地学関連の話題なんでもスレpart3
スレを立てるほどでもない小さな話題でも気軽に書き込める 地学関連の話題をなんでも扱う、総合「受け皿」スレです。 他板にある地学の話題のスレを紹介したり、巷のニュースで 地学関連のネタを見たなどの、ゆるーい話題も歓迎します。 濃い話題であれば、なおさら歓迎。 過疎板ですので、ロングテール志向で、気長にやりましょう。 前スレ http://ai.2ch.net/test/read.cgi/earth/1398169286/l50 >>26 すいません、訂正です。 (太平洋)中央海嶺玄武岩は中生代以降の物です。 に訂正します。 >>33 おはようございます。御意見ありがとうございます。 この壮大な物語の根拠を現在地学的に説明中です。 私が「古太平洋プレート説」を発見したきっかけは、地図を眺めていたところ、「あれっ!?何かヘンだぞ?」 と思った事がきっかけです。私も日本背弧拡大説を信じていました。 具体的には「アリューシャン海盆と日本海は何故同じような美しい弧を描き、しかも同じような水深なのか」という事が私の「古太平洋プレート説」の発見に直接関与しています。 「古太平洋プレート説」の秘密はアリューシャン海盆にあります。 アリューシャン海盆は古生代に東太平洋海嶺から発散され、プレート運動によって太平洋沿岸各地に配置された「古太平洋プレート」の一枚です。 アリューシャン島弧の形成は6500万年前です。伊豆・小笠原島弧の形成は5500万年前です。 不思議な程、近い年代だとは思いませんか。古生代に東太平洋海嶺から発散された「古太平洋プレート」が太平洋プレートの動きによって、とうとうユーラシア大陸の東岸に到達したのなら説明が成り立ちます。 さらに、アリューシャン海盆の海底地図を見ると、奇妙な海山列があります。 この奇妙な海山列の北端は9500万年前に形成された物です。 そして、ハワイ海山列の北端は8500万年前です。 つまり、アリューシャン海盆の奇妙な海山列はハワイ海山列なのです。 これは、「アリューシャン古太平洋プレート」が東太平洋海嶺からハワイホットスポットを通過して、現在の位置に到達した物なのです。 外国の研究者の少数も、私と同じ意見である事に私は驚きました。 >>32 続き 4500万年前、太平洋プレートの進行方向が北北西から北西へと変化しました。 これはハワイ海山列に記録されています。 4500万年以前、北北西の太平洋プレートの進行によって北進を続けていた東日本島弧と日本海・フィリピン海プレートは、4500万年前に北進を終了します。 そして、4500万年前の太平洋プレートの進行方向の変化(北西)により、日本海・フィリピン海プレートに北西方向の圧力がかかるようになりました。 その結果、九州の五島列島から長野県まで、日本海・フィリピン海プレートが割れてしまったのです。白山火山帯の事です。 西日本島弧の形成は4500万年前、ハワイ海山列が曲がっている場所は4500万年前です。 つまり、4500万年前の太平洋プレートの進行方向の変化によって、日本海・フィリピン海プレートという1枚のプレートが割れて、日本海プレートとフィリピン海プレートに分離、その割れ目に火山が形成され、西日本の原型が形成されました。 同時に、日本海プレートとフィリピン海プレートが分離形成されたのです。 日本海プレートとフィリピン海プレートが4500万年前に白山火山帯で割れて、2枚のプレートとなった後、フィリピン海プレートは時計回りに回転運動し、中央構造線まで非噴火性の火山を形成します。 中央構造線まで非噴火性の火山が達すると、それ以降は単なる堆積をするようになります。 沖縄海盆・南西諸島もフィリピン海プレートの運動による非噴火性火山により同じように形成されました。 これが、「日本古太平洋プレート説」の概要です。 整理すると、 @古生代に東太平洋海嶺から特殊なプレートが発散される。 このプレートは半陸半海の性質を持つ、沈まない海洋プレートであり、正体は西日本やカリフォルニア半島湾岸、中南米等で見られる塩基性玄武岩である。これを「古太平洋プレート」と名付けています。 A古太平洋プレートは太平洋プレートの運動により、約2-3億年かけて、とうとう日本の位置に到達。 B日本の位置に到達した古太平洋プレートはユーラシア大陸に沈み込まずに、割れて引っ掛かって、残ってしまった。5500万年前の出来事である。 Cその後、太平洋プレートの北北西方向の動きにより、東日本島弧は(分割前の)日本海・フィリピン海プレートごと約1500q北進、千島海盆プレートが分割形成された。5500万年前から4500万年前の出来事である。 D4500万年前、太平洋プレートの進行方向が北北西から北西に変化。同時に東日本島弧と日本海・フィリピン海プレートの北進が停止。 E4500万年前、太平洋プレートの北西方向の進行により、日本海・フィリピン海プレートへ圧力がかかり、白山火山帯で割れて、日本海プレートとフィリピン海プレートは分割され、2枚のプレートとなる。 Fそうして出来た日本列島の原型に各種堆積がはじまり、日本列島は「太り」、現在に至る。 Gつまり、千島海盆プレート、日本海プレート、フィリピン海プレートは一枚のプレートであった。 私の「日本古太平洋プレート説」の有用性について説明します。 @全てプレートテクトニクスを用いて説明されている。「魔法のマントルプルーム説」とは違い地学的である。 A日本背弧拡大論では全く説明出来ない北海道の形成をプレートテクトニクスで説明。 B東日本と西日本の地質の違いをプレートテクトニクスで説明。 C日本列島の複雑な地質構成をプレートテクトニクスで簡素に説明。 D西日本に見られる塩基性玄武岩と中南米等の東太平洋海嶺と接しているプレート周辺で見られる塩基性玄武岩との関連を指摘。 D別地塊であり、古い太平洋プレートが割れて残ってしまっている、という見解が濃厚なアリューシャン海盆と日本海プレートの類似性を指摘。 E「日本古太平洋プレート説」を用いて日本列島の地質や形成年代等を見ると、うまく説明が出来る。 F太平洋全体を使って日本は形成されたという壮大な説で、かっこいい。 >>41 御意見ありがとうございます。 私の数学力と物理学力は大変低く、相図という言葉も初めて知りました。 相図をWikiで見てみましたが、「プレートが冷めると重くなるから沈む」という話のようですね。 現太平洋プレートにはこの話は当てはまると思いますが、日本古太平洋プレートには当てはまらないと考えています。 と言うのも、日本古太平洋プレートには現太平洋プレートが潜り込み、押し上げている効果があると思われるからです。 また、太平洋沿岸各地に配置された古太平洋プレートは塩基性玄武岩であり、このサンプルを西日本の陸上で見られる塩基性玄武岩に求めて良いのか、それとも、日本海等を深海底掘削してプレートのサンプルを求めるべきなのか、私にはわかりません。 >>42 続き さらに、プレートを沈み込ませる力は、プレートが冷えて重量が増すという事だけではありません。 (大西洋)中央海嶺が拡大する圧力によっても、プレートが押され、沈み込ませる力が発生しています。 正直なところ、現在の相図はプレートが冷えて重量が増すという事だけに着目した、目安にしか過ぎないと思います。 しかしながら、重要な目安だと思います。 また御意見を頂けると嬉しいです。 私自身、もっと塩基性玄武岩について調べてみます。 >>42 違う、Phase Diagramのほう それを理解してないから科学的に意味が無いトンデモ論に聞こえる 具体的にいえば26みたいなやつなんだけど西日本とかの塩基性玄武岩でプレートを作ることができない あれはPeridotiteに圧力と水、そしてそこまで温度が高くない状況じゃないとあの組成にならない ちなみにそういうでき方はIABなんで噴出量はMORとは比べ物にならないほど小さい MORBはアディアバティックな上昇で温度が上がって、マントルの含水量程度の水で溶けるタイプ >>46 いつも御意見ありがとうございます。 45、46で言われた事、勉強して来ます。 岩石にお詳しい方と見ましたが、ひとつ、教えて欲しい事があります。 もしお暇でしたら、教えて下さい。 ・MORBと太平洋の海底火山(ハワイ等)から噴出される玄武岩は、どう違うのでしょうか。 玄武岩の成因とか温度圧力条件とかなら 細かいことからしっかり書かれているMcKenzieの論文がいいかな MORB McKenzie (1984) The generation and compaction of partially molten rock ホットスポット Watoson & McKenzie (1991) Melt generation by plumes: a study of Hawaiian volcanism 私の専門は液体の統計物理なんで全然岩石学は専門じゃないんだ、すみません。 >>49 ありがとうございます。早速見てみます。 私はほとんどプレートテクトニクス論のみの観点から「日本古太平洋プレート説」を論じ、今の私では限界が低いと感じています。 なるほど、ハワイの玄武岩はやはり、塩基性玄武岩の一種でしたか。 知りたい事がバッチリ書いてありました。 東太平洋海嶺産のMORBの写真を見ると真っ黒で、ハワイの玄武岩を見ても真っ黒でしたので、どういう違いがあるのかと思っていました。 私の言っていた西日本の塩基性玄武岩は、形成年代が1.6Ma(玄武洞調べ)と新しく、古生代の太平洋プレートが陸上に出てしまった物ではなく、西日本形成時に古太平洋プレートが熱変成されて出来た物と推測します。 相図についてですが、玄武洞等の塩基性玄武岩は採取出来るので書けますが(私には不可能)、海底プレート採取が不可能である現在、「古太平洋プレート」を形成する岩石の相図作成は無理だと思います。 しかしながら、玄武洞等の塩基性玄武岩を調べる事によって、「古太平洋プレート」の化学的構成を推測出来そうですね。 また、何故私が西日本や中南米の塩基性玄武岩に注目しているのかと言うと、これらの塩基性玄武岩はどうやら、「古太平洋プレート」同士が衝突している地帯に分布しているようなのです。 またもや非化学的な観点からこれらの塩基性玄武岩を観察しますと、乾いている状態では白から明るい灰色、水で濡らすと黒になる、という共通点があります。 私は東日本人で、神奈川県の花見川河口域等で見られる、真っ黒な砂利で構成される浜を知っているので、玄武洞の写真を見て、その白っぽい色に驚きました。・東日本は日本海プレート+太平洋プレート ・西日本は日本海プレート+フィリピン海プレート ですから、別々の玄武岩が分布していると思います。 >>53 花見川→× 花水川→○ でした。訂正します。すいません。 >>55 えっ!?と思って見てみたら、確かにそう書いてありますね。 初めに玄武岩と命名してしまったので、引っ込みがつかないんでしょうか?! 目視による色なんだけど、水で濡らした方の色以外あんまり意味ないよ >>40 続き 「日本古太平洋プレート説」の欠点について説明します。 @日本海等、「古太平洋プレート」の深海底掘削によるプレート質の採取が行われておらず、様々な観点からの推測となる。 Aほとんどプレートテクトニクスのみの観点から論じられており、物理学や岩石学等による証明がなされていない。 さて、次は太平洋沿岸各地に配置された「古太平洋プレート」についての説明です。 古生代に東太平洋海嶺から発散された「古太平洋プレート」は、その後の太平洋プレートの運動と、(大西洋)中央海嶺の拡大によって太平洋プレートが押される、という主に2つの圧力によって、太平洋沿岸各地に運ばれて行く事になります。 そして、半陸半海の性質を持つため、沈み込まずに割れて引っ掛かって、現在まで残っているのです。 北太平洋から時計回りに説明して行きます。 @アリューシャン海盆 A北米プレート沿岸部分は無しです。(補足解説あり) Bカリブプレート Cココスプレート Dナスカプレート Eスコシアプレート F南極プレートの太平洋側。南極プレートは2枚のプレートで構成されています。 Gオーストラリアプレートの太平洋側 Iフィリピン海プレート J日本海プレート K千島海盆プレート それらの個々の説明を行います。 @アリューシャン海盆プレート これは、私が「古太平洋プレート説」を発見した場所であり、最もわかりやすい「古太平洋プレート」です。 アリューシャン海盆の海底図を見ると、異常な海山列が見えます。 この海山列の名称は北側は「シルショブ海嶺」、南側は「ボワーズ海嶺」と名付けられています。 シルショブ海嶺の年齢は9500万年前で、南側のボワーズ海嶺に行く程、年齢が若くなります。 また、ハワイ海山列の北端は8500万年前です。 つまり、アリューシャン海盆の異常な海山列は、ハワイ海山列なのです。 東太平洋海嶺から古生代に発散された「古太平洋プレート」が、ハワイホットスポット上を通過して、北太平洋に到達、そして割れて引っ掛かって残っている物なのです。 地震図を見ますと、カムチャツカ半島とアリューシャン海盆の境目に地震が観測されます。 これは、アリューシャン海盆が別地塊である証明です。同じように、アラスカとアリューシャン海盆の境目にも、地震が観測されます。 地震図から見ても、異常な海山列の年齢から見ても、アリューシャン海盆は別地塊であるのです。 (地震図を貼りつけられない事が残念です。お詫びします。) また、アリューシャン海盆の異常な海山列は「S字」のように曲がっています。これは、「9500万年前から8500万年前の間に、太平洋プレートが急激に東に進行方向を変え、その後、急激に北西に進行方向が戻った」事を表しています。 これは太平洋プレートの進行方向に関するイベントを記録している物なのです。グラフそのものなのです。 ★2ch勢いランキングサイトリスト★ ◎ +ニュース板 ・ 2NN ・ 2chTimes ◎ +ニュース板新着 ・ 2NN新着 ・ Headline BBY ◎ +ニュース板他 ・ Desktop2ch ・ 記者別一覧 ◎ 全板 ・ 全板縦断勢いランキング ・ スレッドランキング総合ランキング ◎ 全板実況込み ・ 2勢 ・ READ2CH ・ i-ikioi ※ 要サイト名検索 忘れてました、「古太平洋プレート」の性質についての説明です。 古生代に東太平洋海嶺から発散された異質な海洋プレート「古太平洋プレート」は、 @半陸半海の性質を持ち、海溝等に沈み込む事がない。 A割れやすい。 B割れても自己修復機能のような事をする。割れ目に非噴火性火山を形成する。まるで、かさぶたのように。 C堆積能力が強い。 D海溝等に少し沈み込んでも非噴火性火山を形成し、実質的に沈み込んで行く事はない。 >>61 続き Aの北米プレート太平洋沿岸について説明します。 北米プレート太平洋沿岸には、「古太平洋プレート」はありません。 それは、東太平洋海嶺は北米プレートの下にあり、古生代に発散された「古太平洋プレート」は太平洋に発散せず、代わりにロッキー山脈を形成したからです。 つまり、北米プレートが蓋のような役割をし、「古太平洋プレート」は発散せずに北米プレートの下に溜まってしまい、ロッキー山脈を形成したのです。 ロッキー山脈には「火山フロント200kmより内陸部にある。」という、環太平洋火山帯の常識に当てはまらない謎があります。 しかも、「北米プレートに太平洋プレートが潜り込んでいる」という一般的な説に反し、北米プレートには太平洋プレートの玄武岩は見られません。 太平洋プレートは北米プレートに潜り込んではいないのです。 つまり、東太平洋海嶺は先カンブリア期から北米プレートの下に位置し、そして活動して来たのです。 ですから、北米プレートの太平洋沿岸には「古太平洋プレート」は無く、代わりにロッキー山脈が形成されたのです。 説明不足ですが、概要はこのようになっています。詳しい説明は後で行います。 日本領海太平洋側で広域地震探鉱やって、構造などもう方がついてるけど。この期に及んで自説も他説もあるかボケ。 >>65 日本の周りを遊び程度に見て、何がわかる。盲目のバカ。 取り敢えず何の証拠もない妄想は学問板では勘弁願いたいな。ブログでやってくれ。 >>64 続き BとCのカリブプレートとココスプレートについて説明します。 BとCを一まとめにして説明するのは、これらは一枚のプレートが割れた物だからです。 北米と南米を繋ぐ陸橋、つまり、中南米はカリブプレートとココスプレートが分割し、ぶつかり合い、堆積して形成された物です。 カリブプレートは太平洋プレートが大西洋(カリブ海)に進出して行った物である事は、多くの研究者が認める事であり、私の「古太平洋プレート説」とも一致しています。 カリブプレートは「古太平洋プレート」の性質をよく表しているプレートです。それは、「割れやすく、堆積能力が強い」という事です。 カリブプレートを観察すると、まるでアルミフォイルをくしゃくしゃに丸めた後、広げたようになっています。 これは、カリブ・ココスプレートが割れて、互いに押し合い、その割れ目に非噴火性火山と堆積により、陸地が形成された物です。 また、南米プレート北部を見ますと、カリブプレートが一部、南米プレートの下に潜り込んで、南米プレートの重さにより、へこんでしまっている状態も観察されます。 また、カリブ・ココスプレートの範囲は現在の研究よりだいぶ広く、南米北部のベネズエラ国とコロンビア国にまで及び、北はメキシコ国のコリマ山、ユカタン半島、キューバ島、そしてアンティル諸島まで含まれます。 また、この地域では西日本で見られる塩基性玄武岩が観察され、翡翠の飾り物も特産品として知られています。 日本との共通点が多いのは、同じ「古太平洋プレート」で形成されているからです。 >>67 何の根拠も無い日本背弧拡大説は、ブログでやって欲しいな。 >>69 個人ブログ(笑)どころか査読付きの国際誌に山ほど載っていますよ。ご覧になったことはありませんかね。 片や日本海が背弧でないという論文なんてここ20年以上は掲載された事なんてないですね。 まともな説得力ある証拠さえ提示できれば、nature辺りに普通に載る話題なはずなんですが。不思議ですねえ。 >>68 続き Dのナスカプレートについて説明します。 ナスカプレートはなんと、「日本古太平洋プレート(群)」(千島海盆プレート、日本海プレート、フィリピン海プレート)の片割れです。 ナスカプレートと「日本古太平洋プレート(群)」の長さを見ると、ほとんど同じである事がわかります。 同様に、カリブ・ココスプレートの東太平洋海嶺に面する距離は、アリューシャン海盆プレートの島弧と同じ長さです。 つまり、「日本古太平洋プレート(群)」(千島海盆プレート、日本海プレート、フィリピン海プレート)は、東太平洋海嶺の南米沖で発散され、ナスカプレートはそのままの位置、「日本古太平洋プレート(群)」は太平洋を横断し、ユーラシア大陸の東端に運ばれて来たのです。 ナスカプレートは中生代から新生代の太平洋プレートと考えられていますが、(一般的な太平洋プレートの年齢図による。)実は違います。 ナスカプレートは南米プレートに潜り込んでいます。しかし、南米太平洋沿岸には真っ黒な太平洋プレートの玄武岩が見られません。つまりナスカプレートは現太平洋プレートではなく、古生代に東太平洋海嶺から発散された「古太平洋プレート」の一枚なのです。 この事は、ナスカプレートが南米プレートに潜り込んで巨大なアンデス山脈を形成している事からもわかります。 「古太平洋プレート」は海溝に沈み込む事はなく、少し沈み込んでも、非噴火性火山を形成する、という性質をここでも表しています。 >>72 30年以上前に膨大な証拠により決着がついたと理解されている問題です。 それを覆せるまともな証拠があるなら、それだけで一流誌でも容易にアクセプトされるでしょう。 勿論言うまでもなく、そんな画期的テーマについて2chに書き込んでいる時点でお察しというものですね。 つまり、あなたの考えはプロの科学者からの検証に堪えない、妄想だと言うことで既に決着しているのです。 >>74 地学家の誰もが日本背弧拡大説に対し、疑問を持っています。どうしてもその形成がプレートテクトニクスで説明できないからです。魔法のマントルプルームに頼らざるを得ない、非科学的な説なのです。 そんな事を言っていないで、私の連載事項をひとつひとつ否定してみてはどうですか?アリューシャンの事実を否定してみては? 「古太平洋プレート説」の概要の説明が終わったら、日本背弧拡大説の完全否定に入ります。 >>75 わりとそんなことなくて、プリュームなくてもスタグナントで説明できるんだな 今はスタグナントで説明する方が一般的なんだが >>75 あまりにもジャンクサイエンス過ぎて手の施しようが無いですね。文もロジカルに繋がっていないし。 まあ、ぱっと目に付いたものを上げれば、 >>73 ナスカプレートが太平洋プレートと違うのは既知ですよ。ファラロンプレートだったんですから。 南米には今も太平洋プレートは沈み込んでいないので、太平洋プレート由来の付加帯が無いのは当然ですね。 根本的に事実誤認に基づいています。 で、そこから >> 「古太平洋プレート」は海溝に沈み込む事はなく、少し沈み込んでも、非噴火性火山を形成する、という性質をここでも表しています << に繋がるロジックが意味不明です。「非噴火性火山」なんて矛盾した言葉存在しませんし。 ファラロンプレートの付加帯は沢山ありますし、トモグラフィーで数千kmのスラブが見えていますから、大量に沈み込んでいるのは明らかです。 地磁気の縞模様からも、或いは沈み込み帯のIODPによる掘削結果からも、現在地表にあるナスカプレートは新しい新生代のものだけですね。 したがって「海溝に沈み込む事はなく」というのは決定的に否定されます。そもそもメカニカルにも有り得ない。 >>76 やっと地学的な意見が出たか。御意見ありがとうございます。 スタグナントもマントルプルーム説の一種ですね。しかしまあ、あなたもマントルプルーム説は魔法だとして恥じているようですね。 例えば、インド洋のプレート構造はマントルプルームに由来すると言えそうですが、これらは両側発散しています。 日本海は片側発散らしいですが、そんな事はあるのですか? >>77 ファラロンプレートはジュアンデフカプレート等、現在理解出来ないプレートを無理に説明しようとした仮説であり、私の「古太平洋プレート説」から見て「あと一歩」と言える説です。 確か、ファラロンプレート説ではアリューシャンを割れて残ったプレートとしていませんでしたっけ? ジュアンデフカプレートは割れて残ったプレートとしていますね。 しかし、北米プレート太平洋沿岸に海洋プレートが潜り込んだ形跡はありません。沿岸部に玄武岩が堆積していない事、ロッキー山脈が非噴火性火山である事、ロッキー山脈が火山フロント200kmより内陸部にある、という事実からも判断出来ます。 また、ナスカプレートがファラロンプレートであるのなら、東太平洋海嶺を挟んで地磁気の縞模様が太平洋プレートに相互関係しているはずはありません。 また、海洋底にはどこでも新生代等の堆積物が厚く堆積しています。 海洋プレートは必ず沈み込む、と言われていますが、沖縄海盆はフィリピン海プレートが沈み込まずに堆積した物です。もしくは、軽く沈み込んで非噴火性火山を形成しながら堆積・開弧した物です。 沈み込まないプレートの存在をよく表しています。 それと、ファラロンプレート説やクラ海洋プレート説等はハワイ海山列の年齢によっても、その動きによっても、否定されます。 >>79 言っていることが主張の何のサポートにもなっていませんよ。 エビデンスに基づいたロジカルな立論が出来ない人には科学は無理ですし迷惑なだけですね。 堆積とか火山とかそういう基本的用語の定義も理解されていないようですし。 そもそも海洋底の年代って、絶対年代で決められるんですよ? 文献調査されました? 黒い玄武岩だとか、堆積能力だとか、あまりに不勉強過ぎて最早呆れられているということをもっと自覚された方が良いかと。 出直して来たら如何でしょう? >>81 ハワイ海山列がファラロンプレート説等を否定していますから、そういった話は無意味です。 これがわかりますか? >>82 無い知識で思わせぶりな事言っても恥かくだけですよ(笑) >>78 違うよ 単純に相転移と熱伝導率と粘性の関係でしかたなくああなってるだけだよ さすがに高圧物性知らないようだから魔法に思えるのもしかたないだろうけど >>78 加えて書くとまぁ、スタグナントスラブに関していえば地震学的にほぼ間違いなく存在しているといっていい (Fukao et al. 2009 レビューだから初学者にも読みやすいと思う) まぁアルプスとかで見れるmeta-gabroみたいなことでスタグナントする。 勘違いしてるようだけど、スタグナントはマントルプルーム説の一部だけど(いわゆるCMB由来の)プルームではないっていうこと。 スタグナントスラブによってBABが出来るって言うのはNakakuki & Mura(2013)とかで言われてるな。 まぁあのシミュレーションは定性的には良くできてると思う >>84 日本海はバウムクーヘン状、レコード状の縞模様のような地質構造ですか? >>85 マグマ溜まりは、おそらくあると思います。 >>73 続き Eのスコシア(スコルティア)プレートについて説明します。 スコシアプレートは地図を見てわかる通り、カリブプレートと共通性が高い物です。 共に南米プレート下に潜り込んで、南米プレートを支えるような働きをしています。 また、カリブプレート同様、大西洋プレートがスコシアプレートに潜り込んでいます。カリブプレートもスコシアプレートも「古太平洋プレート」であり、半陸半海の軽い海洋プレートである事がわかります。 また、島弧を形成するという性質も共通しています。 スコシアプレートは太平洋から大西洋に進出して行った事は、南米プレート南部が大きく湾曲している事を見るとよくわかります。 つまり、スコシアプレートはナスカプレートもしくは西南極海プレート(西南極海、南極海の太平洋側。「古太平洋プレート」の一枚です。)が、地質から見ておそらく新生代になってから、大西洋へ押し出されるようにして進出して行った物なのです。 バームクーヘンとかレコード状とか抽象的な言い方されましても 地学というより鉱物を学べる大学はどこですか? また就職先を教えてください >>90 わからないのですか。地学知識以前の事がわからないですか。 地学I、IIを学びたいのですが、おすすめの本になにがありますか? >>89 続き Fの南極プレートについて説明します。 南極プレートはなんと、2枚のプレートで構成されています。 西南極と東南極は別のプレートで出来ているのです。西南極と東南極では、地質が全く違うという事からだけでも推測されます。 西南極の地質は古生代から新生代の堆積物によって構成されており、東南極のゴンドワナ然とした地質とは全く違います。 しかも、西南極の海洋部分は東太平洋海嶺から延びています。 西南極は元々存在していた東南極にぶつかり、堆積した「古太平洋プレート」で形成されているのです。 つまり、南極プレートは実は2枚のプレートで構成されていて、陸上部分は南極横断山脈がその境、海洋部分ではスコシアプレートとニュージーランド南方沖がその境です。 >>92 100年前でさえ誰もそんな低レベルな内容で地質を記載する人は居ませんよ。 全てはあなたの妄想で、実際の地球とは異なりますね。 >>90 x^2+y^2=n・r^2 n∈Z なのか、 x=rθ*cosθ, y=rθ*sinθ θ∈R+なのか バームクーヘンとか日本だと1段巻く→焼くが多いけどいろいろな形状があるしね 科学で使う言葉で書いてくれないと曖昧だから、形状の(細かい所を除いた)関数か、地質図とか磁気マッピングとかそういう図示をしてもらわないと >>91 鉱物の何を学びたい?今の流行りだと ・高圧 高圧相平衡 高圧鉱物物性 高圧超硬 ・鉱物・水 含水鉱物合成 鉱物・水界面 ・応用鉱物 ゼオライトタイプ(担持触媒、吸着剤) 粘土鉱物(担持触媒、吸着剤、シール材) メソポーラス・ナノポーラス スクッテルダイトタイプ(熱電材料) ペロブスカイト型(電気・電子材料) >>91 付け加えて ・粒界 変形 粒成長 ・非晶質 ナノ非晶質 ガラス 融体 とかも結構いる >>96 いつも指摘が意味ないんですよね。本質のわからない初心者ですかね、あなたは。 >>94 続き Gのオーストラリアプレートの太平洋側について説明します。 オーストラリアプレートの太平洋側は、「古太平洋プレート」で出来ています。残念ながら、この地域ではその証拠が少ないです。大きな証拠となる、「良い地震図」が取れないのです。 最大の証拠はニュージーランドの南島と北島の比較です。 北島は「古太平洋プレート」と太平洋プレート、南島はオーストラリアプレート(の海洋部分)と太平洋プレートという構成になっています。 北島は太平洋の常識通りの構成(太平洋プレートが潜り込んでいる。実際にはすれ違い境界線)となっていますが、南島は太平洋の常識から唯一外れている場所です。 南島ではなんと、太平洋プレートがオーストラリアプレートに乗り上げてしまっています。 これは太平洋プレートよりオーストラリアプレートの方が重い事を表しています。 つまり、オーストラリアプレートの太平洋側は別プレートで構成されているのです。 しかも、この別プレートにはたくさんの断層と断層に沿った堆積(海嶺)が見られ、このような特徴は「古太平洋プレート」と一致します。 このオーストラリアプレートの太平洋側は長さから判断して、東太平洋海嶺の南極部分から両側発散された「古太平洋プレート」の片方です。 しかしながら、残念な事にこの地域では地震が起こりにくく、起こっても太平洋プレート沿いであり、オーストラリアプレートの太平洋側内部で地塊に沿った地震が観測されない事が証明を難しくしています。 >>99 君煽るのうまいですね^^ 確かにAllegre&Turcotte(1986)みたいにMarble-cake mantleみたいに抽象的な言い方する人はいる それでも科学で必要なのは、図示か数式だってこと まぁ貴方はあまり高圧相関係とかそもそもの鉱物の物性に詳しくないようだから ここらへんを読んでからもう一度考えてって本を挙げると(論文だと読むの大変だろうし) Physics of Magmatic Processes (ed. by Hargraves) Equilibrium Thermodynamics in Petrology (R. Powell) Materials Science of the Earth's Interior (ed. by Sunagawa) High temperature & High pressure crystal chemistry (Reviews in MIneralogy 41) Thermo dynamics Modeling (Reviews in MIneralogy 17) Thermodynamics and Kinetics of Water-Rock Interaction(Reviews in MIneralogy 70) Water in Nominally Anhydrous Minerals(Reviews in MIneralogy 70) Plastic Deformation of Minerals and Rocks(Reviews in MIneralogy 51) >>101 なぜハワイ海山列がファラロンプレート説やクラ海洋プレート説を否定してしまうのか、説明しましょうか? それと、日本海はマーブルケーキ状、同心円状になっているかいないかは、海底堆積物が厚すぎて調べようが無いですね。 日本海プレートを知る為の材料は日本最古の地層が古生代の物であるという事からしか判断出来ないのでは?宇奈月の物は地層ではなく、全くの別由来の物でしょう。 それと、私は数学が全く出来ませんので、必要なら大量にいる数学愛好家にその都度、聞こうと思います。数学愛好家達は数式を立て、解を出す事に喜びを見い出すそうですから。 >>103 いやマーブルケーキに関しては物の形状で抽象的な例えはあまり好まれないけど使う人もいるよって言う例であって… ちなみにいうと、その構造はわからないことは無くて、Geomagnetismで大まかに見ることができるし(Isezaki & Uyeda 1973) 地震波トモグラフィーから応力分布もわかる(Jolivet & Huchon, 1991) 堆積層を越えて実際に掘削することもできる(多田・玉木 1992; TaTsumoto & Nakamura, 1991) それで一番の問題は、日本海のBABBの様々な組成がNMORBとIAB一直線上に来ることで それは通常のMORと違って水がそれなりに供給されてることとが必要となる >>104 ぢゃ、樹の年輪状とか…。なるべく誰が見てもわかるように書いているつもりなんですよね。 あんまり日本海が同心円状の構造である、というような図は一般的ではないですね。 日本海の堆積層は2000m程あるらしく、海底プレート質の採取は現在無理なんじゃないでしょうか。米軍の爆弾を使った実験結果らしいです。私達が生きている間に採取が成功して欲しいものです。 日本海の日本地塊内で岩石を採取しても、それは日本海沿岸で岩を拾う事と同じですからね。 >>78 で、私は海洋プレートが片側開弧する事は無い、などと書きましたが、(現)太平洋プレートは片側開弧によって形成されたと思っています。 >>105 同心円状であるって最初からいえばいいですよ。 ちなみに私は一度も同心円状にならなくてはいけないなんて言ってないんですけどね。 私の挙げた論文は読みましたか?(特に多田&玉木 1992, 石油技術協会誌の図2) 実際のODPでの掘削結果では大体5〜600mからbasaltic lava and sillが出てきています なので私は実際に採取できていると考えています 貴方の2000m堆積層があるという説とコンフリクトしていますので、貴方の言う2000mという説の元となっている論文を教えていただけないでしょうか。 よく考えたら、私の「日本古太平洋プレート説」でも、日本海は同心円状の構造になっているはずですね。大陸寄りは古く、日本寄りは新しい、という構造のはずです。しかし、全て古生代の太平洋プレートであるはずです。 すいません、私はPCを持っておらず、全て暗記に頼っていますので、ご依頼の論文を紹介する事が出来ません。 しかし、今からまたその論文を探して上手くご紹介したいです。 あと付け加えて言うと沈み込みによる背弧海盆の形成っていうのは一般的で 例えばIMBの後ろとかでも起きてる(Ikeda & Yuasa 1989, CMP; Stern et al. 1990, EPSL) この図とかが分かりやすいと思います http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e7/2008_age_of_oceans_plates.jpg >>108 ありました、ありましたよ。 グーグルで「日本海と大和堆」と検索してください。クボタのやつです。 しかし、私が見た物はその測定方法が米軍の爆弾を使った反射音による測定と書いてありました。こちらの物はさらっと書いてあります。 >>110 堀田(1967) http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/13934/1/18_p111-131.pdf 中村ら http://www.dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_1016202_po_13_46.pdf?contentNo=1 音響探査でオープンに読めるのだとここらへん 基本的には数百mという結果で、実際海洋底の玄武岩をサンプリングすることは可能です ただ、中央から割れたとして、年代が古くなるような場所(例えば日本海盆中西部)では1000mを超えて2000m程度になる場所もあるようです まぁつまり書きようによっては実際にサンプリングできない場所もある、という程度ですね >>111 せっかくご紹介頂いたページですが、私の携帯からは見る事が出来ませんでした。すいません。 日本海の掘削は日本海盆(日本海の平坦部)で行わなければ、海底プレート質を採取出来ないでしょう。 日本地塊内では日本地塊の海底火山の影響を受けた岩石しか採取出来ないので。 私の知る限り、日本海盆の中央部等で本格的な大深度掘削は行われていないようですが? それと、遅れましたが、ハワイ海山列がなぜファラロンプレート説やクラ海洋プレート説等を否定してしまうのか、説明します。 ファラロンプレートが東太平洋に分布し、北米プレートに向かって進んでいたとされるのが5000万年前です。 しかし、5000万年前のハワイ海山列の記録はただ北北西に向かっているだけなのです。ハワイ海山列の事実としての太平洋プレートの進行方向の記録と異なります。 また1000万年前に現太平洋プレートが北米プレートに到達したとありますが、ハワイ海山列の1000万年前の記録では太平洋プレートは北西に進行しています。 ハワイ海山列の進行方向、つまり太平洋プレートの進行方向は4500万年前に急に進行方向を変えたので、5000万年前と1000万年前では北北西、北西と、その進行方向が違います。 しかも、南太平洋の海山列もハワイ海山列と同じように4500万年前に北北西から北西に進行方向を変えています。 ですから、東太平洋だけが別の動き(北東に進行)をしていてはならないのです。 つまり、ファラロンプレート説等は北米プレートの太平洋沿岸を考える為の仮説なので、実際の自然とは大きく異なる物なのです。 主に、ジュアンデフカプレート(ファンデフカプレート)や、カリフォルニア周辺の別地塊(?)を説明しようとした物です。 >>112 プレート質はマントルなんでそりゃあ掘れるわけないけど、クラストは掘ってますね ODP127〜128のSite 797(N39, E134程度)が900mほど海盆を掘ってSillまで到達しています(多田&玉木 1992)。 知る限り、ではなく調べてください >>113 ファラロンプレートは観測されています(Kawai et al. 2014) >>114 掘れたらいいですね…日本海の海底プレート質が…。 ファラロンプレートが北米プレートの下にある、とは私の「古太平洋プレート説」とも一致する話です。 調査によると北米プレートの下に別プレートがあるようだ、という事ですね。 これは、先カンブリア代からずっと北米プレートの下に位置している東太平洋海嶺から、古生代に発散された「古太平洋プレート」が太平洋に拡散出来ずに北米プレートの下に溜まってしまった物である、と考えています。 東太平洋海嶺の北米部分は、上から北米プレート→「古太平洋プレート」→(現)太平洋プレートの順に重なっているはずです。 ですから、北米プレート太平洋沿岸には地下プレートのような物が観測されるのです。 また、「古太平洋プレート」が1ヶ所だけ北米プレートから太平洋プレートにはみ出てしまっている場所がジュアンデフカ(ファンデフカ)プレートなのです。 いやだからね、クラストと、上部マントルの一部を合わせてプレートって言ってるんですよ んで、マントルの組成はfertileとdepleteがあるもののそう変わらない だからクラスト=火成活動で出来た海洋底=溶融の際の熱力学条件が分かるということで クラスト、basaltic lava sillまで掘れてる事に意味があるんですよ んでそのsillがNMORBとIABの中間にある時点で、海洋プレートとして生成されたわけじゃないっていう証拠になってるんですよね >>116 なるほど、N-MORBとIABの中間値を表しているんですか。私の主張する「半陸半海の古生代の太平洋プレート」という物とも合致するような研究結果だと思います。 日本海盆の掘削地点を見ると、日本海盆と日本地塊の境目付近という感じですね。日本海のプレート質を推測するにあたり、信頼性の高い研究結果と言えそうです。 しかしやはり、日本海盆の中央部や、中央部より大陸寄りを大深度掘削してみたいものですね。でもそこは国境であり、難しい事なのでしょう。 >>100 続き IJKのフィリピン海プレート、日本海プレート、千島海盆プレートについて説明します。 これら3枚のプレートは元々同一のプレートでしたが、現在の位置に到着してから3枚のプレートに分割しました。 これら3枚のプレート境界線に火山が発生し、形成された構造物が日本列島なのです。 それ故に、私の「古太平洋プレート説」の中ではこれら3枚のプレートをまとめて「日本古太平洋プレート」と名付けています。 「日本古太平洋プレート」は、古生代に東太平洋海嶺の南米沖から発散され、約3億年(?)かけてプレート運動により、現在の日本の位置に到達した物です。 また、「日本古太平洋プレート」の片割れ、もう一方はナスカプレートという事となります。 フィリピン海プレートの太平洋側+東日本島弧の太平洋側+千島列島の長さは、ナスカプレートの東太平洋海嶺側の長さとほぼ同じです。これはプレートテクトニクス論の基本に合致します。 当然ながら、「日本古太平洋プレート」は南半球で誕生し、赤道を通過して現在の日本の位置に到達した物であるのです。 これは平朝彦先生が著書「日本列島の誕生」の中で「南太平洋から赤道を通過して来た。」という謎めいた一文を残されており、これに合致するとは驚きです。 また、四万十帯等のフィリピン海プレートの付加堆積物は南太平洋産の化石が数多く見られます。 しかし、伊豆・小笠原島弧等により太平洋プレートとフィリピン海プレートが仕切られている為、南太平洋産の化石は日本列島には到達出来ません。 つまり、フィリピン海プレートが現在の位置に到達した後に、伊豆・小笠原海溝等が形成されたという順序が成り立つのです。 また、似たような「不可解な古生代の化石」の例として、アリューシャン島弧の中央部で古生代の化石が発見されています。 アリューシャン島弧の形成は6500万年前です。 そして、アリューシャン島弧に面する太平洋プレートの年齢は約1億年前(?)と、古生代よりずっと後の太平洋プレートです。 つまり、アリューシャン島弧の形成時期と、アリューシャン島弧に面する太平洋プレートの年齢から見て、アリューシャン島弧に古生代の化石があるはずはないのです。 これは、アリューシャン海盆が別地塊であり、古生代に東太平洋海嶺から発散された「古太平洋プレート」の一枚である事の根拠のひとつなのです。 また、日本とアリューシャンの類似性も表しています。 ※ここまで書いて、私は日本の古生代の化石とアリューシャンの古生代の化石の比較を精査する必要がある事に気が付きました。調べて後に発表しますね。 地質学には全くの素人ですが、 ベーリング地峡があったころは アフロ・ユーラシア・アメリカ大陸という超大陸があったんですね。 アトランティス大陸というのは、海底地形図では ないらしいけど ほんとうはどうなの >>121 アトランティス大陸は古代人の作り話でしょ。たまたま後世に大げさに 伝承された物語なので現代人でも聞き及ぶ話であるけど、事実に基づく 話だと言えるような根拠は皆無。 鍾乳洞を見て「これは地底人の宮殿だ!」とか言い出すレベルの錯誤で 無理矢理こじつけて「これはアトランティス大陸の形跡だ!」みたいな 事を言い出す人は居るだろうけど。 地球の活動について。 そのエネルギー源は何ですか。太古の熱の残りですか >>123 原始惑星系円盤から重力で集積して惑星が出来るんだけど その時に余った重力ポテンシャルが熱になってそれで対流してる K40βとかはそれよりも数ケタ下のエネルギー そもそも核の水素は鉄の格子内にトラップされてるから核融合しづらい しかも(まぁ6000Kくらいあるんだろうけど)常温核融合の頻度は一般的な超高温高圧核融合と比べてかなりの桁で低い ここでの常温核融合は(おそらく界面反応の勘違いと思われる)胡散臭い方の話ではなく、トンネル効果やμで起きる方の話ね 示準化石と示相化石ってだれが日本語に命名しやがったんだ?今、勉強してて腹立たしかったから書き込んだ。生産性は何もない。 >>127 >示準化石と示相化石ってだれが日本語に命名しやがったんだ? そんなに悪い命名とも思わないけど。 ちなみに英語では、 index-fossil(示準化石) facies-fossil(示相化石) で、示準化石は「index(索引)」になるような化石であり、 示相化石は「facies(顔、見た目、様相)」を示す化石。 つまり、 その存在一つで年代特定を示す「標準化石」=「示準化石」 その化石生物の生息環境の"特徴"即ち「相(「手相」の相)」 を示す「示相化石」 【まとめ】 (1) 標準、示準、index(索引) --> 化石が地層年代を特定 するindex(索引)になる。年代ごとの「標準化石」がある。 (2) 示相、facies(様相) --> 化石の生息環境の様子、様相 を示す。例えば「珊瑚の化石」があれば当時は海だったと 判明するなど当時の環境の顔(相)を示す。 思いつきは、ウィリアム・スミスあたりだろ。絶対年代の決定ができなかった、地質学の黎明期には、画期的アイデアだったんだよ。 いまはセンター試験で理科2科目どれでも選択できるけど、僕の時はひどかった。 物理・地学 化学・理科T 生物 とそれぞれ同じ時間に行われたので、物理と地学を併願することができなかったのだ。 地球惑星物理・天文・気象とかの志願者に対して何を考えていたのか? なお、私は生物は全くやっていなかったのだが、生物は最後の時間だったので、もちろん受ける必要はなかったが、記念に受験した。得点が何点かはわからない。 物理と地学なんて似たようなもんじゃん。同じにされても仕方あらへん。 >>133 似たようなものじゃないでしょ。東大理系の理科は物理・化学・生物・地学から2科目選択だけど、志望分野によっては当然ながら物理・地学でしょう。 read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる