ロケット総合スレ22
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国産から海外、過去、現在、未来、ありとあらゆるロケットの総合スレです。
専用スレがある話題でも、他との比較や総合的な話題など必要な場合は適宜こちらで。
(ロケットと直接関係の無いペイロード(衛星)そのものの話は、人工衛星スレなどで)
前スレ
ロケット総合スレ21
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1503317677/ マスクはPayPalとかを売り飛ばした自己資金(1億ドル規模)でスペースXを作ったじゃん。
自分でトムミューラーらをスカウトしてさ。
テスラ(他人の構想に資本参加、後にCEO就任)と違って、スペースXは正真正銘、自分で火星に行くために作った会社だよ。
ファルコン1は3回連続失敗で、4回目で失敗したら破産する予定だったというのは有名な話。
投資詐欺ってのは、自己資金の乏しい連中が夢を語る場合だろう。 得た富と、スペースXに投入した自己資金には諸説あるようだけど、
「投資詐欺呼ばわりされるようなチンケな自己資金の額では無い」、
って論証には十分でしょう。
スペースXの株式の半分は今でも、マスクが保有してるし。
投資詐欺のケースだと、(紙切れの)株の大半は、哀れな投資家が保有してるものだ。 今でこそ成功してるから、そう言えるだけで
当時の評価はそうではなかった シャトル現役中にロケットを飛ばしていたSpXを
退役後に出た詐欺扱いするのはどこの世界線だ
休止期間と間違えてるのか
それなら時期的にXプライズがらみの詐欺案件が大量にあってもおかしくないけど シャトルの退役はとっくに決まってたから
だからこそ、みんなその穴をビジネスチャンスだとして
突っ込んで行ったんだから スペースX設立は2002年。
シャトル後継のベンチャースター計画が潰えてグダグダになり、
自分の開発したエンジンがお蔵入りになってトムミューラーは失意の中。
やがて子ブッシュのコンステレーション計画が始まる頃。
希望はあるが、前途は暗闇という状況。
ボーイング・ロックマーチンという2大巨頭が支配する航空宇宙の世界に、
彼らは自分の弁当を持って飛び込んだ。
個人的には、宇宙開発ベンチャーの世界に投資詐欺はほぼ無いと思う。
なぜなら、成功する可能性がほとんど無いことを、全ての投資家は知っているから。
その上で、莫大な自己資金を投入した起業家は、断じて詐欺師では無い。
何故って、詐欺は利益獲得を目的とするが、莫大な自己資金を投入していれば、
詐欺で得る以上の損害を被る可能性の方が、遥かに大きいのだから。 自己資金もだけど,有能なエンジニアが起業しているか,またはうまく外部からスカウトしてきているかにもよるんじゃないか.
>>819
トムミューラーは大きいね,他にもいるんだろうけど
他には,ロケットまたは小型宇宙ステーションの,本格版の前の
デモ試験機までたどり着けるかどうか.
>>818
>>819
Falcon 1 は苦労したとはいえ,デモ機までこぎつけたからなあ,
Kisler はどうだったんだろう?
>>810
の企業 Orion Span
https://www.orionspan.com/
については不明,
というか,似たような構想としては Bigelow があるけど,
あちらはデモ機の宇宙ステーションまでこぎつけているからなあ. キスラーが当初有望だったのは、
コンポーネントを全部、実績ある有力企業に丸投げしてたからでは。
エンジンは信頼のロシア製だし。
自分は設計と資金。
資金が尽きて、静かに息を引き取った。
そういえば、GXロケット用のエンジン(NK-33)を取り合った間柄だよな。
こちらも息を引き取ったが。
スペースXが特異なのは、正反対に、
何でも全て自分で作ってしまうこと。
失敗を重ねても、最後には自分で開発・製造してしまう。
こんな宇宙ベンチャーは今までいなかった。
やっぱこれじゃないと、足元見られて、
SLSみたいになっちゃうよね・・ というか,小型機だろうが,失敗作だろうデモ機を作るところまで辿り着けなかった
宇宙ベンチャーが多いのでは?
