ロケット総合スレ22
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
国産から海外、過去、現在、未来、ありとあらゆるロケットの総合スレです。 専用スレがある話題でも、他との比較や総合的な話題など必要な場合は適宜こちらで。 (ロケットと直接関係の無いペイロード(衛星)そのものの話は、人工衛星スレなどで) 前スレ ロケット総合スレ21 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1503317677/ >>799 2016年ぐらいに立ち消えした話ならばともかく、今年の1月の記事なのに、日本で全く報道されてないとは。 もしかして、RV-XはCallistoに統合されたとか? たしかRV-Xって今年度だよね? >>800 それはありえる. RV-X の予算処置,ちゃんとされていたかな? もう一つは飛行試験場の手配で,かつての RVT よりもっと飛行高度が高いので, 安全面から飛行試験場の準備をしっかりしてないとダメ. まあ,2018年度は 「エンジンやタンク、配管などを含む高さ約5メートルの推進系構造物を組み立てて、 4月以降に能代ロケット実験場(秋田県能代市)で地上燃焼試験を実施」 とか, 「再使用ロケット実験機による高さ100メートルへの飛行実証を行う。」 のレベルなので,まだ高度 5-10km の本格実験ではないけど. ====================== なお,報道については,フランス語のニュースは翻訳が若干面倒なことがあって (英語圏の人々に)無視されることがある(ロシア語,日本語はもっとひどい). JAXA については,RV-X と Callisto の関係が整理しきれてないので, 広報を控えているのでは? そもそも,RV-X 自体の広報も,あまりされてないような. (H-IIA/B, H3, イプシロン,SS-520,HTV(-X), 探査機(はやぶさ2,SLIM,BeppiColombo) 等と比較して) RV-Xと統合とかvw 再使用エンジンの実証機を廃品利用してるだけだし、この実証機は空中での姿勢制御を念頭に置いて、あえてノズルの開口比を小さくして比推力を悪化させている。 新規案件なら、これ幸いとエンジンを新造するよ。 511 名前:名無し三等兵 :2018/04/06(金) 19:17:48.64 ID:vpVCyYpi きらめき1号打ち上げおめでとう。 これでやっと最新の大型の大容量衛星通信が2機になって東西に配置できたし、一通り宇宙利用の運用体制が揃ったな。 後は各種衛星の補強追加分と早期警戒機能だけか。 http://www.mod.go.jp/j/press/news/2018/04/06a.html リアルタイムで見逃した >>801 RV-Xは個人的にかなり気になるし本当にやるのならば広報するに値すると思うけれど、たしかに広報ないね。 まだ流動的なのかな、と思ってたけれどCallistoの絡みで発表が遅れてるのならばむしろ幸い。 …フランスの単なる構想、というか妄想だったりしたらやだな。 でもJAXAのなかの人も参加してる、だなんて妄想はさすがに文字にはしないだろうなー。 >>802 Callistoがその「これ幸い」なのかも。 RV-Xの計画があるのに、わざわざ今になって独仏と共同で似たような事をやるって話が出てくるチグハグも 確かにRV-Xがカリストに統合されたってことなら説明がついてしまうな。 24時間ターンアラウンドが重要な試験項目だ。 未だにNASA長官を決められないトランプ政権を米のカスゴミはどう報じるかな? 外交ツールの使い方にはタイミングってものがある。 11月以降だろう。 アリアン5の復帰戦、日本のSuperbird-8/DSN-1衛星打ち上げに成功 http://spaceflight101.com/ariane-5-va242-launch-success/ 衛星は2016年に打ち上げられる予定だったが、 ギアナへの空輸中に(気圧の調整弁の閉塞で)衛星が破損したため、修理を受けていた。 今回のDSN-1は日本上空およびアジア太平洋地域をカバーし、 去年打ち上げられたDSN-2(きらめき2)はインド洋地域をカバーする。 ひとつの衛星に、民間の通信衛星機能と防衛省の通信衛星機能が同居している。 http://spaceflight101.com/wp-content/uploads/2018/04/va242-2-768x539.jpg アリアン5 http://spaceflight101.com/wp-content/uploads/2018/04/DS2000-Melco2-1-768x593.jpg 三菱電機DS-2000 >>805 >わざわざ今になって独仏と共同で似たような事をやるって話が出てくる 我々が気づいたのが今ということで,(CNES の広報含めたフランス語資料によると) 共同開発の話自体は1,2年前からされていた. 安倍首相、宇宙ベンチャーに1000億円の出資を発表 ― 大きく動き出した日本の宇宙ビジネス https://hbol.jp/163284 今回創設された支援パッケージでは、政府・関係機関が一丸となって 宇宙ベンチャーを育成することが、具体的な支援策と共に定められており、 まさに国が本腰を入れた形となっている。 2021年には宇宙ホテルに滞在、無重力で宿泊が可能に https://jp.sputniknews.com/science/201804074752649/ 宇宙ステーション「Aurora」でホテルを開く事業を手がけるのは米企業「Orion Span」だ。 ゲストは地表から320キロメートルの高さにあるホテルで軌道上に滞在する。 12日間の滞在の価格は950万ドル(約10億円)となる。 >>810 宇宙ホテルは定期的にこうゆう企業が出てくるな。 たいていは宇宙ステーション作る技術も輸送手段のアテもない詐欺同然のプランだがここは如何に? 最近はこの手の投資詐欺は少なくなったよな SpaceXも最初の頃は、これらと同じように見られてたけど 1億ドルの自己資金を使い果たすような開発(ファルコン1)は、 投資詐欺とは言えないと思うけど。 リスクを取り、結果を出した(ベンチャーとして初めて自力で衛星ロケット成功)からこそ、 NASAやDoDは微笑んだんだと思う。 半分でも自分で出してるだけ、マシかと。 日本なんかほぼ全官じゃん。 >>815 シャトル退役後は、雨後の筍のように、ロケットや宇宙船の計画が出て来た SpaceXもそのひとつだった ちゃんとロケットを作って打上げたのは評価できるが、 失敗続きで評価するような話しは聞いた事なかったよ むしろキスラーを評価する記事が大半だったと思う マスクはPayPalとかを売り飛ばした自己資金(1億ドル規模)でスペースXを作ったじゃん。 自分でトムミューラーらをスカウトしてさ。 テスラ(他人の構想に資本参加、後にCEO就任)と違って、スペースXは正真正銘、自分で火星に行くために作った会社だよ。 ファルコン1は3回連続失敗で、4回目で失敗したら破産する予定だったというのは有名な話。 投資詐欺ってのは、自己資金の乏しい連中が夢を語る場合だろう。 得た富と、スペースXに投入した自己資金には諸説あるようだけど、 「投資詐欺呼ばわりされるようなチンケな自己資金の額では無い」、 って論証には十分でしょう。 スペースXの株式の半分は今でも、マスクが保有してるし。 投資詐欺のケースだと、(紙切れの)株の大半は、哀れな投資家が保有してるものだ。 今でこそ成功してるから、そう言えるだけで 当時の評価はそうではなかった シャトル現役中にロケットを飛ばしていたSpXを 退役後に出た詐欺扱いするのはどこの世界線だ 休止期間と間違えてるのか それなら時期的にXプライズがらみの詐欺案件が大量にあってもおかしくないけど シャトルの退役はとっくに決まってたから だからこそ、みんなその穴をビジネスチャンスだとして 突っ込んで行ったんだから スペースX設立は2002年。 シャトル後継のベンチャースター計画が潰えてグダグダになり、 自分の開発したエンジンがお蔵入りになってトムミューラーは失意の中。 やがて子ブッシュのコンステレーション計画が始まる頃。 希望はあるが、前途は暗闇という状況。 ボーイング・ロックマーチンという2大巨頭が支配する航空宇宙の世界に、 彼らは自分の弁当を持って飛び込んだ。 個人的には、宇宙開発ベンチャーの世界に投資詐欺はほぼ無いと思う。 なぜなら、成功する可能性がほとんど無いことを、全ての投資家は知っているから。 その上で、莫大な自己資金を投入した起業家は、断じて詐欺師では無い。 何故って、詐欺は利益獲得を目的とするが、莫大な自己資金を投入していれば、 詐欺で得る以上の損害を被る可能性の方が、遥かに大きいのだから。 自己資金もだけど,有能なエンジニアが起業しているか,またはうまく外部からスカウトしてきているかにもよるんじゃないか. >>819 トムミューラーは大きいね,他にもいるんだろうけど 他には,ロケットまたは小型宇宙ステーションの,本格版の前の デモ試験機までたどり着けるかどうか. >>818 >>819 Falcon 1 は苦労したとはいえ,デモ機までこぎつけたからなあ, Kisler はどうだったんだろう? >>810 の企業 Orion Span https://www.orionspan.com/ については不明, というか,似たような構想としては Bigelow があるけど, あちらはデモ機の宇宙ステーションまでこぎつけているからなあ. キスラーが当初有望だったのは、 コンポーネントを全部、実績ある有力企業に丸投げしてたからでは。 