>>163 続き
http://www.youtube.com/watch?v=YI1BQhtvyVg&;feature=bf_next&list=PL73FCE86D7F24C64C
(宮城県名取市閖上にて)
0:10から、消防士の話、「住民の人は地震発生の後、『津波は来ないんだ。』というか、一生懸命、掃除、片ずけをしていました。」
⇒地元の住民の間にはこの地方に津波の脅威あるという認識のなかったことがわかります。
3:10から、気象庁の発表した津波の到達時刻を過ぎてもこの地域に津波が到達しなかったことから、避難場所を変更したら、
移動した後になって津波が到来したそうです。
⇒津波の到達時間についての認識不足もあったようです。昭和8年の三陸沖地震の後、「県庁から『地震津波の心得』というパン
フレットが一般に配布された。それには津波を予知する方法として、
・緩慢な長い大揺れの地震があったら、津波のくるおそれがあるので、 少なくとも1時間位は辛抱して気をつけよ。」となっています。
この地域にはパンフレットどおり、一時間もした頃になってようやく津波が到達したのでした。
http://sydrose.com/case100/213/(「失敗百選 〜明治の三陸大津波〜」より抜粋。)