Kislter 社は観測ロケットクラスでもよいから飛ばしていたっけ? >地表から320キロメートルの高さにあるホテルで
320kmって、ちょっと低くね? >>826
雨後の筍のように現れた宇宙ベンチャーには、技術力も何のアテもない連中もチラホラいたような…。
エクスカリバー・アルマースとかは、実際に詐欺で訴えられてるしな。
宇宙ホテルに至っては、ビゲロー以外真面目にやってるとこは無いイメージ。
大抵はペーパープラン公開してそれで終わりだよ。 >>831
ISSみたいに定期的に軌道上げないと放置すると落下する高度だね ちょっと詳しく調べてみたら面白かったので、簡単にまとめてみた。
キスラーはNASAの実績ある技術者が参加するベンチャー企業で、
名だたる有力宇宙企業にコンポーネント開発を依頼し(ロッキードマーチン、
ノースロップグラマン、エアロジェットなど)、それらは続々と完成していった。
2段式の完全再利用ロケット「K-1」の開発が進んでいた。1990年代終わり頃の話。
パラシュートとエアバッグで回収するタイプで、オーストラリアの砂漠から打ち上げる。
GTOに1.5トン、ISSに3トン送り1トン持ち帰る。2.5億ドルで開発すると主張していた。
中の技術者たちはしっかりしてるし、協力企業も錚々たるメンバーで、NASAは資金を投げ与えていた。
子ブッシュのコンステレーション計画の前に「スペース・ローンチ・イニシアチブ」という計画があった。
そこで完全再利用のベンチャースターや、トムミューラーの300トン級水素エンジン開発など、数多の挑戦があり、
その中でキスラーも1億ドル以上の資金をもらって開発していた。
キスラーは最終的に9億ドル以上の資金を集め、それ以上に開発資金を使い、2003年に破産した。
それでもNASAは、ベンチャーによる新しい宇宙開発に賭けていた。
破産後の2004年、NASAはK-1の1号機の打ち上げデータを提供するという条件で2.3億ドルの追加資金を認めた。
そこへ立ち塞がったのが、その2年前に宇宙ベンチャーを立ち上げたばかりのスペースXとかいう新興企業だった。
インターネットビジネス界の大物であるマスク氏は、その自己資金を使って宇宙開発に乗り出していたのだ。
彼は激しい口調で抗議した。「なぜキスラー社にだけそのような特別扱いを認めるのか!?」
これは政府説明責任局(GAO)でも問題視され、NASAは追加資金を撤回せざるを得なかった。
翌2005年、キスラーの再建計画が承認される。
同年、まだ1機のロケットも完成していないスペースX社は、ファルコン5の開発をキャンセル、ファルコン9開発を宣言。
翌2006年、キスラーはロケットプレーン社に買収され、ロケットプレーン・キスラー社となる。
同年、NASAはCOTSの候補としてロケットプレーン・キスラー社とスペースX社を選抜した。
同年、スペースX社はファルコン1の初号機打ち上げに失敗。
翌2007年、キスラーがK-1を打ち上げるとした年であるが、5億ドルの追加投資獲得に失敗、NASAは同社をCOTSから除外した。
同年、スペースX社はファルコン1の2号機打ち上げに失敗。
翌2008年、3号機にも失敗し。資金は底をつき、次の4号機にも失敗すれば、同社は破産するものとされた。
後がないスペースXは、3号機失敗の翌月に4号機を打ち上げ、成功。
翌2009年には5号機も成功した。
翌2010年、ファルコン9の初号機が打ち上げられ、成功する。
同じ年、ロケットプレーン・キスラー社は再度破産し、宇宙開発の表舞台から消えた。 >>834
キスラーも今の技術があれぱうまくいったのかね。 http://sorae.info/030201/2018_04_12_aurora.html
オーロラ・ステーションの想像図
https://img.purch.com/h/1400/aHR0cDovL3d3dy5zcGFjZS5jb20vaW1hZ2VzL2kvMDAwLzA3NS82MDgvb3JpZ2luYWwvYXVyb3JhLXN0YXRpb24uanBlZz8xNTIzMzkxMTU0
このようなステーションを、3年後に軌道上に展開するという。
6人(スタッフ2人、お客4人)で滞在する。
1人あたり、10億円程度の料金だという。
つまり、4人で40億円の売上となるか。
接近してるのは、ボーイングのCST-100スターライナーのように見える。
本体価格は不明だが、打ち上げるアトラス5(421型または422型などか)の料金は、
1.2億ドルを下ることはない。