エンジンは信頼のロシア製だし。 自分は設計と資金。 資金が尽きて、静かに息を引き取った。 そういえば、GXロケット用のエンジン(NK-33)を取り合った間柄だよな。 こちらも息を引き取ったが。 スペースXが特異なのは、正反対に、 何でも全て自分で作ってしまうこと。 失敗を重ねても、最後には自分で開発・製造してしまう。 こんな宇宙ベンチャーは今までいなかった。 やっぱこれじゃないと、足元見られて、 SLSみたいになっちゃうよね・・ というか,小型機だろうが,失敗作だろうデモ機を作るところまで辿り着けなかった 宇宙ベンチャーが多いのでは? Kislter 社は観測ロケットクラスでもよいから飛ばしていたっけ? >地表から320キロメートルの高さにあるホテルで 320kmって、ちょっと低くね? >>826 雨後の筍のように現れた宇宙ベンチャーには、技術力も何のアテもない連中もチラホラいたような…。 エクスカリバー・アルマースとかは、実際に詐欺で訴えられてるしな。 宇宙ホテルに至っては、ビゲロー以外真面目にやってるとこは無いイメージ。 大抵はペーパープラン公開してそれで終わりだよ。 >>831 ISSみたいに定期的に軌道上げないと放置すると落下する高度だね ちょっと詳しく調べてみたら面白かったので、簡単にまとめてみた。 キスラーはNASAの実績ある技術者が参加するベンチャー企業で、 名だたる有力宇宙企業にコンポーネント開発を依頼し(ロッキードマーチン、 ノースロップグラマン、エアロジェットなど)、それらは続々と完成していった。 2段式の完全再利用ロケット「K-1」の開発が進んでいた。1990年代終わり頃の話。 パラシュートとエアバッグで回収するタイプで、オーストラリアの砂漠から打ち上げる。 GTOに1.5トン、ISSに3トン送り1トン持ち帰る。2.5億ドルで開発すると主張していた。 中の技術者たちはしっかりしてるし、協力企業も錚々たるメンバーで、NASAは資金を投げ与えていた。 子ブッシュのコンステレーション計画の前に「スペース・ローンチ・イニシアチブ」という計画があった。 そこで完全再利用のベンチャースターや、トムミューラーの300トン級水素エンジン開発など、数多の挑戦があり、 その中でキスラーも1億ドル以上の資金をもらって開発していた。 キスラーは最終的に9億ドル以上の資金を集め、それ以上に開発資金を使い、2003年に破産した。 それでもNASAは、ベンチャーによる新しい宇宙開発に賭けていた。 破産後の2004年、NASAはK-1の1号機の打ち上げデータを提供するという条件で2.3億ドルの追加資金を認めた。 そこへ立ち塞がったのが、その2年前に宇宙ベンチャーを立ち上げたばかりのスペースXとかいう新興企業だった。 インターネットビジネス界の大物であるマスク氏は、その自己資金を使って宇宙開発に乗り出していたのだ。 彼は激しい口調で抗議した。「なぜキスラー社にだけそのような特別扱いを認めるのか!?」 これは政府説明責任局(GAO)でも問題視され、NASAは追加資金を撤回せざるを得なかった。 翌2005年、キスラーの再建計画が承認される。 同年、まだ1機のロケットも完成していないスペースX社は、ファルコン5の開発をキャンセル、ファルコン9開発を宣言。 翌2006年、キスラーはロケットプレーン社に買収され、ロケットプレーン・キスラー社となる。 同年、NASAはCOTSの候補としてロケットプレーン・キスラー社とスペースX社を選抜した。 同年、スペースX社はファルコン1の初号機打ち上げに失敗。 翌2007年、キスラーがK-1を打ち上げるとした年であるが、5億ドルの追加投資獲得に失敗、NASAは同社をCOTSから除外した。 同年、スペースX社はファルコン1の2号機打ち上げに失敗。 翌2008年、3号機にも失敗し。資金は底をつき、次の4号機にも失敗すれば、同社は破産するものとされた。 後がないスペースXは、3号機失敗の翌月に4号機を打ち上げ、成功。 翌2009年には5号機も成功した。 翌2010年、ファルコン9の初号機が打ち上げられ、成功する。 同じ年、ロケットプレーン・キスラー社は再度破産し、宇宙開発の表舞台から消えた。 >>834 キスラーも今の技術があれぱうまくいったのかね。 