【重力波は間接的に証明されているそうですが、どうやって実証されたのでしょうか ?】

《ハルスとテイラーが1974年に連星パルサーを発見し、15年間の観測によって
間接的証明を果たしました。ある程度以上の質量の星は、その一生の最後に
自分の重みでつぶれしまい(重力崩壊)、超新星爆発を起こします。

パルサーは超新星爆発後に残った中性子だけからなる星、中性子星です。
半径は約10キロ程度なのに重さは太陽の約1.4倍という星が、お互いの周りを
ものすごいスピードでグルグル回っているわけですから、重力波の観察に打っ
てつけでした。

彼らは電波望遠鏡を使って、2つのパルサーが1回転する周期を測定し続けました。
重力波を発生するため、徐々にエネルギーが失われ、回転周期はだんだんと
早くなります。そして、次第に近づき、最後には衝突してしまいます。

彼らは、発生した重力波そのものを捉えたわけではありませんが、観測した軌道
周期の変化は、重力波が存在するものとして計算した値と0.1%の精度で一致しました。》


つまり、
「発生した重力波そのものを捉えたわけではありませんが、観測した軌道
周期の変化は、重力波が存在するものとして計算した値と0.1%の精度で一致しました。」

と認めているように、
「重力波が存在するものとして計算した値」がコンピュータ・シミュレーションによるもので、
いくらでも辻褄合わせが可能。