若者がSNS相手から起業家育成セミナーに勧誘され、高額の受講料を請求されてトラブルになるケースが相次いでいる。

内容が乏しい上に受講料は高額で、消費者金融からの借金で支払わされる事例も目立つ。

全国の消費生活センターなどに寄せられた相談は昨年までの7年間で5倍以上に増えているみたい。

 受講料を支払えない若者に対しては、消費者金融から借り入れさせる手口も横行しているみたいで、定職に就いていないため借金できない場合は、

実際は働いていないのに勤務しているように装って在籍の問い合わせに応じたり、偽の源泉徴収票を発行したりする「アリバイ会社」の利用を勧めるケースもあるという。

 今年3月に消費生活センターに相談した九州北部の20代男性は、スマートフォンのSNSアプリで知り合った相手と喫茶店で会い、受講料130万円の起業セミナーの勧誘を受けた。

「アリバイ会社」を紹介されて消費者金融で借金もしたが、受講したセミナーは起業につながるような内容ではなかった。

 福岡県内の予備校生ら6人は昨年9月と今年3月、セミナーに勧誘されて多額の受講料をだまし取られたとして、セミナー運営会社「pri◯o」などを相手取り、総額約730万円の損害賠償を求めて福岡地裁に提訴した。

地裁は9月30日、「組織ぐるみで詐欺行為をした」として同社と経営者らに全額を支払うよう命じた。

この話どこかで聞いたことある。
皆さん気をつけて。