H-IIA/B,H3ロケット総合スレ part76
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>>588 http://www.jaxa.jp/press/2018/08/20180828_h2af40_j.html H-IIAロケット40号機による 温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)及び 「観測衛星ハリーファサット(KhalifaSat)」の 打上げについて 三菱重工業株式会社及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、 H-IIAロケット40号機(H-IIA・F40)による温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)及び アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府宇宙機関であるMBRSC(The Mohammed bin Rashid Space Centre)の 「観測衛星ハリーファサット(KhalifaSat)」の打上げについて、下記のとおり実施することをお知らせいたします。 なお、40号機では打上げ能力の余裕を活用して、小型副衛星5基に対して軌道投入の機会を提供します。 記 打上げ予定日 : 平成30年10月29日(月) 打上げ予定時間帯 : 13時08分00秒〜13時20分00秒(日本標準時) 打上げ予備期間 : 平成30年10月30日(火)〜平成30年11月30日(金) 打上げ場所 : 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場 平成30年度 ロケット打上げ計画書 温室効果ガス観測技術衛星2号機「いぶき2号」(GOSAT-2)/KhalifaSat/小型副衛星/ H-IIAロケット40号機(H-IIA・F40)PDF http://www.jaxa.jp/press/2018/08/files/20180828_h2af40_j.pdf >>586 そもそも安くするためにアメリカのライセンスを受けたんだから、 国産に戻したら逆に高くなるだろ。 そりゃH2A開発当時はそうだったろうけど、 国内技術開発の結果、米ライセンスを使わない製法の方が、 トータルでは安くなる目処がたったんじゃね。 >>590 SRB-A 開発当時は、開発期間が限定されていたので、 (CFRP モーターケースなど)ライセンス料を払って技術導入するしかなかった (自主開発すると時間がかかって開発費もかさむ)。 SRB-3 を量産するなら、トータルとして国産化する方が安くなるし、 またイプシロン2段目などで自主開発した蓄積もあるので、 SRB-3 を自主開発する方針に切り替えたわけ。 https://www.ihi.co.jp/var/ezwebin_site/storage/original/application/5ff86c35c71127750620e91210685c86.pdf 「また,SRB-Aは,短期間開発であったため海外技術を導入している.」 H-IIAロケット40号機 2段高度化? 何かするのか?? H3はSRB無しの出番が1番多くなるだろうから、 H3&新型イプシロンの時代になると、今よりSRBの年間需要は減るだろう。 数がでない状況でもSRBが今より安くなるとする主張は無理があると思うけど。 首振り無くなるんだからSRB自体は安いだろう 姿勢制御追加しなきゃならないイプシロンは知らんが 数が出るかどうかは、今後の受注次第だ。 官需だけなら、SRBは先細りだが・・ 数が出る以前に、そもそもが割高なロケットなんですしおすし 量産効果は魔法とは違います。 >>597 そもそも前提条件 >H3はSRB無しの出番が1番多くなるだろうから、 が間違っている。 