まさか、「10億円は滞在費です。旅客運送料金は別です。他社に運んでもらってください」
というわけではなかろうが・・・
どうにも、”例によって例の如く”、という感じのニュースではある。 3年後に打ち上げならもう何かしら現物はあると思うんだが、
現物は出さないor出せないのか? まあ技術の進歩しているし昔はできなかった シャトル型宇宙船も宇宙ステーションも実現できるようにはなってるだろうけれど、 まだまだ眉唾に見えるな。 欧州・JAXA・カナダ、月面サンプルリターン計画を協議中
http://www.planetary.org/blogs/guest-blogs/2018/20180329-lunar-sample-return.html
月の裏側から、土壌や氷などを回収する計画を協議中だ。
そこで開発された技術は、将来の有人月面ミッションにも応用される。
ESA・JAXA・CSAが協力して行う「ヘラクレス計画」(かつてHLEPP計画と呼ばれていたもの)だ。
ランダー(着陸機)、そこから発進する探査車(ローバー)、ランダーの上部に搭載された上昇段(アセントステージ)、
月周回軌道に投入される回収カプセル、の4つのコンポーネントから構成される。
カプセルはLOP-G(月軌道ステーション)を目指し、オリオン宇宙船で地球へ持ち帰るというものだ。
現在はまだ構想段階で、何れの国も議会の承認は経ていない。
費用はESAが半分、残りをJAXAとCSAが折半する。
2026年にアリアン6ロケットで打ち上げるという構想だ。
月で2番目に新しいクレーターであるシュレーディンガークレーターが有力候補だ。
埋蔵資源や氷の存在が有望とされる。
ローバーは30kmほど活動し、15kgのサンプルを持って戻ってくる。
上昇段に移し替え、サンプル入の23kgのカプセルと共に打ち上げられる。
当初は傾斜路で載せ替える計画だったが、コンテナをウインチで巻き上げる方式に変更されそうだ。
パッシブ式の保温装置で揮発性の試料(氷など)を回収できるよう構想している。
その後ローバーは300〜500kmほど旅を続け、南極近くのアムンゼンクレーターに向かい、
将来の有人構想に向けた調査を実施する構想だ。
数多くの技術的チャレンジがあり、極寒の月の夜を耐え抜く技術の開発もその一つだ。
ラジオアイソトープによる機器の保温も選択肢の一つとしてESAから提案があった。
ローバーの制御は、月面での長旅を考えると、自動よりも人間がコントロールした方がいい。
基本は地上からになるが、場所は月の裏側であり、中継機が必要だ。
LOP-Gの乗員が操縦することも検討する。
分担についても協議が続いている。
JAXAは着陸用エンジンの提供に向けて開発を行っている。
これは30kNのメタン/液酸エンジンで、将来はこれを3〜4機クラスタして有人着陸船に使うという。
カナダは500kgのローバーその他のロボティック技術を開発し、これも将来の有人探査に向けたものだ。
米ロは現在オブザーバーの立場で参加しているが、新たな参加国への窓はまだ開かれている。
今後数ヶ月でさらに計画が煮詰められて行くだろう。 >>842
> JAXAは着陸用エンジンの提供に向けて開発を行っている。
> これは30kNのメタン/液酸エンジンで、将来はこれを3〜4機クラスタして有人着陸船に使うという。
ついにメタンエンジンが実用化される時が来たか。
まだ協議中だけれど。 NASA 「SLSの2号機は、小さなBlock-1のままで有人飛行するかも?」
https://www.theverge.com/2018/4/13/17233684/nasa-space-launch-system
SLSの1号機(EM-1)に使う「Block-1」はLEOに70トンの能力しかなく、
また有人対応のチェックを受けていない(上段はデルタIVの流用)。
2号機となる「Block-1B」は、EUSという新開発の上段を搭載し、
LEOに105トン、有人対応となる予定だ。
本来の計画では、EUSを速やかに開発して、予定通りに2号機を打ち上げるはずだった。
ここで問題が生じた。
打ち上げ用のモバイルローンチャー(移動式発射台)の開発だ。
1号機用の発射台は、ブッシュ政権のコンステレーション計画でアレスI用に開発していたものを改造する。
しかしこれはBlock-1Bには小さすぎて、1号機打ち上げ後に改めて改造する必要がある。
これが莫大な費用(4億ドル、新造するより高価い)と、3年もの時間がかかる。2号機打ち上げが遅れてしまうことになる。
「なら同時並行で、大型の発射台を新造すれば?」と先日、議会が3.5億ドルの予想外の予算を付けてくれた。
