なんか言い争いになってるから上場してる電子書籍銘柄の決算資料見てきた
まあパピレスとイーブックだけなんだが参考までに

パピレス 売上高162億 売上原価70億 売上総利益92億 販管費79億(内広告宣伝費52億) 営業利益約13億
イーブック売上高74億 売上原価40億 売上総利益34億 販管費37億(内広告宣伝費4億) 営業利益2.5億

ちなみにイーブックは紙書籍販売は売上と売上原価から差し引いた数字で販管費には紙書籍も含まれてるため(分けられた数字が無かったため)
売上総利益34億販管費37億だが少しばかり利益は出てる模様
ここから分かることは値引き販売をあまりしないパピレスは粗利57%値引き販売をするイーブックは46%
またイーブックの販管費にはポイント引当金繰入額7億(要するにポイント付与分の費用)あり広告費を差し引くと販管費は同じぐらい

パピレスはここ数年毎年20%から30%ほど成長してきたがイーブックは10%ちょっとで大差をつけられてる
他に決算が分かるのはまんが王国90億 めちゃコミック200億でイーブック1人負け状態
これらのことからヘタに安売りやセールを行っても売上増加には貢献せずむしろ値引きせずに
しっかり利益を出しその分広告宣伝費に回して顧客を開拓した方が勝ち組になったようだ

ちなみに電子書籍は座布団ビジネスとか根雪ビジネスって呼ばれてて売上高が増えれば増えるほど
利益率が良くなる(売上高の伸びに対して固定費の増加が少ないため)ため電子書籍業界が伸びてるのに
売上高の伸びが少ない企業はのちのちジリ貧になる恐れがある
上のスレでも誰かが言ってたけどセールや値引きでしか買わない客層優遇しても宣伝広告乱発してる会社にまるで歯が立たないから
経営戦略を変えた可能性は十分有り得そうですね