http://sorae.info/030201/2018_04_12_aurora.html オーロラ・ステーションの想像図 https://img.purch.com/h/1400/aHR0cDovL3d3dy5zcGFjZS5jb20vaW1hZ2VzL2kvMDAwLzA3NS82MDgvb3JpZ2luYWwvYXVyb3JhLXN0YXRpb24uanBlZz8xNTIzMzkxMTU0 このようなステーションを、3年後に軌道上に展開するという。 6人(スタッフ2人、お客4人)で滞在する。 1人あたり、10億円程度の料金だという。 つまり、4人で40億円の売上となるか。 接近してるのは、ボーイングのCST-100スターライナーのように見える。 本体価格は不明だが、打ち上げるアトラス5(421型または422型などか)の料金は、 1.2億ドルを下ることはない。 まさか、「10億円は滞在費です。旅客運送料金は別です。他社に運んでもらってください」 というわけではなかろうが・・・ どうにも、”例によって例の如く”、という感じのニュースではある。 3年後に打ち上げならもう何かしら現物はあると思うんだが、 現物は出さないor出せないのか? まあ技術の進歩しているし昔はできなかった シャトル型宇宙船も宇宙ステーションも実現できるようにはなってるだろうけれど、 まだまだ眉唾に見えるな。 欧州・JAXA・カナダ、月面サンプルリターン計画を協議中 http://www.planetary.org/blogs/guest-blogs/2018/20180329-lunar-sample-return.html 月の裏側から、土壌や氷などを回収する計画を協議中だ。 そこで開発された技術は、将来の有人月面ミッションにも応用される。 ESA・JAXA・CSAが協力して行う「ヘラクレス計画」(かつてHLEPP計画と呼ばれていたもの)だ。 ランダー(着陸機)、そこから発進する探査車(ローバー)、ランダーの上部に搭載された上昇段(アセントステージ)、 月周回軌道に投入される回収カプセル、の4つのコンポーネントから構成される。 カプセルはLOP-G(月軌道ステーション)を目指し、オリオン宇宙船で地球へ持ち帰るというものだ。 現在はまだ構想段階で、何れの国も議会の承認は経ていない。 費用はESAが半分、残りをJAXAとCSAが折半する。 2026年にアリアン6ロケットで打ち上げるという構想だ。 月で2番目に新しいクレーターであるシュレーディンガークレーターが有力候補だ。 埋蔵資源や氷の存在が有望とされる。 ローバーは30kmほど活動し、15kgのサンプルを持って戻ってくる。 上昇段に移し替え、サンプル入の23kgのカプセルと共に打ち上げられる。 当初は傾斜路で載せ替える計画だったが、コンテナをウインチで巻き上げる方式に変更されそうだ。 パッシブ式の保温装置で揮発性の試料(氷など)を回収できるよう構想している。 その後ローバーは300〜500kmほど旅を続け、南極近くのアムンゼンクレーターに向かい、 将来の有人構想に向けた調査を実施する構想だ。 数多くの技術的チャレンジがあり、極寒の月の夜を耐え抜く技術の開発もその一つだ。 ラジオアイソトープによる機器の保温も選択肢の一つとしてESAから提案があった。 ローバーの制御は、月面での長旅を考えると、自動よりも人間がコントロールした方がいい。 基本は地上からになるが、場所は月の裏側であり、中継機が必要だ。 LOP-Gの乗員が操縦することも検討する。 分担についても協議が続いている。 JAXAは着陸用エンジンの提供に向けて開発を行っている。 これは30kNのメタン/液酸エンジンで、将来はこれを3〜4機クラスタして有人着陸船に使うという。 カナダは500kgのローバーその他のロボティック技術を開発し、これも将来の有人探査に向けたものだ。 米ロは現在オブザーバーの立場で参加しているが、新たな参加国への窓はまだ開かれている。 今後数ヶ月でさらに計画が煮詰められて行くだろう。 >>842 > JAXAは着陸用エンジンの提供に向けて開発を行っている。 > これは30kNのメタン/液酸エンジンで、将来はこれを3〜4機クラスタして有人着陸船に使うという。 ついにメタンエンジンが実用化される時が来たか。 まだ協議中だけれど。 NASA 「SLSの2号機は、小さなBlock-1のままで有人飛行するかも?」 https://www.theverge.com/2018/4/13/17233684/nasa-space-launch-system SLSの1号機(EM-1)に使う「Block-1」はLEOに70トンの能力しかなく、 また有人対応のチェックを受けていない(上段はデルタIVの流用)。 