これにより、最初の発射台は1号機限りの1回使い捨てとなるが、
NASAにとっては2号機打ち上げの予定が計画通りに進められる(または早められる)ことになった。
この措置は、別のメリットをNASAに与えてくれそうだ。
つまり、古い発射台を改造するとなると、改造が終わるまでは新しいロケット(Block-1B)はおろか、
古いロケット(Block-1)ですら打ち上げができなくなってしまうが、
別個に新造するなら、Block-1をもう一度打ち上げることもできるはずだ。
Block-1Bではなく、Block-1で有人飛行してしまえばいいのである。
1号機は現在のところ2020年に、2号機は2023年頃の打ち上げ予定である。
ここでは2つの問題がある。
一つは、Block-1は能力が低く、有人宇宙船以外の(予定していた)物資を積むことができなくなるということ。
もう一つは、Block-1は本来、有人対応では無いので、さらに開発と検査項目が増えるということ。
NASAのライトフット長官代理は、「Block-1を有人対応にすることは可能だ。EM-1でチェックしない項目についてもチェックする」
と公聴会で述べ、計画変更の可能性を肯定した。
「我々には今や、多くの選択肢があります。どのようなペイロードでも載せることができます」 SLSのぐだぐだは、目を覆わんばかりだわ
もうさFalcon9でオリオン上げろよw >>840
ロシアの宇宙ホテル構想については、
ISSロシア側の空きポートにMLMの派生機を追加して
民間人滞在を含む商用モジュールとする、
という構想もあるとか。
原型機があれだけグダグダなのに追加建造なんて余力があるのかとも思ったが、
独立型・追加モジュール型のどちらを取るとしても長期滞在用の現行設計機はMLM系しかないんだよな。 10億円も出して宇宙でホテル住まいしたい需要があるのか。 それに気付かれたら、色々終わっちゃうから察してやれ。 10億円がお小遣いレベルの大富豪ならサービス開始されれば
珍しがって来る向きもいるかも まあ世の中には二人の息子に月々2000万/1500万円の「小遣い」を渡した母親もいたしなあ
もらった方も小遣いと認識してたようだしそういう人種なら10億円なんてはした金だろう ノ´⌒ヽ,,
γ⌒´ ヽ,
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\_\:::::: (__人_) | うん、>>850をいつもの方法で
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γ⌒´ ヽ,
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|:::::::::::::::(__人_) | フフッ
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/::::::::: \ >>848
ワロタ。
そうだよね。
そういう需要があるはずだ、という明るい希望か民間宇宙開発を促進する原動力だね。 近世の世界一周旅行や植民地奥地旅行みたいなものかと。
今あるもので例えるならセレブ向け登山とか。
どんな分野でも、
専門の探検家が命を懸ける段階から大衆化の方向へ進んだものには
そういう「パック冒険」の時代が生じるということなんだろう。 有人月面探査実証ミッションコンセプト(JAXA・ESA・中国)2018年2月18日
日本担当・・・3トン級LNGエンジン 月面(無人・有人着陸機)
http://stage.tksc.jaxa.jp/compe/jouhou/FY29-0678.pdf 中国はCNSA(中国国家航天局)でしょう。
CSAとはカナダ宇宙庁のこと。
着陸用エンジン(案・目標)
・LNG/液酸
・推力30kN
・比推力370秒
・エキスパンダ
・スロットリング17%
↑ まだ開発が決まったわけじゃ無いのか。
これはクローズド?それともブリード? >>857
LNG ロケットスレ [転載禁止]©2ch.net
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1420199947/l50
で資料集めていたけど,JAXA/IHI で開発中の LNG エンジンならクローズドサイクル.
(LNG でエキスパンダーブリードサイクルは,Isp=350s 程度)
燃焼試験を 2017年度に行う予定だったそうだが,ズレたのかな?
