な場合は適宜こちらで。 (ロケットと直接関係の無いペイロード(衛星)そのものの話は、人工衛星スレなどで) 過去スレ ロケット総合スレ23 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1524553658/ スペースウォーカーの役員の話を聞いたが、役員は若い人達はよく分からないアート畑や資金集めや会計の専門家など間接部門の役割を担う人達だけで肝心な技術屋がおらず、技術者でいるのは失敗したHOPEの当時の関係者という年輩組のみなのヤバイだろ。 技術的に困難な課題に取り組むのに中心メンバーに技術屋を置かないってどういう冗談だよ? アートプロジェクトのように金集めが最大の課題で、自分たちの感性で訴ええて金集めれば後はどうにかなるって話じゃないのだが… 技術的な課題について「俺たちは昔からこの分野やって来た」と昔話するだけで、どう克服していくのか、そもそも君たちがやって来たプロジェクトは技術的課題もあり失敗に終わった訳で、と思ってしまう… CGとウェブサイトとパワーポイント作り込んで、偉い人を役員としてかき集めたけど、中身がない典型的な詐欺的な「ベンチャー」なのではないかとの疑念が尽きない… 中国、神舟有人宇宙船の後継機の打ち上げ試験を2019年に予定 https://spacenews.com/china-to-launch-unmanned-test-flight-of-next-generation-crewed-spacecraft-in-2019/ 新型宇宙船には14トンと20トンのモデルがあり、 長征5B型の初打ち上げとして、20トンモデルを打ち上げてテストする。 新型の宇宙船は外殻以外は再利用でき、定員は4〜6名だ。 長征5B型は有人対応のロケットで、飛行士を月や火星軌道にも送り込める。 2020年からの本格的な宇宙ステーション建造にもこのバージョンが使われる。 なお現行の神舟は、7.8トンの機体である。 月の有人着陸ミッションでは、開発中の長征9型で無人部分を打ち上げ、 長征5B型で有人宇宙船を打ち上げ、LEOでドッキングする計画だ。 YF-77水素エンジンのターボポンプの不具合で昨年失敗した長征5型は、 エンジンの再設計の後、復帰打ち上げが近づいている。 先ず8トンの通信衛星が打ち上げられ、来年以降は嫦娥5号による月面サンプルリターンや 2020年の火星探査などが計画されている。 >長征5B型は有人対応のロケットで、飛行士を月や火星軌道にも送り込める。 ちょい修正。 長征5B型は有人対応のロケットで、新型の有人宇宙船を打ち上げることができ、 この新型宇宙船は深宇宙航行に耐える能力(宇宙放射線など)を持つため、 月や火星軌道に行くことも可能だ。 長征5号は、作ったはいいが持て余してる感じだね 打ち上げ再開しても、スケジュール空きすぎだろ 長征5型・6型・7型は、共通のモジュール式ロケットだからね。 単独で存在してるわけじゃなく、ヘビー級の貨物がある場合にのみ使う。 日本がH2Bを年に1回未満しか使わないのと似たようなもん。 そもそも主力は、まだ旧型機。 中国は今年すでに、30回近く打ち上げを実施してるようだし、 気合が入ってるなぁと感じる。 >>575 マジか。それはちょっと不安になってくるな…。 まあSPACE WALKER=九州工業大学の研究室らしいので、 実際にロケットの開発を担うのは実は大学の研究生、 ということなのかもしれんが。 トップが年配組ばかりで、ベンチャーの速度が出せるのかは心配だ。 >>580 SPACE WALKER 社は九工大のスペースプレーン研究開発している研究室の, 将来の卒業生の就職先と言う所じゃない? (もしかするともう内定しているかも) Wires #015 (2020年)までは九工大メインだし. その次の機体(2022年頃)の設計は,SPACE WALKER 社と九工大の産学協同 (実質大学側)になるのかねえ. 大学の研究室で,一番足りないのは資金集めや会計の専門家など間接部門の人材. >>580 トップは若者だよ。ただ誰も理学工学の高等教育受けてないし、開発経験もない… 爺殺しの若者達が、大企業の出資者とリタイヤした元エンジニア達を口説く事に成功して、アートプロジェクトと同じ感覚で、ベンチャーはじめちゃった匂いがするのよ。 退職した元エンジニアは、自分達が現役の時に失敗したプロジェクトのリベンジが出来て、ベンチャー企業の役員という肩書も手に入る。若者達は人を集める能力はあっても技術を見る能力はない。 