2号機となる「Block-1B」は、EUSという新開発の上段を搭載し、 LEOに105トン、有人対応となる予定だ。 本来の計画では、EUSを速やかに開発して、予定通りに2号機を打ち上げるはずだった。 ここで問題が生じた。 打ち上げ用のモバイルローンチャー(移動式発射台)の開発だ。 1号機用の発射台は、ブッシュ政権のコンステレーション計画でアレスI用に開発していたものを改造する。 しかしこれはBlock-1Bには小さすぎて、1号機打ち上げ後に改めて改造する必要がある。 これが莫大な費用(4億ドル、新造するより高価い)と、3年もの時間がかかる。2号機打ち上げが遅れてしまうことになる。 「なら同時並行で、大型の発射台を新造すれば?」と先日、議会が3.5億ドルの予想外の予算を付けてくれた。 これにより、最初の発射台は1号機限りの1回使い捨てとなるが、 NASAにとっては2号機打ち上げの予定が計画通りに進められる(または早められる)ことになった。 この措置は、別のメリットをNASAに与えてくれそうだ。 つまり、古い発射台を改造するとなると、改造が終わるまでは新しいロケット(Block-1B)はおろか、 古いロケット(Block-1)ですら打ち上げができなくなってしまうが、 別個に新造するなら、Block-1をもう一度打ち上げることもできるはずだ。 Block-1Bではなく、Block-1で有人飛行してしまえばいいのである。 1号機は現在のところ2020年に、2号機は2023年頃の打ち上げ予定である。 ここでは2つの問題がある。 一つは、Block-1は能力が低く、有人宇宙船以外の(予定していた)物資を積むことができなくなるということ。 もう一つは、Block-1は本来、有人対応では無いので、さらに開発と検査項目が増えるということ。 NASAのライトフット長官代理は、「Block-1を有人対応にすることは可能だ。EM-1でチェックしない項目についてもチェックする」 と公聴会で述べ、計画変更の可能性を肯定した。 「我々には今や、多くの選択肢があります。どのようなペイロードでも載せることができます」 SLSのぐだぐだは、目を覆わんばかりだわ もうさFalcon9でオリオン上げろよw >>840 ロシアの宇宙ホテル構想については、 ISSロシア側の空きポートにMLMの派生機を追加して 民間人滞在を含む商用モジュールとする、 という構想もあるとか。 原型機があれだけグダグダなのに追加建造なんて余力があるのかとも思ったが、 独立型・追加モジュール型のどちらを取るとしても長期滞在用の現行設計機はMLM系しかないんだよな。 10億円も出して宇宙でホテル住まいしたい需要があるのか。 それに気付かれたら、色々終わっちゃうから察してやれ。 10億円がお小遣いレベルの大富豪ならサービス開始されれば 珍しがって来る向きもいるかも まあ世の中には二人の息子に月々2000万/1500万円の「小遣い」を渡した母親もいたしなあ もらった方も小遣いと認識してたようだしそういう人種なら10億円なんてはした金だろう ノ´⌒ヽ,, γ⌒´ ヽ, // ""⌒⌒\ ) i /:::::::::⌒ ⌒ ヽ ) i ̄j|::::::::(・ )` ´( ・) i/ \_\:::::: (__人_) | うん、>>850 をいつもの方法で /::::〉\__:::`ー' / /::::/ .\__/::::::::::::::\ ノ´⌒ヽ,, γ⌒´ ヽ, // ""⌒⌒\ ) i /:::::::::⌒ ⌒ ヽ ) !:::::::::::(・ )` ´( ・) i/ |:::::::::::::::(__人_) | フフッ \:::::::::::::`ー' / /::::::::: \ >>848 ワロタ。 そうだよね。 そういう需要があるはずだ、という明るい希望か民間宇宙開発を促進する原動力だね。 近世の世界一周旅行や植民地奥地旅行みたいなものかと。 今あるもので例えるならセレブ向け登山とか。 どんな分野でも、 専門の探検家が命を懸ける段階から大衆化の方向へ進んだものには そういう「パック冒険」の時代が生じるということなんだろう。 有人月面探査実証ミッションコンセプト(JAXA・ESA・中国)2018年2月18日 日本担当・・・3トン級LNGエンジン 月面(無人・有人着陸機) http://stage.tksc.jaxa.jp/compe/jouhou/FY29-0678.pdf 中国はCNSA(中国国家航天局)でしょう。 CSAとはカナダ宇宙庁のこと。 着陸用エンジン(案・目標) ・LNG/液酸 ・推力30kN ・比推力370秒 ・エキスパンダ ・スロットリング17% ↑ まだ開発が決まったわけじゃ無いのか。 