>>365
3のExampleを見たら明らかなように、アメリカのモノ作りのダメな部分が如実に出てますな。

燃料漏れに起因する宇宙機の全損事例だが、不具合の要素事象の発生確率が妥当かどうかが分からない。
宇宙用部品より民生用部品の方が「高性能」に仕立て上げられるが、いいのかねぇ。
例えば民生品を宇宙用の環境試験に供し、生き延びたモノを採用する。
母数が圧倒的に多い中から厳選されたモノなので、宇宙用の部品より堅牢と言い切ることができる。
…現実は違うよね。

また、発生確率を積算できる時とできない時があるはずなのに、そういう観点が無い。
例えばFigure3-1は燃料分配が2並列になってるが、10並列にした方が数字上は安全になる。
でも、現実は重量過多や共振で故障確率が一気に上がる。

故障確率を無批判に積算してしまうと、複雑な構造が正解になってしまう。