そもそも技術難易度の高いプロジェクトならトップは技術屋か出資者にしないとダメでしょ。 ここからディスクレーマー 私はイーロンマスクのFalcon1もFalcon9もFalcon9の一段目回収もFalcon Heavyも、なつのロケット団も成功するはずないと思っていた人間なので、 見る目のなさには定評がありますので、割り引いて読んでください(苦笑 Space Walker 社の技術面の実質トップは,どう見ても九工大の米本先生でしょ. ただ兼業規定等の制約で本人が CEO になるわけには行かない. 米本研究室には博士課程が7人,修士課程が10人いるので,そちらから人材発掘するんじゃないかと. もしかすると内々定出しているのかもしれないが,現時点で公表はできない. もちろん,他のルートからの人材募集(エンジニアリング) もあるだろうけど そうでもなければ Space Walker 社の人材構成が理解できない. 出身が宇宙開発事業団なら、開発は発注するだけじゃないか。 大学の研究室は金集めのダシにされてるだけなんじゃ?、という疑念。 大学の研究室なんてろくにマンパワーないし、その殆どは学生で毎年入れ替わっていくから 1年ごとにリセットされて開発は遅々として進まないし。 地方の大した実績のない弱小大学から 学生数人集めたところで革新的なロケット作れるわけがない。 >>586 Wires シリーズの開発見ていると,結構米本研究室は実力ある. ただし,ロケットエンジン(CAMUI 他)は別のところから入手して, 機体と制御の研究開発に重心をおくみたい この方針は Wires #013/#015 でも変わらない. 他の分野だけど,超小型人工衛星のアクセルスペース社は東大の 中須賀研研で超小型人工衛星作っていたものをベンチャービジネスにしたもの >>584 会社はあくまでも金集めのハコで本体は別にあるって事なら納得。 >>588 アクセルスペースは中須賀研の出身者が立ち上げたもので技術屋がトップやってるから、スペースウォーカーとは状況が異なる。 キヤノン電子の人工衛星の中心メンバーの酒匂氏も、はやぶさ2プロマネの津田先生も中須賀研なんだよなぁ… 超小型衛星を使った教育の重要性を20年近く訴え続けてきっちりと成果を出している中須賀先生恐ろしや… http://news.line.me/issue/oa-businessinsider/b4a0a7efadea 30年間研究を続けてきた米本教授。 若手がデザインした名刺を見て、文字を大きくしようと提案したが、 「デザインだから」と言われて譲歩した。 社名を考える時。米本教授は当初「スペースウォーカーズ」と、 社名の最後に複数形の「ズ」を入れようとした。 ところが、若手の役員を中心に反対の声が続々とあがった。 社名をロゴにした時に「ズ」を入れると長くなる。 主にデザイン面への配慮から、最終的に現在の社名で決着した。 アートディレクターである大山さんはデザインに人一倍のこだわりがあり、 その主張を含めて若手の意見が受け入れられた形だ。 米本教授らが発表資料のスライドに口を出しても、若手は素直に聞かない。 結局、米本教授が修正を求めた部分を直さず、本番を迎えた。 米本教授は若手の意見に思わず黙り、譲歩した。 「デザインの『プロですから』と言われれば、『はい』と」。 ----------- 教授も苦労してそうね・・ CEOは、技術よりもデザインやロゴに興味がおありのようで。 >>590 Space Walker 社の現在の体制のままでは,エンジニアリング開発の継続性が 怪しいというのは間違いないが. 来年にならないと,エンジニア部門の構成は分からん. 企業の内定は10月ころだが,外部に公表できるのは4月以降だっけ? エンジニアリング関係の学生がベンチャー会社トップになるのが,必ずしも良いかどうかは分からん, エンジニア,特に大学出たてでは,対人関係や書類作成が苦手な人が結構いて, 資金集めや会計業務には適してない. 米本先生以外の古手エンジニアは,出身企業とのパイプ役の他, (若手エンジニアの)人事選考かな なお,米山研究室は,有翼ロケットの他,極低温複合材タンクの研究開発 (JAXA と共同)もしている. >>592 スペースウォーカーは経団連会員企業ではないから、別にいつ内定出してもそれを発表してもなんの問題もないよ(苦笑 エンジニア部門の構成が明らかにならないと評価しようがない事は同意。構成がわかったらまた、ああでもないこうでもないとコメントしましょう。 >>591 名刺やロゴのデザインで済むならいいじゃないか むしろ機体の設計とかに口出されるほうが余程困るだろ >>593 大学には修士論文や博士論文があるので,それが完了してからでないと外部には公表しにくいかと. 航空宇宙関係のポスドクならもっと自由だけど,Spcace Walker 社の会社設立が今年1月, 発足会見が8月だから,順調にいっても人事選考中ではないかと. >>591 文系経営陣は宣伝と資金調達に特化する体制じゃない? ただし,日本だけでなく海外でのプレゼンテーションや交渉も必要だけど, そのところはどうなのか? https://ja-jp.facebook.com/SPACEWALKERJAPAN/posts/708810356146614?__tn__=-R 10月3日 現在ドイツのブレーメンで開催中の第69回 IAF (International Astronautical Federation)のStartup Pitch Sessionにおいて SPACE WALKERが4位となりました!ファウンダーの米本が登壇し、 世界各国の宇宙ベンチャー企業の中で高評価を頂くことが出来ました。 SPACE WALKERとしての挑戦は始まったばかりですが、世界でのプレゼンスも高めて参ります! CEOは、資金を集めたり、当局や協力会社と交渉したり、 技術的な観点の最終決定をしたり、投下予算を決めたり、 各所で技術を含めた講演をしたりするのでは? デザインがCEOの仕事だとは思えないが・・ 理系陰キャ共が技術、技術とうるせーが、 ビジネスはコミュ力が全てと分からせてくれるよ。 https://i.imgur.com/d5fPIPM.jpg 日本の宇宙ベンチャーは全部補助金狙いの詐欺!!とか吹いてるアホが居たが、 あながち間違ってない気がしてくるな。 >>597 ネタにマジレスすると、どこかから確立している技術を持ってくることで技術上の問題を解決できるのであれば、資金力さえあればビジネスにできるのだが、打ち上げ機や宇宙船はそれでは解決できない… >>527 逆に荒らすなと釘を刺されているが 米露の特に米の体たらくに MRJやホンダジェット同様黙認状態w 支那に牛耳られるよりいいだろ?w てかもう巨大な重機はもう無人(一応リモコン操作w) なんだけどねえw >>575 > 役員は若い人達はよく分からないアート畑や資金集めや会計の専門家など間接部門の役割を担う人達だけで 逆に安心するけれど。 技術的には開発を積み重ねて行けばたどりつけないものではない。 一番の問題は資金を集められるかどうか。 >>527 アメリカやロシアからすれば、日本に有人宇宙船、ロケットをつくってもらうメリットが無い。 それよりも自国の有人宇宙船やロケットに資金的な援助をしてほしい。 HTVにしたって、米国は別に日本にHTVを作って欲しかったわけではない。 本音を言えば資金を出してほしかった。 日本のほうが、どうせ金を出すならば日本の技術開発に貢献できる方法で、という事でHTVを推し進めた。 ISS参加国は、現物出資が原則でしょ。 だから日本は、きぼうモジュールや他の係留施設、 HTVでの物資輸送で参加した。 HTVはCBMポートを通るから、大型の貨物を搬入できる。 これはATVやプログレスにはできない芸当。 大型の非予圧貨物の輸送もそうだ。 ドラゴンの稼働よりも早く業務を開始したし、 衝突の危険が少ないランデブー静止&キャプチャ方式を発明した。 現物出資ができていないのは、アメリカだけ。 シャトルで飛行士輸送する約束を破って、ロシアにタクシー代を払って済ませてる。 >>606 >現物出資ができていないのは、アメリカだけ。 >シャトルで飛行士輸送する約束を破って、ロシアにタクシー代を払って済ませてる。 確かに(苦笑 現物出資として地上でアメリカに引き渡されたのに打ち上げられてないモジュールもあるしなぁ… ttps://pbs.twimg.com/media/DpbrCJMVsAURSsC.jpg:orig このロケットって、推力重量比・非推力・構造質量比ってどれくらいあるんだろ 構造がわからんが推進剤が黒色火薬なら 「比」推力は80秒くらい まあ時節柄もうちょいマシな火薬使っても 手作りじゃ200秒行かないんじゃね ペットボトルロケットが3秒くらいだからそれよりは桁違いにいいな。 龍勢はモデルロケットと違って黒色火薬から自作で グレインもノズルも手整形だから、 実効値はむしろ80秒から大きく落ちるんじゃないかな。 https://mainichi.jp/articles/20181015/k00/00e/040/158000c https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/10/15/20181015k0000e010170000p/7.jpg 防衛省は羽根付きの弾頭を滑空させて目標を狙う新型ミサイル「高速滑空弾」を装備化する方針を固めた。 高速滑空弾はロケットで地上から打ち上げた後、分離した弾頭が大気圏の上層をグライダーのように 超音速で滑空し、全地球測位システム(GPS)などで目標を狙う誘導弾だ。 >>612 双胴巨人機「ロック」の初飛行間に合わなかったか >>613 スレチ スレチじゃ無いんだなあ >ありとあらゆるロケットの総合スレです。 ソユーズ事故の調査が進行中 https://spaceflightnow.com/2018/10/13/soyuz-failure-probe-narrows-focus-on-collision-at-booster-separation/ サイドブースター(1段目)の1本が、分離時にコア(2段目)の下部に接触した。 これを検知して、アボートシステムが自動的に作動した。 宇宙船のスラスターを噴射してロケットから切り離した。 なおアボートタワーは、ブースター分離の数秒前に投棄されていた。 映像を見ると、ブースターの1本はコアから分離されていないようだ。 飛行中の脱出は、1975年以来となる。 1983年には、射場から緊急脱出し、直後にロケットは爆発した。 事故がなければ、10/31にプログレス貨物船を載せたソユーズロケットが、 12/20に次の有人ソユーズが打ち上げられる予定だった。 現在は未定だ。 問題が解決しないかぎり、ソユーズは飛べない。 ISSに係留中のソユーズの寿命は、遅くとも1月上旬までだ。 ソユーズ宇宙船を、完全自動モードで12月に打ち上げるという可能性もある。 これは元々は来年にもテストをする予定だったという。 万が一ISSが無人になっても、相当期間は安全に運用できるよう設計されているという。 冗長性が無いのは、飛行士の運搬手段だ。 NASAは来年の夏にも2社の宇宙船を試験的に有人で打ち上げ、その後は年2〜3回ずつ実施する計画だ。 しかしASAP(航空宇宙安全諮問委員会)は両社ともに、まだ課題が残っていると指摘する。 ふと思ったんだがフェアリング内に搭載されている人工衛星ってどうやって固定されてるの? 中には衛星自体が小さくてフェアリングを2段構造にしても大きさと見合わないものもあると思うんだけど >>619 低衝撃型衛星分離機構は,H-IIA 第2段高度化で開発されたはず. H-IIA 30号機で実証試験(ダミー機構) 低衝撃型衛星分離機構の実運用はイプシロン3号機から http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/11075.html >>617 ごめん、不勉強でわかんないんだけど、アボートタワーがブースター分離の数秒前に投棄されていたってところ、 時系列的にはブースター分離→二段目に接触→異常感知したアボートシステム作動、でしょ? ブースター分離時点でアボートタワーが分離してたら作動しないんじゃないの? >>611 黒色火薬の充填を油圧などで押し固めるのなら、かなり推力が得られると思うが、 伝統的花火ロケットは、火薬を少量ずつ入れて、手作業で打ち固める方法がとられて いる。充填が不十分だと、充分な推力が得られず、発射台から飛ばずに終わるものも ある。 ロケット推進部本体は、秩父吉田龍勢の場合は、赤松を数年寝かし乾燥させ成型し、 半円筒のものを接合して竹で作った箍で締めて円筒形にしていいる。これに、数kgの黒 色火薬を詰めた後、ノズル方向から円錐状に深く切れ込みを入れて、燃焼面積を大きく している。 秩父吉田のは詳しくは知らないが、静岡の草薙龍勢や朝比奈龍勢では、ロケット本体 は竹を使っていて、それ以外のロケット部の構造は秩父とほぼ同じ。 花火の仕掛けは秩父吉田龍勢では、尾竹に取り付けられていて、導火線が仕掛けを止 めてあるバンドを焼き切ることで仕掛けが作動するようになっている。 静岡の草薙龍勢や朝比奈龍勢ではロケットが燃え尽きた後に、ロケットの上部に積載 されている格納庫部分の内部に装填された爆薬に引火され、花火のし掛け本体が飛び 出てくるので、いわゆる二段ロケット構造になっている。 