官需だけでも 2020年度 先進レーダ衛星(だいち4号): SSO: JAXA:H3 試験1号機 2021年度 次期技術試験衛星(きく9号):GSO:JAXA:H3 試験2号機,全電化衛星(ホールスラスター) HTV-X: LEO: JAXA 2022年度 X バンド通信衛星3号機: GSO: 防衛省 温室効果ガス測定衛星 GOSAT-3(?):SSO: 環境省+JAXA HTV-X: LEO: JAXA 2023年度 準天頂測位衛星5号機: QZO: 内閣府宇宙戦略室 準天頂測位衛星6号機: QZO: 内閣府宇宙戦略室 準天頂測位衛星7号機: QZO: 内閣府宇宙戦略室 HTV-X: LEO: JAXA 以上のうち、 GTO 、HTV-X, 準天頂測位衛星打ち上げは, SRB 無しでは打ち上げできない。 むしろ、H3 の SRB無しの方が少数派(3割以下) 付け加えると、H3 SRB 無しは、 H-IIA 202 と比較すると、2-3割ほど能力が落ちる(計画値)。 SSO 打ち上げには充分だけど、 準天頂測位衛星などは今の H-IIA 202 でギリギリなので H3 SRB 無しでは無理。、 https://youtu.be/BXXnE6N7wSE?t=2815 記者「シングルスティックの全体に占める割合はどのくらいになりそうですか」 岡田プロマネ「三分の一強でしょう。」 >>603 2024年以降は、IGS 打ち上げも H3 ロケットに移行するので、 まあ、そんな割合になるかな。 いずれにしてもシングルスティックが過半数になることはまず無い。 (海外打ち上げ受注も、静止軌道なら多分 SRB 付き) H3-30S/Lは太陽同期軌道(500km円軌道) 4トン以上を目指す →200km円軌道なら10トン以上だな。 HTV-Xで引っ張り上げられそうだが。 https://youtu.be/BXXnE6N7wSE?t=4503 記者「30Sが三分の一強とのことでしたが、24Lは如何でしょう。」 有田「それも三分の一強ぐらいでしょう。」 >>606 200km 円軌道は、空気抵抗ですぐ減衰する。 宇宙船側の推力がある程度高くないとダメ。 HTV-X では,現状の HTV よりずっと推力減らす(500N スラスター4機の削除)ので、 まず無理な提案。 アンカーミス X >>606 O >>605 >>606 >>601 で上げたリストでは、 次期技術試験衛星(きく9号) と 準天頂測位衛星は H3-22L で上がると思う。 H3-24L が 1/3 強という予想は、海外受注含む? 官需でも MMX(火星衛星からのサンプルリターン)や、 将来的には早期警戒衛星の類が入ると H3-24L の割合が増えるのか? >>608 HTV-X に LNG エンジンと言うのは、現在の計画ではない。 将来的にはありえる(2024年以降)けど、その場合も月軌道遷移を目指すとかで、 >>605 のような運用はしない。 というか、たとえ LNG 推進系でも、無理やり >>605 のような運用をすると、HTV-X のペイロード能力がガタ落ちになる。 (本来なら 5.8 t 積めるものが、1t 程度になる) HTV-X は H3-24L での運用が主流で、(もしかしたら)一部 H3-22L と言うところ。 >>610 >HTV-X に LNG エンジンと言うのは、現在の計画ではない。 技術実証ミッションの候補 M軌道変換用大型エンジンとのI/F Cis-Lunarへの飛行を想定し、軌道変換用大型エンジンをHTV-Xに追加実装する まさか、候補だから本決まりじゃないとか、アホなリアクション芸は不要だぞ。 HTV-XはISSから離れた後、1.5年も軌道上に留まるんだが、一体何をするんだね? >>611 その部分は、 2024年以降の話だし、 Cis-Lunarへの飛行を想定 (月軌道遷移) とあるじゃないか? 大体 >>606 は、HTV-X を H3-24L で打ち上げることを考慮しないと筋が通らない。 (もしかすると H3-24L の海外受注が結構見込めるのかもしれないが) >>612 2024年以降に何台のHTV-Xが作られるかは未知数。 技術実証ミッションはISS補給任務の片手間でやるんだから 3回の補給任務で全てやりきる前提で候補に挙がっているだろう。 ISSが2024年以降も続くとは限らんぞ。 HTV-Xを組み合わせて実験室にするなら、尚更全ての技術実証ミッションを クリアしておかねばならない。 >>606 はHTV-Xの仕様が固まる前の話。 時系列を誤魔化すなよ。 >>615 で、結局何を言いたいわけ? HTV-X の 2024 年以降の需要については未知数なのはそうだけど、 だからといって、H3-30 で打ち上げられるようになるほど、 軽量化もしくは性能向上が出きるとは言えない。 (物理的に無理) もし仮にそんなものを作るとすると、エンジン換装だけでは不可能で、 機体を大幅設計し直すしかないが(ペイロードは低下するが、 非現実的なほどには減らないとか) 今の将来計画はそんなものを目指しているようでもない。 少し計算すると分かるけど、H3-30 は H-IIA 202 より能力的に 2-3 割低下しているので、HTV-X のクラスのものを打ち上げるのは (ペイロードを0にでもしない限り)無理。 GTO (デルタ V =1500m/s) の打ち上げ能力で言えば Users Manual など参照すると H-IIA 202 高度化 2.9 t H3-30 約2t SSO 500km 高度軌道では H-IIA 202 高度化 5 t H3-30 4t なので、H3-30 の方が2割以上能力が低い。 (IGS 衛星打ち上げなどには十分過ぎるけど) あと、HTV-X は大型フェアリングを想定して設計されている。 ところが H3-30S は小型フェアリングしかない。 無理やり H3-30 に大型フェアリングを使うとすると、 打ち上げ能力(質量)がさらに低下する。 >>614 軌道間輸送って言葉の意味をよく考えよう。 なぜ30SでHTV-Xを打ち上げるなんて解釈になるんだね? H3-30は最大の官需であるIGSを単機で打ち上げる際のコストを安く抑える事を目的にしてるという基本を忘れてる人がいるね… LEOに中型衛星を安く上げる、GTOに大型衛星を上げる、HTVXをLEOに上げる、という需要に同時に対応するためにH3は今のコンフィギュレーションになった訳で… IGSをデュアルで打ち上げられればもっと安く済むのに、打上失敗でIGSを2機同時に失うリスクを恐れてシングルロンチに。 H3-30は、IGSと準同型のALOS、JAXAが開発するLEOにのせる中型の地球観測衛星の単機打上がメイン。宇宙基本計画工程表みれば、打上回数はそんなに多くないことはわかるでしょ… 後ISASの戦略中型は計画によって30か22使うんじゃね? IGSをデュアルで打ち上げられればもっと安く済むのに、打上失敗でIGSを2機同時に失うリスクを恐れてシングルロンチに。 基地外の妄想だな。 根拠がない。 シングルロンチはアリアンのビジネスモデルを崩すためだ。 30S/L型はいろんな用途がある。 ・地球観測衛星(偵察衛星)単独 ・中型の科学/天文衛星 ・中型の静止衛星 ・小型衛星を複数 ・マイクロ衛星を多数 ・それらを組み合わせた相乗り 価格が安いので、いろいろ発想は広がるね。 上段をLE-11にすれば、もう少し能力アップも狙えそうだし。 あと能力的には、ソユーズや長征2Fと同じくらいだろうから、 最小規模の有人宇宙船を打ち上げるのにいいかも? 24L型でLEO(軌道傾斜角28°)にサービスモジュール+居住モジュールを打ち上げて、 独自の宇宙ステーション構築。30型(フェアリング無し・LESあり)で サービスモジュール+帰還モジュールを打ち上げてランデブーさせる、とか行けるんじゃね? ▲ ← 帰還モジュール ■ ← サービスモジュール ↑ ← (ドッキング) ■ ← サービスモジュール □ ← 居住モジュール 昨日はバカ朝鮮人が暴れていたのか。 馬鹿ちょんはやたら行間を開けて書くのが特徴。 彼らの表現力の乏しい朝鮮おでん文字(ハングル)は行間を開けないと 何を書いているのか解らなくなるので、奴らは一文毎に行間を取るらしい。 文体・内容の両方で昨日の荒らしは模範的な在日朝鮮人(ちょん校生?)であろう。 アリアン対抗は静止衛星のシングルロンチであってIGSのデュアルロンチしないのとは関係ない IGSはビジネスでやってるのでは無いしな 打上実績にはなっても >>618 IGS2種とALOS2種だけじゃないよ。 GCOM2種とGOSATもある。 