以前の計画値に比べ,スロットリング幅が広がっている. >>855
有人のDSG必要か?と思ったが、試料をDSG経由で地球に持ち帰るというのがミソかな ローバーのリモートコントロールも地球からだとタイムラグがありすぎてターン制RPGにしかならないので効率悪いし 長征5型、昨年の失敗の原因を発表、打ち上げ再開へ
http://www.sastind.gov.cn/n112/n117/c6800780/content.html
コアステージに搭載されている2機の液水エンジンYF-77の内の1機で、
ターボポンプの排気に関わる部分で異常が生じ、推力を失ったためと結論づけた。
改良が施され、今年末にも3号機の打ち上げを予定し建造が進められている。
続く4号機では、月面サンプルリターンの嫦娥5号を予定する。
(なお3号機搭載は、通信試験衛星「実践20号」となる予定。
新世代バス「DFH-5」、イオンスラスタ搭載の7トンの静止衛星で、300Gbpsの通信速度を持つ。
2019年には嫦娥5号が予定され、同様の目的を持つ嫦娥6号も計画される。
また2020年には本格的宇宙ステーション(天宮)の建設が始まる) OrbitalATKがNext Generation Launcherのコードネームで開発していた大型打上機、
上段エンジン選定・基本設計完了で愛称公開。
https://www.youtube.com/watch?v=Gekjig-QeIA&feature=youtu.be
https://pbs.twimg.com/media/Da8T4pMV4AAhpY9.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Da8UYDyU8AAFDvy.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Da8VDZqVwAAAwXZ.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Da8isjhV4AE_4qQ.jpg
OmegA Rocket
1段…固体
シャトルSRBの後継品。
ケースをCFRPに変更し、各所を近代化。
中型構成でCastor 600(2セグメント)、大型構成で同1200(4セグメント)を使用。
ブースター…GEM63XL/T
Delta IVブースターの後継、Vulcanブースターの姉妹品。
Atlas Vブースターも末期生産ではAJ-60Aからこちらに変更されるため、確実に量産効果が見込める。
2段…固体
1段の姉妹品。Castor 300(1セグメント)。
3段…液酸液水
Centaur/DCSSいずれの系列でもない、OATK自社開発の極低温段。
メインエンジンはRL-10Cを採用、2機搭載。 悪くない構成だと思うけど
RL-10C
おいおい、超高級品を2基も使うとか正気か? >>864
・RL10A-4-2やRL10B-2、それらを改造したRL10C相当品から
RL10C新造品への移行で劇的なコスト低減が達成された
・競合中最有力だったBE-3Uに何らかの問題がある
どちらなんだろうな。両方かもしれないが。
最近の第三者製米国液水上段の計画をまとめると
・Pegasus II…RL10C(その後中止)
・Vulcan(ACES)…RL10C
・SLS(EUS)…RL10C
・OmegA…RL10C
とRL10Cの全勝。
ACESは下段でBE-4を使うからリスクヘッジの意味も大きいだろうが、
それより後発も含めて逆張りする陣営が一つも出なかったとなると偶然とは思えない。 RL10C-1 真空推力102kN ISP〜450
BE-3U 真空推力490kN ISP〜490s
カタログスペックだけを見ると、
RL10C単発ならともかくクラスタするならBE-3U単発の方が良さそうに見えるが… BE-3UのISPは〜440だった…タップオフで500近く出るわけがない
スロットル幅も再着火性も原型機で実証済みとなると、
非公開の重量がかなり劣るのか、それとも真空ノズル化に難航でもしているのか。 BE-3Uなどというエンジンは、まだ存在しないからな。
BO社はまだ、1機の衛星も軌道上に打ち上げたことがない。
BE-4ですら開発はわずかに遅れていると見られ(BE-4Uは2020年に間に合わないのでキャンセルした)、
実際のところ、いつニューグレンが打ち上げられ、BE-3Uが性能を実証するのか見当もつかない。
一方で、RL-10は長い歴史と華々しい実績を誇示している。
SLSやΩは恐らくかなりの高額で、おそらく政府しか買ってくれない。
ならば、実績のない馬の骨よりも、多少高価くてもRL-10を、と考えるのは極めて妥当。
正直言って、何故、政府のロケット、特に軍需のロケットとなるヴァルカンが、
BE-4という馬の骨を採用したがっているのか、理解に苦しむ。
AR-1ならアトラスVの機体にそのままリプレイスすれば完成なのに。
Ωはいいデザインだと思うよ。
