>>1の議論に答えるようなことは大体、ここを読むと明確に書いてある。

2050年の低炭素社会に向けた水素エネルギーの位置づけと導入見通し
http://eneken.ieej.or.jp/data/4854.pdf

要点は、
水素利用は現状では高価。将来のコスト低下を見込んで開発を進める「オプション」の位置付け。
工場などの余剰(副生)水素は確かにあるが、それによって「水素社会」が成り立つほどの量はない。
水素利用の目的はCO2削減。CO2を削減しなくていいのなら、そもそも水素は必要ない。
オーストラリアの褐炭由来の水素は、現地でのCCS(CO2回収・貯留)を前提としている。
つまり日本国内でCCSができない場合に、オーストラリアでやってしまおう、というのが褐炭由来水素のコンセプト。

だいたいこんなところ。
>>1の言っていることも、まあ半分弱くらいは正しいけど、
別に水素推進している人たちが「嘘付いてる」とかじゃなくて、
こういうことも全て理解した上で、「オプション」として研究開発を進めている、ってこと。