そしてこの手の衛星は設計寿命が5年と短い(一般的な商業静止衛星は15年) SRBが必要なHTVや静止衛星より、SRB不要なSSO向け衛星がH3の最大需要になるのは間違い無い。 対アリアンVIであればSSO向けシングルロンチなら勝てそうな気もするしね。 >>619 シングルロンチはアリアンみたいに沢山受注することを諦めたからだろう。 民間受注はアリアンやファルコンのおこぼれくらい。 しかしあと2年ほどでデビューだというのに、 未だに基本的なLEO能力とかを全く発表しないのは、 どういう了見なんだろう。 GTOの正式な能力も不明だ。 スペックが出てないことで、海外でもほとんど無視されている。 現在でもまだ、何か不確定な要素があるってこと? それとも、ライバルの動向を見て、後出しジャンケンでもするの? >>629 たくさん受注しても、相方が決まらないといつまでも打ち上がらない。 シングルロンチで相方を削り続ける限り、アリアンはギアナに釘付け。 アリアンVIに勝ってもファルコン9に負ける状況では商業受注なんて無理だけどな。 >>630 H3 の GTO 能力については発表している。 LE-9 や SRB-3 の試験結果で多少は変化あるだろうけど その改訂が無いくらい。 LEO 能力については、基本的な性能でないから。 (高度とか、軌道傾斜角で結構変わるので、比較しにくい) >>633 SpaceX を避けているユーザーがあるんだな、OneWeb とか 理由は利益相反。 他にも Atlas5 とか使うユーザーがあったりする、 DreamChaser などなど。 これらは利益相反なのか、フェアリング寸法の制約なのか? >>628 >そしてこの手の衛星は設計寿命が5年と短い(一般的な商業静止衛星は15年) GOSAT (いぶき)は打ち上げ後9年経過、まだ機能している。 >GCOM2種とGOSATもある。 GOSAT は後継機が決まっている(10月の GOSAT-2 だけでなく、GOSAT-3 も) が、GCOM-W1,GCOM-C の後継機は決まってない。 GOSAT-3 に GCOM のセンサーを発展させた AMSR2 を相乗りさせる計画だが、 これで GCOM 後継機全体の代わりとするのかもしれない。 ともかくH3 の打ち上げリストには入ってない。 >>619 IGS2号機の打上失敗とその後の経緯も知らない(調べもしない)で「根拠がない」と断定すること人何なの? >>634 >H3 の GTO 能力については発表している まじで? 「最低6.5トン、7トンを狙えるかどうか」(by 岡田プロマネ)ってことしか知らんわ。 正式に何トンになったん? >LEO 能力については、基本的な性能でないから。 いやいや、それは通用しないでしょう。 H2AもH2Bも、ちゃんとLEO能力は明示してる。他国の新型ロケットもほぼ全て、LEO能力(目標)を公表してる。 H2Bなんか、使いもしないLEO能力(19トン)を明示してる。 GTO能力は軌道傾斜角で違いが出るけど、 LEOは最も単純な各国のロケットの基本性能の指標なんだから。 「H3は、優れているのか、劣っているのか?」を知りたいだろう。 H-IIA のデュアルローンチ SSO: しずく+アリラン3号 (H-IIA F21) しきさい+つばめ (H-IIA F37) いぶき2号+ Khalifasat (H-IIA F40) IGS の初期バージョン(H-IIA F5,F6,F12,F22) LEO と月遷移軌道のデュアルローンチ: ひとみ2号 + SLIM 金星遷移軌道のデュアルローンチ: あかつき+ IKAROS (H-IIA F17) LEO と GTO こだま+ USERS (H-IIA F3) H3 でも一部はデュアルローンチするだろうし、 そのうちさらに一部は海外衛星だろう。 >>638 現状でのユーザー問い合わせには十分 むしろ、計画どおりの期限で完成するか、価格はどうなるか、 契約から打ち上げまでに必要な期間はどの程度かが、ユーザーには重要 他のロケット機で言えば New Glenn は計画より2年遅れそう。 ULA の Vulcan は1年遅れだろうか。 Ariane 6 は今のところ遅延の話題は聞かない。 OneWeb の打ち上げロケットで New Glenn 予定のは皺寄せが来そうだが、 どうするのかは知らん (2024 年までに衛星コンステレーション完成という制約もある) >>635 設計寿命と実運用を一緒にするとかかこわるい 設計寿命はあくまで「ここまでは稼働を保証します」というだけでその期間過ぎたら即壊れるわけじゃない 設計としてはそれが理想ではあるにしても H3 では契約から打ち上げまでに必要な期間が1年予定とか言っていたけど、 ということは 2020年受注、2021年打ち上げの可能性もある (さすがに試験1、2号機より後でないと商業打ち上げは無理だろう) あと、フェアリングサイズとか,衛星分離衝撃とかもユーザーにとっては大事な情報。 ロケットの打ち上げ質量では大丈夫でも、フェアリングが小さめなため、他のロケット選択ということがある。 DreamChaser とか、 BA330(ビゲロー・エアロスペース) + Vulcan が Falcon 9 を選択しなかった理由の一つが、フェアリングサイズ >>641 日本の過去の衛星では、設計寿命を大幅に下回って機能停止した例もあるからな。 (SSO 衛星でみどりと みどりII) SSO 衛星の設計寿命について言えば、だいち3号や4号は7年予定。 経験からだんだん自信がついてきたのだろう (ひとみ見たいなポカもあるけど) 近い将来の衛星打ち上げ需要については、OneWeb のインターネット衛星コンステレーションが重要 ・ 720 機(1200km) + 1,280機 (MEO, 中軌道 2000km 以上)と数が膨大 ・ 衛星1つあたりの質量は約 200kg ・ 2024年までにインターネット衛星コンステレーションを完成させなければならない ・ Starlink と競合するため、SpaceX の打ち上げは考えられない ・ 当初はソユーズ打ち上げ、2020年以降は Ariane6+New Glenn ところが、New Glenn の開発が約2年遅れで怪しくなってきた。 ということで、H3 ロケットが食い込む可能性も若干でてきた。 もちろん、期日どおりに H3 ロケットの開発が進むことが前提になるけど。 あと、Ariane6/NewGlenn の代替ができるサイズというと、 H3-22L/24L が候補か。 IGSは日本の宇宙開発ではめずらしく継続的なプロジェクトとなってる 継続的にやってると、研究開発→製造→評価→改良 のループが回りやすい 多くの日本のは、継続的にやらずに単発なので、せっかく一時的にいいものを作っても、そのうち人材が霧散して、 また低い地点からやり直しになる >>587 宇宙作家クラブ ニュース掲示板 http://www.sacj.org/openbbs/ に、8月25日、26日の記者会見の質疑応答が紹介されてます。 ちょっと驚いたこと 「 Q.SRB−3の最初のフライトは何号機か。 A.まだはっきり決まっていないが最短で1号機。1号機と2号機がどうなるか確定していないため、1号機になっても間に合うようにする。 」 「 南日本新聞・H3プロジェクトにおけるSRB−3開発の重要度。 岡田・今までずっとLE−9の説明をさせていただいていまして、SRB−3はなかなか表舞台が なかったのですが、物凄く重要なアイテムですね。ロケットのバリエーションを調整するのに 無くてはならない存在です。我々はキー技術と言って、今回三菱重工さんが使っていただく、 ロケットをまとめてくださいという大きな構図がある中で、でもこの技術というのは残さないと いけないからJAXAが直接開発をしますと宣言したひとつのアイテム。 ロケットエンジンLE−9と同等のキー技術という定義となっています。技術の重要性もそうですし、 ロケットの中でバリエーションを設けるという使い道からしてもそうです。 たまたまこれが無くても飛んでいけるバージョンもあるが、だからいいというものではない。非常に重要。 」 「 南日本新聞・SRB−3の開発費はいくらぐらいか。 岡田・個別の開発費はトータルで考えて、正直出し入れするところもあるので何とも言いにくい。全体として管理しているものです。規模感としては、H3の開発費1900億円とすると、その中でわりと大きい割合を占めている。1900億の中では無視できる規模間ではない。 