https://www.youtube.com/watch?v=4K-6T4VQ6QI& ;list=PLSauiniUS291kAvvTiXUpxNRmEdXO9Yi6&index=4 草薙龍勢の場合、尾竹を含めた全長は約15メートルで、総重量は20〜22Kg、装填される ロケット部の黒色火薬は約3Kgで、高さ300m以上まで達する事が出来る。黒色火薬は 炭粉10:硝石2:硫黄1 あるいは、炭粉13:硝石3:硫黄1の割合で、装填する時に固着剤 として柿渋水を数%混ぜる。細かい制作方法は、各流派によって異なる。 >>617 下段ブースターが上段ブースターに当たるってラムダ4Sみたいだな。 >>621 アボートタワーは余分な重量物なので、宇宙まで持っていくわけにはいかない。 例えばソユーズでは、打ち上げ2分後くらいで投棄する。 高度45kmくらいかな。 その数秒後くらいにブースター分離を開始するが、 この時に、1本の分離に失敗したらしい。 ソユーズ宇宙船はその後も危険を検知すれば アボートシステムが発動し、宇宙船のスラスターで ロケットから切り離しが可能。 例えば1975年のアボートでは、3段目燃焼中に離脱した。 >>626 周囲のブースターの1つが、センターコアに衝突。 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f5/Soyuz_rocket_engines.jpg/1200px-Soyuz_rocket_engines.jpg ソユーズロケットでは、ブースターが1段、センターコアが2段、上段を3段と数える。 上段(3段)はブースターよりずっと高いところにあるので、衝突するのは無理かと。 >>622 >>627 なるほど…ではさらに質問だけど、宇宙船のスラスターで安全に脱出が可能なら、そもそも アボートタワーは何のためにあるの? 不要なのでは? 俺はアボートタワー≒緊急脱出用ロケットだと思ってたんだが。 打ち上げ前や直後はスラスターの出力程度じゃ分離できないんじゃね >>629 アボートタワーは人間が乗り込んで(打ち上げ前)から打ち上げして高度をちょっと稼ぐまでの緊急脱出用 緊急時にパラシュートを開傘出来る高度までフェアリングごと瞬時に持ち上げなくちゃならないから 推力が大きい固体モータを付けてる ロケットがある程度の高さまで上がればパラシュートを開けて十分安全に降りられるからアボートタワーは要らなくなる ちなみに、開発中のクルードラゴン宇宙船(スペースX)や、 スターライナー宇宙船(ボーイング)などは、 アボートタワーを持っていない。 アボート用の強力な液体燃料エンジンを機体に装備している。 2分で捨てる余計な重量物を抱える必要がなく、 また設計次第で宇宙での推進用や着陸用など、 他の用途に使える可能性を持っているのが利点。 信頼性では、アボートタワーの方に一日の長があるが。 なおSLSに搭載するオライオン宇宙船は、伝統のアボートタワーである。 >>629 1. MAX-Q(最大動圧)での分離,脱出 例えば,H-IIA ではMAX-Q でフェアリングに約100トンの動圧がかかる. 少なくともこれ以上の推力が必要で,さらに宇宙船を加速しなければならない. 大気圧が無視できれば,宇宙船を約3G 程度で加速できれば十分で, 必要な推力はかなり少なくて住む 2. 射点爆発対策,ファイアーボールより早く脱出する必要 詳報によると、 Soyuzにはアボートタワーの大型固体モーターの他にフェアリングにも小型固体モーターがあり、 今回はフェアリング側のみで脱出したらしい。 1. 地上〜低高度ではパラシュート展開に必要な高度を稼ぐため、 そこからブースター燃焼終了までは高動圧下での分離に大推力を要するため、 アボートタワーとフェアリング両方のモーターを使用する。 2. ブースター燃焼終了〜フェアリング分離までは動圧が比較的小さく、 フェアリング側だけで十分な推力が得られるのでアボートタワーを投棄する。 3. フェアリング分離後は必要推力がさらに小さくなるので、 機械船のエンジンを点火して押し出す。 今回は2.のモードが使用された。 過去の2回の脱出は1.と3.が各1回なので、これで全てが本番で使用されたことになる。 >>637 ソユーズは他のロケットと同じ縦分割だから >>636 のスラスタは使わないのでは むかしのソ連は打ち上げは打ち上げ成功してから発表してた よって、失敗した打ち上げは、打ち上げ自体がなかったこと扱いされてた可能性はある それは無い。 打ち上げ失敗したらコスモス×××号って命名される。 ソ連のロケット打ち上げはCIAが全て監視してたからな ロシア語読めとは言わんが、ニュートン力学(高校物理)くらいはわかってて英語も読める人達と、わからない読めない人達との知識レベル・理解レベルの差は絶望的だな… >>641 その記事ちゃんと読んだ? ソ連の公式発表は「非公開の任務中に起きた航空機事故」で、 事故があった事を認めたのは30年後のソ連崩壊の頃だよ。 むしろ当時は隠蔽していたというソースだよそれ。 >>645 これだけの大事故を公開しておきながら、 ソユーズ関連の事故をいまだに公開してない理由がないって意味です キヤノンのロケットについて、何か情報出てる? 液体なのか固体なのかすらわからん。 っていうか、アビオニクス系をSS520でテストしてるから多分固体なんだろうけど >>647 スペースワンは、衛星はキヤノン(というか酒匂信匡氏)だが、ロケットはIHI担当なので、 多分固体かと。ただしどのロケットをベースにするのかが全く謎。 日本の観測ロケットはキヤノン電子が実験している60kg級は打ち上げられない。でもイプシロンは大きすぎる。 ちょうどいい固体ロケットが想定できないから、スペースワンの一番のなぞ。 子供のころ(80年代初頭)にはNASAのSTSに洗脳にされていたので、Shuttle Cの話を 読んだときに、一番重要な一段目のエンジンとコンピュータを使い捨てにするバカな 打ち上げ機なので、よっぽど特殊なミッション以外には絶対使われないと思ってた。 でも21世紀になったら、NASAの有人打ち上げ機はShuttle Cの劣化版しかないし、 コンピュータは安いので回収メリットはなくなり、一方で一段目は翼なくても普通に 地上に帰ってきて再利用されてるし… 子供のころに夢見させられた未来は来なかったけど、幻滅した大人としてはまったく 期待してなかった未来が民間宇宙開発として実現してるのはうれしい… >>647 >>648 JAXA/IHI でメタンロケットエンジン(真空推力3トン)も開発していてほぼ完了なので, そちらの可能性(特に上段)もあるかと. 固体ロケットの場合,イプシロンロケット第2段は質量17t なので,候補のひとつ. 新規開発も考えられる. キヤノンはアビオニクスの他,超小型衛星の需要面担当で, これは他のロケットベンチャーにない強み. H2A/Bスレッドで聞いたらこちらで聞いてくれって言われたのでマルチさせてもらいます。 どなたか詳しい人おしえてください 自動車では最近電動アシストターボが流行っていますが エキスパンダーサイクルに電動アシスト付けたら背圧を気にしなくてすむと思いますがどんなものでしょうか? またモーターの電源が気になるところですが、燃料電池で発電できればなんとかならないものでしょうかね。重さはあるかもしれませんけど。 あとターボはやめて水素と酸素両方に電動スーパーチャージャーをつけるというのも良さそうですが研究とかはされているものでしょうか? 爆破されたH-IIロケットの引き上げ動画見てたらターボポンプのキャビテーション動画があったもんで 思いの外小さくて10万rpm位ならモーターアシストもありなのでは?と思ったからです。 IHIとエアバスが作ってたACE-42Rってどうなったんだ >>657 さすがに,H-IIA/B スレではスレ違いだが, JAXA/IHI でメタンロケットエンジン(真空推力3トン)が該当するかも https://www.ihi.co.jp/var/ezwebin_site/storage/original/application/be8f2e98a375d988db8239436895066f.pdf 「 電動アシストターボポンプ ターボポンプは燃焼ガスなどにより駆動される タービンとポンプで構成される.エンジンの起動に は,燃焼ガスとは別にタービン起動用のガスが必要 であった.しかし,エンジン起動時に電動モータを 一時的にタービンに接続して,必要な回転数まで上 昇させることによりタービン起動用ガスが不要とな る.これによりシステムが小型化できるだけでな く,電動モータにより起動時のターボポンプ回転数 制御も容易となり,燃焼器の着火やエンジン起動も 安定して実施できるようになる. 