『世界のレチノール動向2019年版』
販売開始年が1980年代のゼオスキン、エンビロン、2005年のナビジョン、これらはドクターズコスメ。
エンビロンは最初から創始者が酷い皮膚反応を起こしたことから、刺激の弱いパルミチン酸レチノールを使って、使用量の段階アップのシステムまで存在する。

ゼオスキンは酷い皮むけがおそらく半分くらいの人に起こるトレチノインから開始し、ようやく2015年にはトレチノインでは連用すると耐性が生じ、
逆に難治性の酷い色素沈着を起こすことを公表し、注意喚起のためにレチノールを出す。
https://zoskinhealth.com/blog/tag/skin-brightening/
https://hauteliving.com/2016/09/how-to-make-sun-spots-fade-away-from-dr-zein-obagi/620139/
http://modernaesthetics.com/2013/04/taking-the-pulse-of-hydroquinone-therapy-a-plea-for-caution

しかし、まだレチノールの副作用は強く化粧品には問題があった。さらに徹底的な価格破壊が起こる。
エスティローダー(オーディナリー)は化粧品に適した副作用少ない次世代レチノイド(エステル化トレチノイン)を登場させる >>136
2019年はレチノールのような副作用を起こさないとしてバクチオールがトレンドに。(カルトビューティでも今は売り切れ)
日本のメーカーもKISOやトゥベールも、価格と成分において徹底攻勢。
高級ラインでは、独自配合と段階アップのエンビロンが独走。

※ 3種類の濃度で比較し、トレチノインとレチノールは光による皮膚老化に同じ効果(色素沈着の改善含む)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/25607905/
※ バクチオールとレチノールは光によるシワと色素沈着改善に同等で、バクチオールの副作用は少ない
https://bhn.jp/news/100501