LE−9と桁的に同じ感じ。 」 この他、SRB-3 のコストダウンに効いているのは、 ・ TVC の削除、 ・ 分離システムの簡素化 ・ モーターケースの国産化 とあるけど、モーターケースの国産化はライセンス料節約だけでなく、 分離システムの簡素化で荷重の集中部分ができるけど、それに対処するには モーターケースの国産化がキーだったということ。 イプシロンに使う場合は、TVC が残るので、そこまでのコストダウンにならないけど、 燃焼振動がなくなるのはメリット。 他に LE-9 の開発にも触れている。9月中にもう1機燃焼試験(実機型#4エンジン?) をして、それから BFT 今年度中にさらに1機(実機型#2エンジン?) 燃料が少なくなって軽量化してくると、加速度が上がりすぎるのを防ぐためにスロットリングする これすごく無駄じゃね? 高加速にも耐えるようにしてスロットリング無しで打ち上げたほうがいい気がする 固体ブースターが必要な高度帯はMAX-Qを通過するんじゃない? >>647 さんきゅう GTOは結局、6.5トン止まりか。 1号機の前に試験機があるの? >他のSRB−3のついたバリエーションでも、同じ程度のH−IIBと比べると、ざっくり言うと半額くらい ふむ、、140億の半額、くらいか? 同じ程度、というのは、 能力のことなら、32型あたりで、 本数のことなら、24 型? >>648 推進剤消費の観点からは推力全開の方が良いが肝心なのはペイロードを安全に運ぶことだからな >>650 MaxQの時点で適切な推力になるように推進剤を成形してある >>652 前半 この部分の記述は、 「1号機、2号機ともに SRB 付きの可能性がある「 というのか、 「衛星の準備状況で、技術試験衛星9号(GTO) SRB 付きを先にすることがある」 というのか、どちらの意味か分かりにくい。 後半、 多分 H3-24L タイプ約70億円だろう。 (H3-32L は GTO 1500m/s で 5t で H-IIA 204 程度) >>650 >>653 Atlas5 のように、MAX-Q 直前で LE-9 をスロットリングするかも? SRB-3 の推進剤成形との併用はあるかも H-IIA 202 と H-IIB では、SRB-A の燃焼パターンを変えて、MAX-Q の対策しているが、 SRB-3 ではそんなことはやらない予定だし。 >>648 加速度が上がりすぎても、あるいはもっと低高度で MAX-Q (空力荷重)がシビアすぎても、 上段、衛星接合部、フェアリングにかかる荷重が大きくなりすぎる。 大きな荷重に耐えるように、上段、衛星接合部、フェアリングを強化するとその分 衛星ペイロードが減少する。 と言う理屈。 (上段の構造質量比は性能に敏感に響く) >>654 そうならいいけど。 もしそうなら、24型はH2Bより2〜3割能力高いから、 実質、半額未満になるか? となると、仮にLE-9を1機5〜6 億とすると、SRB3は1本6〜7億くらいかな? >>655 LE-9のスロットリング応答速度は10msオーダーだから、充分可能だろう。 >>656 能力的には H3-30S= H-IIA 202 X 0.7-0.8 H3-22S,32L= H-IIA 204 H3-24L= H-IIB X 1.1-1.2 てなところ H-IIB は 第1段直径が H-IIA と異なるため、生産設備が別で割高、 同じ理由で、H-IIA 202 --> H-IIA204 のように転換できない。 ということで、割高で HTV 専用機になってしまい、 海外受注は H-IIA 202/204 のみ H3-24L は他のバージョンと生産設備は同じで、転換も容易なので、 案外売れ筋になるかも シングルローンチの他、 官需で H3-22L ではやや能力が余る場合に、 GTO 2t くらいの海外衛星受注して、 H3-24L でデュアルローンチで打ち上げとか。 >>658 追加、H-IIA と H-IIB は射点設備も異なる。 単純な価格差以上に、飛び入りでの受注対応が難しいのでは? (H-IIA 終了後(2024年)にもう一つの射点の H3 向け改装してほしい) >>652 前半、ロケットの能力は試験機打ち上げ時点で、元の計画より 5-20% 違うことは結構ある。 