>>615
ERIZAは対話型の心理療法の
パロディープログラムでしかなかったのだけど、

ELIZAと対話をした人間の約半数は、
ELIZAに対して、強い依存性を示した。


後にイライザ効果と呼ばれるものも見られ、
それは認知的不協和の調整の一種であるとされている。

プログラムでしかない、
無機質なものに対して信頼を寄せるよりは、

プログラムを人間に近い物に、
脳内の情報を修正して、
信頼を寄せるのはおかしいことではないという、
自己暗示を行うと言うことだろうけど、


ここで重要なのは、
簡単な応答しかできないプログラムですら、

特定の話法に従ったものであれば、

人間の方で勝手に、
脳内補正してしまうという点にある。