>>394の宇宙エレベーター建設は、静止軌道上にこだわらなくてよい、との案を採用した
建材は、月からマスドライバーで運ぶ
>>175参照 大林組宇宙エレベーター全体構成、軌道高度、周回速度より構築(静止軌道だけは、ほぼ正確な高度)
@地上57,000q、周回速度9,000q/h、周回時間約44hの軌道上の無重力地帯に、初期施設α(仮)を建設
Aα周回方向の後方に、完成形のケーブルをα周回軌道上に39,000q伸ばして先端にカウンターウエイトになる推進機付きの施設を繋ぐ
Bα周回方向の前方に、完成形のケーブルをα周回軌道上に57,000q伸ばしてテザー衛星を設置する
C(A.B)完了後、先行してテザー衛星を、マイナス(減速)加速度を掛けて放出する
Dテザー衛星の地球到着予定時間に合う様に逆算して発射、運用時の高度96,000q、周回速度約26,800q/hまで加速させる
E到着予定時間のズレの修正は、調整し易い方を主に修正する。到着予定時間は、テザー衛星が圧縮断熱に耐えられる速度まで低下した時間
Fテザー衛星が地球の自転の慣性力の支配下に入る頃に、カウンターウエイトが完成地点に到着。アースポートと地球と繋ぐ
Gカウンターウエイト側のケーブルを巻いて、張力を調整できるようになれば、宇宙エレベーターの形だけは完成

建設中は、敢えて張力をかけない(余分な燃料消費を抑える)
コリオリ力のズレは、その都度修正せず、最終地点をズレた先に置き、軌道を設定する(能動的にズレを修正できる)

コリオリ君達は、静止軌道上の衛星から下に錘を打ち出すだけで地球の重力だけで落ちていく?
修正するのはコリオリ力のズレだけと思っている?
>>220の図のように、作業中断できると思っている?・・・テザー衛星が地球の引力だけで停止すると思っている?

静止軌道上の人工衛星は、地球の自転周期と一致しているから止まって見えるだけで、約時速11,000qで飛んでいる
減速していないテザー衛星は、静止軌道上に戻ってくる


クイズです
地球から、同じ質量の宇宙機を、地上400qのISSと同じ軌道に乗せるのと、地上36,000qの静止軌道上に乗せること
どっちが多く燃料使う?