あまりにひょろ長すぎるのが気になるが、全くの新開発という要素は少ない。
GTO/GEO投入能力は極めて高いらしいから、政府としても、
安全保障の観点から、バックアップが増えるのは悪いことではない。 でもこれ、空軍の打ち上げサービスプログラムの資金を獲得できないと、
続かない感じよね。
ライバルが多い(ULA・スペースX・将来はブルーオリジンも)から、
不利なのは否めないか。
将来の地位が不安定なのは、ULAにも言える。
ヴァルカンは、軍需のライバルとなるブルーオリジンからBE-4を、
OATKからはSRBを供給してもらう立場。
しかも他の現役ロケットと異なり、ロシア製RD-180は2022年以降は軍需分野では飛べないから、
ヴァルカンを完成させないと、競争に参加することすらできなくなるという特殊事情がある。
(デルタIVでは勝負にならない)
BE-4は野心的で、ちゃんと予定通り完成するか、まだわからない。
AR-1は手堅いが開発開始が遅く、完成を待っていては2022年までに間に合わない可能性がある。
ULAとしては早くBE-4に決めてしまいたいが、まだちょっと踏み切れないで逡巡している。
(ぶっちゃけ、ブルーオリジン自身は、開発が遅れても致命的では無い。一方、ULAは大打撃を受ける)
2つのエンジンは燃料が異なるため、早く決めないと機体の開発にも影響する。
殿様商売だったULAに、こんな落とし穴が待っているとはね。
数年後に確実に飛んでいる確証がある軍需認証ロケットは、ファルコン9(とファルコンヘビー?)だけだ。
BFRを開発しつつ、ファルコンの実績を重ねるスペースXの高笑いが聞こえてきそうだ。 >>869
軍需認証ロケットとして、数年後ならデルタ 4 ヘビーがまだ残っている。
また、Falcon 9 はともかく、Falcon Heavy の国防向け認証はこれからで
いつになるかは不明 基本的に固体しか持ってないATKが食っていくには仕方がないって感じのロケットだな 上段がどうこうより、下段とブースターが固体な時点で、低コストなロケットにはならん。
有人向けにも使えないだろう。 GTOに10トン、GEO(静止軌道)に直接7.8トンを送り込む。
能力だけなら、申し分ないね。
しかし固体燃料コアにSRBを付けるとは・・
派手な打ち上げになりそうだね。 固体しかないATKと寄せ集め大好きなOrbital
正に夢のコラボレーション シーローンチ社の買収手続きが完了、事業再開後のロケットは未定
http://spacenews.com/s7-closes-sea-launch-purchase-future-rocket-tbd/
米政府当局の審査を含めた一連の手続きが全て終わり、
シーローンチ社はロシアの航空グループS7の一員となった。
会社として再スタートを切るのはいいが、ロケットはどうするのか。
これまで使われていたゼニットは、ウクライナの商品だ。
しかしクリミア危機以降、ロシアとの関係は悪化し、
ゼニットを使い続けるのは困難だ。
後継として、ロシア製の新型ロケット「ソユーズ5」が有力だ。
これはゼニットのロシア版ともいえるロケットである。
(ゼニットのエンジンRD-171は、ロシアNPOエネゴマシュ社製)
しかしソユーズ5のデビューは早くて2022年だという。
今後どうするのかは不確定のままだ。 ロシアは十分実力あるんだから、もうちょっと開発リソースを集中させろよ・・・
一体いくつのロケットを開発中なのか、さっぱり判らんぞ
あと名前をどうにかしろ、Soyuz-2-1vは辛うじてSoyuzでも良いが、
Soyuz-5やSoyuz-7は、どこがSoyuzなんだよw >>877
仮面ライダーとかガンダムのシリーズと同じようなブランドなんだろうな。 >>876
海上から打ち上げるシーローンチは一番良さそうだと思ってたのに、こんなにグダグダになるとは。 再使用型ロケット、来春にも離着陸実験 JAXA
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29466780X10C18A4MM0000/
2018/4/17 10:19
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2019年春にも、繰り返し飛行できる
再使用型ロケットの離着陸実験を始める。
[中略]
実験は秋田県能代市にあるJAXAの施設で実施する。
ロケットは全長が約7メートルになる見通し。まず高さ100メートルから始め、
実験の最終段階には5千メートルまで打ち上げる。
========================
callisto とは別個に実験すすめるんだな。 >>880
この実験 前にもしてたよね
Youtubeで観たことあるよ >>882
RVTだな。
あれよりも高度を上げるのか。 24hターンアラウンド
イーロンちゃん
こう言うのが再使用やで。 >>886
むこうはむこうで大規模で本格的にやってるからな。
衛星打ち上げの第一段再利用であそこまでやるのはすごい。 同じ「弾道飛行再使用ロケット」と考えた場合、