これはクローズド?それともブリード? >>857 LNG ロケットスレ [転載禁止]©2ch.net https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1420199947/l50 で資料集めていたけど,JAXA/IHI で開発中の LNG エンジンならクローズドサイクル. (LNG でエキスパンダーブリードサイクルは,Isp=350s 程度) 燃焼試験を 2017年度に行う予定だったそうだが,ズレたのかな? 以前の計画値に比べ,スロットリング幅が広がっている. >>855 有人のDSG必要か?と思ったが、試料をDSG経由で地球に持ち帰るというのがミソかな ローバーのリモートコントロールも地球からだとタイムラグがありすぎてターン制RPGにしかならないので効率悪いし 長征5型、昨年の失敗の原因を発表、打ち上げ再開へ http://www.sastind.gov.cn/n112/n117/c6800780/content.html コアステージに搭載されている2機の液水エンジンYF-77の内の1機で、 ターボポンプの排気に関わる部分で異常が生じ、推力を失ったためと結論づけた。 改良が施され、今年末にも3号機の打ち上げを予定し建造が進められている。 続く4号機では、月面サンプルリターンの嫦娥5号を予定する。 (なお3号機搭載は、通信試験衛星「実践20号」となる予定。 新世代バス「DFH-5」、イオンスラスタ搭載の7トンの静止衛星で、300Gbpsの通信速度を持つ。 2019年には嫦娥5号が予定され、同様の目的を持つ嫦娥6号も計画される。 また2020年には本格的宇宙ステーション(天宮)の建設が始まる) OrbitalATKがNext Generation Launcherのコードネームで開発していた大型打上機、 上段エンジン選定・基本設計完了で愛称公開。 https://www.youtube.com/watch?v=Gekjig-QeIA& ;feature=youtu.be https://pbs.twimg.com/media/Da8T4pMV4AAhpY9.jpg https://pbs.twimg.com/media/Da8UYDyU8AAFDvy.jpg https://pbs.twimg.com/media/Da8VDZqVwAAAwXZ.jpg https://pbs.twimg.com/media/Da8isjhV4AE_4qQ.jpg OmegA Rocket 1段…固体 シャトルSRBの後継品。 ケースをCFRPに変更し、各所を近代化。 中型構成でCastor 600(2セグメント)、大型構成で同1200(4セグメント)を使用。 ブースター…GEM63XL/T Delta IVブースターの後継、Vulcanブースターの姉妹品。 Atlas Vブースターも末期生産ではAJ-60Aからこちらに変更されるため、確実に量産効果が見込める。 2段…固体 1段の姉妹品。Castor 300(1セグメント)。 3段…液酸液水 Centaur/DCSSいずれの系列でもない、OATK自社開発の極低温段。 メインエンジンはRL-10Cを採用、2機搭載。 悪くない構成だと思うけど RL-10C おいおい、超高級品を2基も使うとか正気か? >>864 ・RL10A-4-2やRL10B-2、それらを改造したRL10C相当品から RL10C新造品への移行で劇的なコスト低減が達成された ・競合中最有力だったBE-3Uに何らかの問題がある どちらなんだろうな。両方かもしれないが。 最近の第三者製米国液水上段の計画をまとめると ・Pegasus II…RL10C(その後中止) ・Vulcan(ACES)…RL10C ・SLS(EUS)…RL10C ・OmegA…RL10C とRL10Cの全勝。 ACESは下段でBE-4を使うからリスクヘッジの意味も大きいだろうが、 それより後発も含めて逆張りする陣営が一つも出なかったとなると偶然とは思えない。 RL10C-1 真空推力102kN ISP〜450 BE-3U 真空推力490kN ISP〜490s カタログスペックだけを見ると、 RL10C単発ならともかくクラスタするならBE-3U単発の方が良さそうに見えるが… BE-3UのISPは〜440だった…タップオフで500近く出るわけがない スロットル幅も再着火性も原型機で実証済みとなると、 非公開の重量がかなり劣るのか、それとも真空ノズル化に難航でもしているのか。 BE-3Uなどというエンジンは、まだ存在しないからな。 BO社はまだ、1機の衛星も軌道上に打ち上げたことがない。 BE-4ですら開発はわずかに遅れていると見られ(BE-4Uは2020年に間に合わないのでキャンセルした)、 実際のところ、いつニューグレンが打ち上げられ、BE-3Uが性能を実証するのか見当もつかない。 一方で、RL-10は長い歴史と華々しい実績を誇示している。 SLSやΩは恐らくかなりの高額で、おそらく政府しか買ってくれない。 ならば、実績のない馬の骨よりも、多少高価くてもRL-10を、と考えるのは極めて妥当。 正直言って、何故、政府のロケット、特に軍需のロケットとなるヴァルカンが、 BE-4という馬の骨を採用したがっているのか、理解に苦しむ。 AR-1ならアトラスVの機体にそのままリプレイスすれば完成なのに。 Ωはいいデザインだと思うよ。 あまりにひょろ長すぎるのが気になるが、全くの新開発という要素は少ない。 GTO/GEO投入能力は極めて高いらしいから、政府としても、 安全保障の観点から、バックアップが増えるのは悪いことではない。 でもこれ、空軍の打ち上げサービスプログラムの資金を獲得できないと、 続かない感じよね。 ライバルが多い(ULA・スペースX・将来はブルーオリジンも)から、 不利なのは否めないか。 将来の地位が不安定なのは、ULAにも言える。 ヴァルカンは、軍需のライバルとなるブルーオリジンからBE-4を、 OATKからはSRBを供給してもらう立場。 しかも他の現役ロケットと異なり、ロシア製RD-180は2022年以降は軍需分野では飛べないから、 ヴァルカンを完成させないと、競争に参加することすらできなくなるという特殊事情がある。 (デルタIVでは勝負にならない) BE-4は野心的で、ちゃんと予定通り完成するか、まだわからない。 AR-1は手堅いが開発開始が遅く、完成を待っていては2022年までに間に合わない可能性がある。 ULAとしては早くBE-4に決めてしまいたいが、まだちょっと踏み切れないで逡巡している。 (ぶっちゃけ、ブルーオリジン自身は、開発が遅れても致命的では無い。一方、ULAは大打撃を受ける) 2つのエンジンは燃料が異なるため、早く決めないと機体の開発にも影響する。 殿様商売だったULAに、こんな落とし穴が待っているとはね。 数年後に確実に飛んでいる確証がある軍需認証ロケットは、ファルコン9(とファルコンヘビー?)だけだ。 BFRを開発しつつ、ファルコンの実績を重ねるスペースXの高笑いが聞こえてきそうだ。 >>869 軍需認証ロケットとして、数年後ならデルタ 4 ヘビーがまだ残っている。 また、Falcon 9 はともかく、Falcon Heavy の国防向け認証はこれからで いつになるかは不明 基本的に固体しか持ってないATKが食っていくには仕方がないって感じのロケットだな 上段がどうこうより、下段とブースターが固体な時点で、低コストなロケットにはならん。 有人向けにも使えないだろう。 GTOに10トン、GEO(静止軌道)に直接7.8トンを送り込む。 能力だけなら、申し分ないね。 しかし固体燃料コアにSRBを付けるとは・・ 派手な打ち上げになりそうだね。 固体しかないATKと寄せ集め大好きなOrbital 正に夢のコラボレーション シーローンチ社の買収手続きが完了、事業再開後のロケットは未定 http://spacenews.com/s7-closes-sea-launch-purchase-future-rocket-tbd/ 米政府当局の審査を含めた一連の手続きが全て終わり、 シーローンチ社はロシアの航空グループS7の一員となった。 会社として再スタートを切るのはいいが、ロケットはどうするのか。 これまで使われていたゼニットは、ウクライナの商品だ。 しかしクリミア危機以降、ロシアとの関係は悪化し、 ゼニットを使い続けるのは困難だ。 後継として、ロシア製の新型ロケット「ソユーズ5」が有力だ。 これはゼニットのロシア版ともいえるロケットである。 (ゼニットのエンジンRD-171は、ロシアNPOエネゴマシュ社製) しかしソユーズ5のデビューは早くて2022年だという。 今後どうするのかは不確定のままだ。 ロシアは十分実力あるんだから、もうちょっと開発リソースを集中させろよ・・・ 一体いくつのロケットを開発中なのか、さっぱり判らんぞ あと名前をどうにかしろ、Soyuz-2-1vは辛うじてSoyuzでも良いが、 Soyuz-5やSoyuz-7は、どこがSoyuzなんだよw >>877 仮面ライダーとかガンダムのシリーズと同じようなブランドなんだろうな。 >>876 海上から打ち上げるシーローンチは一番良さそうだと思ってたのに、こんなにグダグダになるとは。 