ワイ「あ、あぁ〜ッ!」 アタフタアタフターッ!

災害「はい、今回の災害は終わり。お疲れさまでした」

ワイ「うぅ……あ、ありがとうございました……」

数年前、念願の地方技術系公務員に就職したのだが、『定期的に災害がないと、いつか来たる大災害の時国民の命が危ういのでは』
という懸念の声があり、結果、災害ちゃんが定期的にワイの受け持つ市町をビシバシしてくれるようになった。しかし災害ちゃんはなんだか
ワイのことがキライみたいで、いつもいつも不愛想にシマチビシバシして、地方財政イタイイタイなのだった。

ワイ「トホホ……災害ちゃんたくましいのに地方財政はイタイイタイなんだから……あーあ、どうにかして災害ちゃんの警報級ピュッピュをやさしくて
気持ちいものにしてもらえないかな〜、ん?」

深夜なのに災害ちゃんの部屋から明かりが漏れている。