ファルコン9の一段目とJAXA観測用再使用ロケットを比較すると、
前者のペイロードは第二段+実用衛星。
後者のペイロードは100kg、で圧倒的に前者が大きい。
その代わり、後者のほうは、24時間で再打ち上げする運用を目指し、完全再使用ロケットのテスト機のようなものになる。 >>887
>>890
Falcon 9 は、Block3,4 までは2回までしか使ってない。
(3回以上の再使用は手間がかかりすぎるとか)
3回以上の再使用は、Block5 から
あと、燃料もかなり無駄遣いしているようで、
Block 5 で再突入で空力利用で燃料削減とか。
逆に言えば現状では再利用してもかなりなコストダウン(3割以上?)に
つながっているとは言えず、Block 5 以降の課題。
================
なお、ロケット再使用(弾道)の実験は、ヨーロッパのカリストでも行うそうだが、
2020年実施で日本のエンジンを使うらしい。
(これが驚き) >>891
それって再利用の技術確立の為に試験として再利用してると言うことでは… 現実に再利用しているFalcon9とテストしかやってない日本のロケット比べて力説されてもなぁ >>892
前半さしているのか後半部分かが読み取りにくいが、
前半だとして, Falcon 9 の Block5 以前の機体については、
再突入して回収した機体のメンテナンスの手間
(= 費用)がかかっているらしいことは言える
(SpaceX の Block5 での改良点での説明および、
再突入して回収した機体はこれまで2回しか使ってないことから)
どこに問題あるかは、SpaceX の Falcon 9 Block5 での改良点に
目を通すのが的確だろう。
Falcon 9 の Block5 以前の機体は多少のコストダウンが
あるにしても、開発費の回収含め、ユーザーに還元できる
段階ではなさそう。 >>893
実はロケットの再利用その物は(スペースシャトルという形で)、
約40年前から行われている。再利用とコストダウンとは別物。
Falcon 9 の再利用が本当にコストダウンにつながっているのか、
イメージ戦略なのか分かりにくい面があるけど、
今まではユーザー価格にほとんど反映させてないのは事実。 >>897
かつては Falcon 9 の価格は
it was raised to $61.2 million by June 2014.[
だったんだがな(この時点では再使用無し)。
Falcon 9 Full thrust での性能向上とコストアップが釣り合っているかどうか?
あと、引用していた資料は条件など適切かどうか?
Falcon 9 FT 以前の2015年の
The DSCOVR mission, also launched with Falcon 9 for NOAA, cost $97 million.
と言うバカ高いのがある。この時点での Falcon 9 の標準価格より5割増しだが、
軌道等やスケジュールなど条件つけると、契約価格跳ね上がるものらしい。 >>897
ついでに言えば、GTO 5.5t (Falcon 9 FT 第1段再回収)で、
$62 million
は意外と高い。
Falcon 9 の FT 以前の機体で使い捨て運用するのと同等か若干上回るくらい
のコストパーフォーマンスだろう。
(2ー3割の向上はしていない) >>746
の価格設定と比較すると、Ariane64 (GTO 11t) はデュアルローンチ運用なら、
Falcon 9 FT 第1段再回収、 GTO 5.5t (Falcon 9 FT 第1段再回収 $62 million
と案外対抗できそうな気もしてきた。
(デュアルローンチの組み合わせパズルは残るが)
ただし、A62(GTO 4.5t, 75 million euro) はまともな使い道があるかどうか? 先ずはニュー・シェパード並の高度と
再打上げ間隔だな >>900
A62はデュアンロンチには非力だしシングルロンチにしては2020年代では高いし、使い道なさそうだな。
まあ、A64があればいいんだろ。 A62はSSOが7tあるので、小型衛星バラマキができるよ A62に相当する能力の構成はSSO狙いだという話は固体案の頃からブレてないように見える
これとVega C→EでSoyuz-STを置き換えることになるだろうな ファルコン9の再使用が実際にどのくらいのコストダウンになるかだな。
もし謳い文句そのままであればファルコン9以外の商業打ち上げロケットは全滅してもおかしくない。
でも、スペースシャトルも最初は同じように言われてたけれどコストダウンどころじゃなくて無くなってしまった。
ファルコンはもっと賢い再使用をしているが、一回打ち上げに使った機器の再利用はやはりそれ自体のリスクはあるだろう。 >>906
2行目,
商業打ち上げでも,OneWeb のインターネット衛星コンステレーションは
SpaceX に乗り換えないだろう.
他の事情(フェアリング制限など)で Falcon 9/Heavy を選択してない衛星
(ビゲロー B330,DreamChaser)もある. Onewebは既報のSoyuz/LauncherOneに加えて、
Proton Mediumを最大11機購入する模様。
https://ria.ru/amp/space/20180412/1518445644.html >>906
>ファルコンはもっと賢い再使用をしているが、一回打ち上げに使った機器の再利用はやはりそれ自体のリスクはあるだろう。
SpaceX は回収した機体をそのまま使うのではなく,
おそらく検査して,損傷が見られる機器は交換して運用してるんじゃないかな?
ターボポンプは,去年 NASA にターボポンプの翼のヒビを指摘されて改善要求されていた.
再使用機体でターボポンプを全部交換か,検査してヒビが見られたもののみ交換かは知らんが.
(ターボポンプは Block 5 以降の改善項目)
他にもメンテナンス項目ありそうだけど,詳細は分からん.
交換すべき機器の割合が多ければ,2回以上は使い捨ては分かる. >>908
Proton Medium でSSO打上げが可能って話しが出た時、
どこかが使うんじゃないかと思ってた >>909
> SpaceX は回収した機体をそのまま使うのではなく,
> おそらく検査して,損傷が見られる機器は交換して運用してるんじゃないかな?
まあ、そうなるんだろうけれど、回収の後、検査、整備が必要なわけで。
一回でも使えば劣化のリスクは避けられない。
使い捨てロケットはそれがない。
数十回再使用するのならばともかく、数回だと再使用によるコストダウンの効果は小さいように思える。 >>911
>回収の後、検査、整備が必要なわけで。
>使い捨てロケットはそれがない。
いや使い捨てロケットだって打ち上げ前に組み立てミスが無いかとか検査&整備してるでしょ?
再使用に使い捨て並みのコストがかかる可能性はあっても、別に使い捨ての方がお得なわけでは無いよ。 >>912
新しく作ったものの検査をするのと既に使用されて宇宙から帰ってきたものを検査するのとではまた違うだろ。
特に材質の疲労などは非破壊検査ではなかなか検知しにくい。 ならし運転が終わればかえって調子が良くなる可能性も。 再使用が本当に割に合わないって分かったなら使い捨てに最適な運用方法に切り替えればいいだけだよ Falcon 9 回収後は結構熱による損傷を受けているとか,煤まみれ.
グリッドフィンは,大気圏再突入時の加熱による損傷を少なくするため,
アルミ製のものからチタン製に変更予定(Block5).
(アルミ製グリッドフィンは毎回交換?)
エンジンまわりの耐熱シールドは,大気圏再突入時の加熱か,
着陸時の再噴射のブラストによる加熱か,かなり痛んでいる.
なによりも,エンジンまわりの耐熱シールドをはずさないと,エンジンやパイプまわりの
メンテナンスが困難.
Block 5 では耐熱シールドの性能向上と,分解組立てしやすい構造に変更するとか.
ケロシンで燃料リッチのターボポンプは煤まみれになって,清掃が必要だし,
上記の再噴射のブラストによる加熱を悪化させているらしいんだが,
これは Block5 でも解決しようがなく,
燃料をメタンにして2段燃焼サイクルの BFR 以降の課題
SpaceX は詳細は述べてないが,Block 5 や BFR への改良項目に
ついての発表から,Block4 以前の機体のメンテナンスの手間が
結構かかっていることが推測できる.
(もう一つの傍証は,2回までしか使ってないこと)
Falcon 9 FT Block5 以降にどれだけ改善なされるか?
SpaceX がかつて大げさに宣伝していたような 1/10 のコストダウンとか,
24時間以内のターンアラウンドは BFR 以降の課題だろう. falcom9は、使い捨てロケットとしては大成功だが
再使用ロケットとしては成功とは言えないわけか レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。