https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170820-00000003-konline-bus_all

ご承知のように2045年にはAIが人間の頭脳を超えると言われていて
(それより早くなるという説もいっぱいある─これをシンギュラリティという)、
それまでに人間が行っている仕事が代替されて、
いまある職業の半分以上がなくなるという話、らしい。

この特異点の波動は、国家資格をもった先生と呼ばれる方々
─医師や弁護士、公認会計士、一級建築士とかにも伝わって、
ビンビン振動させているようだ。
安泰なんだろうと思いきや、
むしろこういった高度に知的な分野ほどAIに侵食されかねないらしい。
ある弁護士は、「弁護士こそ真っ先にAIに乗っ取られる職業」だと言ってはばからない。

すでにアメリカではROSSという人工知能弁護士が活躍している。
もちろん全てを人工知能弁護士が代わるわけではない。
が、法律事務所などの新人弁護士(アメリカではアソシエイトなどと呼ばれる)などは、
そうそう活躍できる場所はなくなるだろう。

となるとステータスを確立している士業の人とそうでない人の業界格差が広がるのではと、
ワタシなんぞは深読みしてしまう。

さらに言えば、AIの精度が上がってくれば、
公認会計士や税理士などの仕事の一部を解禁して、
AIを通すだけで決算発表ができることになるかもしれない(AI規制緩和とワタシは呼ぶ)。
もう決算発表を延期しなくてもいいよね、東芝さん!