初心者質問のところで、コンデンサ平滑回路の電源で、入力の電流に高調波が乗ると
力率が下がる理由がわからないと書き込んだものです。

その後いろいろ調べると、電流=基本波+高調波で成り立ってるのだから、
基本周波数の(電力の)成分については、位相は電圧と同じだから力率100%だけれども、
電流の高調波成分については、基本波しかない電圧との掛け算でトータルゼロになって、
無効になっているのですね。

皮相電力は全周波数の合計(ノルム)だから、実効値は高調波分が上乗せになり、
トータルでは力率は100%より小さくなると、そういうことなのかと納得しました。