https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00446470

>超低高度での衛星運用の目的は地上の高解像度観測にある。
>軌道の高度を下げるだけで、光学センサーの空間解像度やレーダーの信号雑音比(S/N比)が向上する。
>センサーの小型化や省電力化により、開発する衛星を小型・低コスト化できる。

>つばめはロケットからの軌道投入後、まず高度268キロメートルまで少しずつ高度を落とす。
>その後、大気の抵抗による高度低下に逆らうため、イオンエンジンを噴射して高度を保つ。
>これまで高度200キロメートル付近を定常飛行する衛星は存在しないという。
>この軌道保持のための衛星運用が今回最大のミッションとなる。

>光学センサーでの撮像実験なども行う。
>「超低高度衛星は地上の特定の場所をピンポイントで観察できる。
>光学センサーや合成開口レーダー(SAR)を載せた衛星と組み合わせれば、災害対応に役立てられる。


超低軌道といえば、アメリカ軍の偵察衛星が有名だが、
定常飛行というわけではなさそうだもんな。
通常500〜700kmあたりにいる情報収集衛星や地球観測衛星が、
この高度で定常飛行できれば、高画質化や撮像機器の小型化もできそうだね。