」 注文だが,今後は適切なスレに相談するように. >>652 推測だけど, Prometheus (rocket engine) https://en.wikipedia.org/wiki/Prometheus_ (rocket_engine) に発展解消したのではないかと メタンエンジンのガスジェネレーターサイクルで再使用を狙っているところが同じ程度だけど あと,エアバスも関与 France’s Prometheus reusable engine becomes ESA project, gets funding boost https://spacenews.com/frances-prometheus-reusable-engine-becomes-esa-project-gets-funding-boost/ A French reusable rocket engine program is gettifng a boost from the European Space Agency, which is ready to sign a contract with Airbus Safran Launchers that would lead to an engine test three years from now. ロケットラボ社、エレクトロン用の新射場は東海岸のワロップス島に https://www.theverge.com/2018/10/17/17984606/rocket-lab-nasa-wallops-flight-facility-virginia-electron-rocket-launch-pad ケープカナベラル、ヴァンデンバーグ、アラスカ、ワロップス島の4つが候補だった。 ふーむ・・ 観測ロケットなどの打ち上げは非常に盛んだが、衛星となると、 この射場からの最適な軌道傾斜角は38〜60°程度だとか。 極軌道だと、飛行中の方位角変更が必要に。 ISS軌道には便利なので、アンタレスロケット(シグナス輸送船)でも使われたようだ。 正直言って、当面の仕事(地球観測衛星)にも、 また将来の静止軌道向けの仕事にも向いてないような? 工学実験CSのような傾斜角要求の緩いLEOに使うんだろうな。 SSOはさしあたりマヒアとサザーランドで足りると判断したのでは。 特にサザーランドは北にしか初期飛行方位角を取れない極軌道専用射場だし。 よく判らん緯度だな ISSくらいしか使い道がない気がする ケープカナベラルは、極軌道に打てない、 それに年間130回の打ち上げ体制を整えたい(大半はNZで)とのことだから、 フロリダは各社が非常に混雑してて(特にスペースX)使いにくい、と。 ヴァンデンバーグは、地球自転を利用できる東方向には打てない上に、 大手の軍事衛星が最優先される。 残るはアラスカかワロップスだが、東方向へも打てるのはワロップスだけ、 またワロップスは伝統ある射場で、サポート体制も良い、 極軌道に真っ直ぐ打つならNZがベストだし、 大学や企業などの実験用マイクロ衛星をLEOにたくさん打ち上げるなら、ワロップスが便利、 という感じかしら? >>659 まぁそんな感じなのでは。 その他の射場としてスコットランド北岸のサザーランドの話も進んでいる。 こちらはRLが機体を提供し、LMが打ち上げサービスを担当する方式を予定。 真北方向の狭い角度しか開けていない位置が選定されているので極軌道専用になるだろう。 >>660 Orbrxだったけな? イギリス企業のフリをしてるけど、怪しいよね。 イギリスの補助金狙いで作ったダミー企業なのかしらと思う。 元々、燃料でプロパンの研究してた所ってどこか知ってる? >Rocket Labのピーター・ベックだけど何か質問ある? https://www.reddit.com/r/space/comments/8a1wwy/i_am_peter_beck_ask_me_anything_about_rocket_lab/ >We ended up with linerness tanks with common bulkheads that have similar oxygen compatibility to aluminium but much lighter mass. Electronのタンクはライナー無し >>661 既報ではデンマークとドイツに関連企業があるとのことだが、 技術的にそれらの国とどの程度関連があるかはよくわからないな。 いずれにせよ、英政府からの出資を受けるのに必要な程度の情報しか公開しておらず、 BOと同様のクローズドポリシーのようだ。 開発中だというPrimeロケットについてだが、 プロパンという燃料選定だけでなく同軸タンクというのも珍しい。 しかも外側のLOXで内側のプロパンを過冷却すると言っているので共通隔壁だろう。 個人でも企業でも自己資本突っ込んでやるくらいの心意気がないと成功は難しいわな 人の金で開発すると結局は金策目的になってしまうのは人間だし >>662 ふむふむ・・ ・コンポジットLOXタンク開発には、数年かかった。自社製造だ。 ・2つの問題は、微小なひび割れと、酸素との相性だった ・最終的に、共通隔壁で、ライナー無しのタンクを開発できた ・燃焼室は3Dプリンター製の再生冷却 ・バッテリーはリチウムポリマー式。詳細は企業秘密 ・当面、ヘビー型などを作る予定は無い。しかしエレクトロンが最終目標でもない ・太平洋の島とヨーロッパに追跡局を設けている ・全てのアビオニクスは自社設計・自社製造である ・分離は全て空気圧。火工品は不使用 アルミで裏張りするのと同様の遮断性を持った軽量タンクを開発・・ 問題は、酸素を遮断するのに、何を使ったのか?ってことだな。 もちろん企業秘密だろうけど。 >>662 " linerness tanks" これって,前後のやりとりからして linerless tanks のスペルミスかな. ・ 複合材の難しいところは,炭素繊維と樹脂の(少なくとも2つの)異質の物の組み合わせ 炭素繊維と樹脂の熱膨張率の違いで微小なひび割れが起きて,ガス漏れ. ところで,CFRP と言っても樹脂は何種類か選択の余地がある. よく使われるのは,エポキシ樹脂(熱硬化性)だが,フェノール樹脂(熱硬化性)もあり,ロケットのノズルなどに使われている. 熱可塑性の PEEK とかポリカーボネートも研究されている. どの樹脂を使ったのか,この前後のやりとりでは分からない. 適切な質問をしてないのか,企業秘密なのか? 他の箇所だけど ・Reusability doesn’t scale well for small rockets. 再使用性は小型ロケットまでうまくスケールダウンできない. >>663 Orbexでした https://twitter.com/orbexspace 設立3年の非公表で実績のない会社が、突然2年後にロケットを打ち上げるって怪しすぎ。 全面的にLMの支援も入っているし、矢継ぎ早にアゾレス諸島の射点も発表される(多分こちらが本命) 設計図や技術資料を持ち出しで会社を興したのが丸見えなんですよね。 ロケット本体もエレクトロンとほぼ同じ大きさで、そっくりなカーボン製ですし・・・。 ロケットラボもスコットランドもいいねってやってるから無関係じゃないんでしょうね。 https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 【韓国】 25日試験打ち上げ予定だった韓国型ロケット、機体欠陥で延期へ★2[10/18] https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1539834246/ ハリー駐韓米国大使に「ミサイルと見なして迎撃するぞ」と言われたんじゃねーの? >>669 サザーランド宇宙港と両社の計画についての記事。 https://spacenews.com/lockheed-martin-orbex-to-launch-from-new-british-spaceport/ 公開情報ではあくまで射場建設をLMと共同で行うという程度の話で むしろ英宇宙局との関係が深いように見えるが、 実際どうなのかはもっと情報が出ないとわからないな。 つい最近まで最初期のSpaceXやIST並の人員規模だったようだし。 なお記事中にもあるが、LMのLVに関しては 「米moog製のCS用上段を既存下段に搭載する」 という所まで公表されていて、 非公式の発言によればElectronをオプション上段なしで購入して使用するとのこと。 明日 水星探査衛星 みお 打ち上げ 今回も欧州と協業よw 仏領ギアナからかな! 立ち上げが97年でプロジェクト承認が2003年 それで今年に打ち上げて水星軌道に到達するのは7年後 30年近くも同じプロジェクトに関わり続けるとか他ではめったにない仕事だよな >>673 院生の頃に立ち上げに関わった人はポスドクの頃にプロジェクト承認、運良くテニアの研究職を得られてたら、今でもプロジェクトに関与出来ていて打ち上げ時に40代半ばで、観測結果のデータが揃う頃には50代半ばか… テニアとれずに去っていったメンバーも多くいたんだろうなぁ… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる