人工知能で自我・魂が作れるか [無断転載禁止]©2ch.net
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うーん、
どう言ったら良いんだろう?
例えば、リンゴを定義する。
木になって、赤い実で、
phがの幅が、いくらからいくらで、
糖度の幅が、いくらからいくらで、
密度がいくらからいくらで、
と定義をした所で、
定義自体は、リンゴを形成する要素を
記述しただけに過ぎなくて。
それはリンゴではない。
では、
仮想空間に、リンゴを定義通りに再現したら、
それはリンゴであるか?
と言えば、
それは定義上はリンゴであるかもしれないけど、
実際のリンゴではあり得ないという事になる。
結局のところ、
仮想空間上に再現されたものを
リンゴかどうかを認める、
認めないは受け取る側の人間の問題になる。 これは魂でも同じ問題が起きる。
定義はいくらでもしたら良いんだけど、
複雑な定義をするメリットは、
基本的にはない。
リンゴと違って、魂の場合は、
それが本物であるということの証明はできないし、
証明しようとする労力自体が無駄になる。
では、
どうした方がより効率的であるか?と言えば、
魂やら、自我の機能の内、
必要な物や、役に立ちそうなものだけを再現すればいいだけで、
魂の全貌や、自我の全てを、
再現する必要なんてものはない。
そして、
その事を、チューリングは指摘していたから、
チューリングテストは、
一般的にはザックリしたテスト内容になっている。 これは、
要は、どんだけ精度の高い、
魂やら自我を、
電脳空間上に生み出したとしても、
そんなものは、
魂でも自我でもないという層が出てくる。
分かりやすく言えば、
どんだけ、周りに気を使った所で、
クレーマーみたいなものが出てくるのが分かりきってるのが、
魂やら、自我の生成という問題になる。
(宗教家や思想家や、その他、利害関係者やらが、絶対に文句を言ってくる)
だったら、
人間とそう変わらない、
受け答えができる程度の人工知能をもって、
魂なり、自我なり、意識の形成ができたと、
言い張って、貫き通した企業なり研究所が、
まあ、恐らく強いという結果に繋がる。
要は強いという事になる。 ただし、
自己バージョンアップが出来て、
GODLIKE MACHINEに到達する人工知能を作りたいという場合は、
この手法では到達する可能性は低い、
ただ逆に、
人間の意識やら自我、やら魂を再現した、
人工知能がGODLIKE MACHINEに到達するか?
と言えば、それもよく分からないというか、
それは、人間が賢くなったら、
神の如き存在に到達するのか?という話で、
まあ、これも恐らく到達しない。 人工知能が、人工知能自身のバージョンアップをするには、
プログラムがプログラム自身の改善をするということで、
プログラム(関数)がプログラム(関数)の最適化をしていく必要が出てくる。
要は、
GODLIKE MACHINEを作ろうとすれば、
人間の魂を精巧に模倣したものであろうと、
人間の魂を模倣しないものであろうと、
プログラムがプログラムを改善する。
関数を最適化するという、
プロセスが必要になってくる。
もっと単純化すれば、
関数を最適化できるプログラムなり
アルゴリズムを生み出せば、
いずれは、GODLIKE MACHINEに到達するという事になる。
では、
関数を最適化するプログラムと言うものに、
自我やら意識が必要なのか?
と言う問題に関しては、
恐らく、そんなものは必要ない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています