>>816
技術の話でなくてすまんが…
H3になっても官需での打上回数は現状程度。
一方、民需はMHIは頑張ると口では言ってるが、実際問題としては昔からのESA、ロシア、中国に加えて、SpaceXやらBlue Originやらのアメリカ民間勢に、インドまで加わって、競争は激化する一方。
民需で圧倒的な市場シェアを有していたAriane 4と5を擁していたESAですら、Ariane 6では官需メインで民需はおまけですと宣言する状況。
残念ながらH3の価格では年に何本も民需の打上を取ってくるのはあまり現実的ではない。
そうするとH3の年間打上回数は官需と民需合わせてこの数年間同様の4〜6回程度に落ち着くと考えるのが妥当(少なくともMHIはその前提で事業計画を立ててる)
一方でH3の価格はH-IIAの半額になる訳でそれはMHIのロケットの売上が半分になる事を意味する。一般に官需の契約は売上の一定の%を利益とする契約になってるから、売上半分=利益半分。
事業として続けていけるのか心配になる状況なのだが、大丈夫なのかな?
解決策としては、官需を2倍にする、民需で年間4〜6回の打上をダンピングなしで受注する、官需での利益率を2倍になるように政府の発注価格を引き上げる、の3択しかなさそうに思えるのだが…