JAXAと中央大、ポンプでロケット燃料製造

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO03802270Z10C16A6TJM000/

国産小型ロケット「イプシロン」などに使う固体燃料は粘度が非常に高い。従
来は専用のミキサーでかき混ぜた燃料を作業員がバケツなどで運んでいた。イ
プシロン1基には約80トンの燃料が必要で、製造と運搬に手間がかかっていた。

 開発するポンプは空気圧で収縮する管状の人工筋肉を活用する。食べた物を
もみながら送り出す大腸の動きをまねて、固体燃料の原料をもんで混ぜながら
ロケットのタンクまで送り出す。