イプシロン試験1号機では、LEO 1200kg(計画)だったものが、LEO 1400kg(実測) になった。 マージンをどれだけ見込むかによる。 GTO 6.5t は保証値で、打ち上げてみると 5% くらい上回るかもしれない。 シングルローンチでは GTO 6.5t と 7t の違いは大きく無いけど、 デュアルローンチでは選択肢の幅が広くなる。 あとまあ、 LEO+月遷移軌道(ひとみ2 + SLIM)へのデュアルローンチとかありえるけど、 頻度は不明 1500 m/sGTO能力 ・204型 4.8トン ・32型 5 トン程度 ・H2B 5.5 トン ・24型 6.5トン(以上) ぴったり同じ能力のものは無いけど、 H2Bの能力が24型と「同じ程度」とは、とても言えないのでは? あえて言えば、32型の方が近い。 (ここは再確認して欲しかった) 会見の語り口では、SRB-3のコストは、 他のコンポーネント程には圧倒的には(半額とか)下がってない印象を受ける。 >>660 まぁ使ってるケーシングも燃料も本質的には変わってないので、SRB-Aの半額にするのは難しいかと。 >>660 実のところ、LE-9 以外のコンポーネントの価格は(これまでの資料含め) はっきりとは言ってない。 SRB-3 については、ある程度見当はつくものの(7割程度?)、 他の部分(LE-5B-3,タンク、アビオニクス,フェアリング、地上設備他) が半額になるかどうか? 分かっているのは、 H3-30 タイプの価格は 50億円を目標としているが、 能力は H-IIA 202 の8割くらいで、 コストパフォーマンス的には 1.5-1.6 倍、逆数では 0,63-0.66 というところ LE-9 以外のコンポーネントは, H-IIA の 0.65-0.7 倍程度くらい? ただ、H-IIA/B で生産ラインが複数あるのが整理される意味は大きい。 固体燃料の充填をペイロードに応じてカスタマイズしなくて良くなるなら、製造コストを抑えられると思うけどね。 まぁ、SRBのコストは下げにくいからこそ、 それを持たない30型は、コスト削減しやすいのだろう。 ビジネスをするMHIとしては、 SRBを使うと、自分の努力でコストを下げることができないので、 何とかしたいところだろうな。 SRB-3 は1本7.5億くらいで、 22型で60億、32型で65億、24型で75億、 くらいかなぁ、と推測。 >>663 H-IIA/B と H3 を比較すると、 SRB に限らず H-IIA/B 系列はカスタマイズ部分が多い。 ・ 第1段タンクの直径 ・ フェアリングの種類 ・ 射点設備が H-IIA/B で異なる ・ 第2段で高度化への移行が遅く、複数混在 あと、H-IIA/B では地上設備へのダメージとかメンテナンスの割合が結構高い。 (価格だけでなく、打ち上げ間隔でも不利) 個別のコンポーネントを見るだけだと、H3 で価格半減は難しいけど、 カスタマイズ部分減らすことで生産の合理化まで含めての、 価格半減なのだろう。 >>664 実は、コンポーネント単位で見ると H3-30 で価格を下げやすいとも言えない。 第1段タンクとかは、H-IIB のものと本質的に同一。 多分、アビオニクスまわりはかなり価格下げているけど、MHI の担当ではない。 フェアリングも何らかの改良はあるんだろうけど、MHI の担当外 地上設備まで含めた分析しないと (そこまで突っ込んだ質問できる宇宙ジャーナリストがいれば良いけど) >>665 LE-9は機械生産の比率が上がってて、ノズルスカートをフィルム冷却だけにできているから 製造コストを下げられる。 >>664 忘れてはならないのは、SRB-3 に限った話では無いけど、 生産レートを上げるとコストダウンできる。 これについては海外衛星受注獲得は、MHI の努力範囲 H3-30 タイプは、GTO 打ち上げ能力は低いので、海外衛星受注には不利。 GTO 衛星の交渉なら、H3-22L,/24L のオプションがないと困る。 SSO 衛星でも Khalifasay のようなデュアルローンチねらいなら、 条件によっては H3-30 では不十分。 >>666 LE-9 エンジン以外もコストダウンしないと、機体全体の大幅コストダウンにはつながらないのだが? >>668 機械生産性を上げれば、全体のコストが下がる。 >>669 意味不明、もっと具体的に説明してください。 H-II の時代は職人による作業部分(特殊溶接など)がおおかったが、 (LE-7 だけでなく、SRB も) 流石にそんな時代と比較してないよね。 タンク、アビオニクス、フェアリング、地上設備ほかで、 どうコストダウンするのでしょうか? >>670 量産の基本ですが… 例えば、LE-7Aのノズルスカート、あれ手で組み立ててるんやで。 手で一本ずつ冷却管を通し、固定した後で電子ビームで隙間を溶接。 LE-9のノズルスカートはここまで大きくないので、プレス加工できるだろうしな。 https://www.nippon.com/ja/features/c00601/ >>664 >ビジネスをするMHIとしては、 >SRBを使うと、自分の努力でコストを下げることができないので、 >何とかしたいところだろうな。 海外受注をある程度の割合獲得することで、SRB の生産設備の稼働率を上げることと 引きかえにコストダウンを要求することはできる。 >>671 あいかわらず、LE-9 以外のコンポーネントのコストダウンについては答えてない。 (私自身は可能とは思うが、個別の資料での説明を見てみたい) >>672 >LE-9以外のコンポーネントのコストダウンについては答えていない 一番手間がかかるところだから、コストダウンのネタが多いのは当然なんだが… >>673 LE-9 が H3-30 の価格に占める割合は、15% 程度なので、 他の部分のコストダウンの寄与の方が大きい。 >>674 そのソース示してくれる? コストテーブルを誰も見たことが無いはずなのでな。 >>674 で経産ミスしていた H3-30 の全体価格 50億円 LE-9 の価格 5億円 X3 = 15億円 15/50= 0.3 LE-9 以外のコンポーネントの寄与は 70% LE-9 以外のコストダウンがかなり無いと成立しない。 >>677 JAXA が何度か言っているが? (まあ目標値ではあるど) >>678 今まで聞いたことが無い。 少なくとも、岡田プロマネは「コストはMHIが決めること」としか答えていない。 さらに言えば 最終コスト≠製造コスト であることは誰でも知っている。 1年当たりで回収する粗利を1回で見積もるか、2回で見積もるかで激変する。 AR-1 USD25M/pair RD-180 USD25M RL-10 USD26.8M LE-9 USD 4M 日本大勝利 >>681 私が定量値を示す場合、必ずソースに基づいている。 LE-9 のコストのソースを探していたんだ。 よろしくね。 >>680 あと、 Merlin1D 1-3 M$ を外しているのは?何かの意図? >>683 初めから眼中にない。 クラスター前提だしな。 ということで、 >>677 には >>685 で答えたけど、 >>676 の最後の行 >LE-9 以外のコストダウンがかなり無いと成立しない。 についてはどうなった? >>688 最終コスト≠製造コスト であることは誰でも知っている。 1年当たりで回収する粗利を1回で見積もるか、2回で見積もるかで激変する。 で答えたつもりだが… 打上回数が見込めるなら、1回あたりの粗利を薄められる。 他に考えられるのは ・アルミタンク製造について、機械生産の比率を更に高める。 現在、正三角形を彫り込んだ5枚の板を人間と機械の併せ技で曲げて円筒を作っている。 この曲げに精密性が要求されているので、ひょっとしたら完全にプレス加工にするかもね。 ・フェアリングのアルミハニカムを細かく切って手で並べている。 確か森田プロマネが先に並べてから曲げ加工したら…みたいなことを言ってた記憶があり ソースを探してる ・アビオについては、半導体リレーに変えることで品質チェックを自動化できるだろう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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