再使用型ロケット、来春にも離着陸実験 JAXA https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29466780X10C18A4MM0000/ 2018/4/17 10:19 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2019年春にも、繰り返し飛行できる 再使用型ロケットの離着陸実験を始める。 [中略] 実験は秋田県能代市にあるJAXAの施設で実施する。 ロケットは全長が約7メートルになる見通し。まず高さ100メートルから始め、 実験の最終段階には5千メートルまで打ち上げる。 ======================== callisto とは別個に実験すすめるんだな。 >>880 この実験 前にもしてたよね Youtubeで観たことあるよ >>882 RVTだな。 あれよりも高度を上げるのか。 24hターンアラウンド イーロンちゃん こう言うのが再使用やで。 >>886 むこうはむこうで大規模で本格的にやってるからな。 衛星打ち上げの第一段再利用であそこまでやるのはすごい。 同じ「弾道飛行再使用ロケット」と考えた場合、 ファルコン9の一段目とJAXA観測用再使用ロケットを比較すると、 前者のペイロードは第二段+実用衛星。 後者のペイロードは100kg、で圧倒的に前者が大きい。 その代わり、後者のほうは、24時間で再打ち上げする運用を目指し、完全再使用ロケットのテスト機のようなものになる。 >>887 >>890 Falcon 9 は、Block3,4 までは2回までしか使ってない。 (3回以上の再使用は手間がかかりすぎるとか) 3回以上の再使用は、Block5 から あと、燃料もかなり無駄遣いしているようで、 Block 5 で再突入で空力利用で燃料削減とか。 逆に言えば現状では再利用してもかなりなコストダウン(3割以上?)に つながっているとは言えず、Block 5 以降の課題。 ================ なお、ロケット再使用(弾道)の実験は、ヨーロッパのカリストでも行うそうだが、 2020年実施で日本のエンジンを使うらしい。 (これが驚き) >>891 それって再利用の技術確立の為に試験として再利用してると言うことでは… 現実に再利用しているFalcon9とテストしかやってない日本のロケット比べて力説されてもなぁ >>892 前半さしているのか後半部分かが読み取りにくいが、 前半だとして, Falcon 9 の Block5 以前の機体については、 再突入して回収した機体のメンテナンスの手間 (= 費用)がかかっているらしいことは言える (SpaceX の Block5 での改良点での説明および、 再突入して回収した機体はこれまで2回しか使ってないことから) どこに問題あるかは、SpaceX の Falcon 9 Block5 での改良点に 目を通すのが的確だろう。 Falcon 9 の Block5 以前の機体は多少のコストダウンが あるにしても、開発費の回収含め、ユーザーに還元できる 段階ではなさそう。 >>893 実はロケットの再利用その物は(スペースシャトルという形で)、 約40年前から行われている。再利用とコストダウンとは別物。 Falcon 9 の再利用が本当にコストダウンにつながっているのか、 イメージ戦略なのか分かりにくい面があるけど、 今まではユーザー価格にほとんど反映させてないのは事実。 >>897 かつては Falcon 9 の価格は it was raised to $61.2 million by June 2014.[ だったんだがな(この時点では再使用無し)。 Falcon 9 Full thrust での性能向上とコストアップが釣り合っているかどうか? あと、引用していた資料は条件など適切かどうか? Falcon 9 FT 以前の2015年の The DSCOVR mission, also launched with Falcon 9 for NOAA, cost $97 million. と言うバカ高いのがある。この時点での Falcon 9 の標準価格より5割増しだが、 軌道等やスケジュールなど条件つけると、契約価格跳ね上がるものらしい。 >>897 ついでに言えば、GTO 5.5t (Falcon 9 FT 第1段再回収)で、 $62 million は意外と高い。 Falcon 9 の FT 以前の機体で使い捨て運用するのと同等か若干上回るくらい のコストパーフォーマンスだろう。 (2ー3割の向上はしていない) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる