>>170 続き

例の様に、地震の前震・海洋での出来事・気象の変化・陸上生物の動向・電子機器などの故障
といった項目を作り、それらの幾つかが満たされたら、地震発生の可能性があると判断し、防災訓練を行うとか、
警戒態勢を敷くといったことも必要となってくるかもしれません。

 中国では海城地震の時に、「『雪が積もった道路上に数匹のヘビがいる』、『ニワトリが群れで空を飛んでいる』、
『ガチョウが甲高く鳴きながら飛び回っている』、『ネズミの大群が戸外にあらわれ走り回っている』、『深いはず
の井戸から水があふれ出て、水質も変化した』という住民から寄せられた情報をもとに、国家地震局はこの現象を
『地震の前兆』と判断。1974年6月に『1,2年のうちに大地震が発生する』と警報を出し、地震が発生する1975年2月4日
に住民100万人をキャンプへ避難させた。そして、その日の夜にこの地震が発生した[2][3]。」という例があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E5%9F%8E%E5%9C%B0%E9%9C%87
(海城地震 1975年2月4日発生)

このように地震の前触れ現象を集めて地震を予測することは、「宏観異常現象による地震予知」といわれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8F%E8%A6%B3%E7%95%B0%E5%B8%B8%E7%8F%BE%E8%B1%A1
(宏観異常現象)