適切な言葉かどうかは、個人の感想だけではなくて用例をサンプルすることが大切。

(1)俺の違和感(俺にはすぐわかる)
(2)職場や教室などの俺が所属しているグループ内で共有できる違和感(だいたいわかる。違う奴もいるかも)
(3)もっと広い範囲での違和感(統計でもとらないとわからない)

俺も個人的には7805で作った定電圧電源をDC-DC converter と言われると違和感を覚えるし、
効率やコストのことを考えると、詐欺じゃないのか、とさえ感じてしまう。

でも、言葉の用例の違和感、特に外国の言葉だと、(1)や(2)でもって一般的用例の良しあしの判断をしてはいけない。
どんなふうに使われているか探すしかない。

DC-DC converter で、ちょっと検索してみて上の方に出てきたものをサンプル。

https://www.rohm.com/electronics-basics/dc-dc-converters/linear-vs-switching-regulators
これは(2)か(1)なのかもしれないけれど、ネイティブのうち(3)に理解がある人が翻訳したものかもしれない。

> A DC/DC converter that stabilizes the voltage is often referred to as a voltage regulator.
> Two types of regulators exist, classified by a conversion method: linear or switching.

ここでは 「DC/DCコンバータにはリニアとスイッチングという変換方法の違いで2種類のものがある」としているね。

https://training.ti.com/jp/dc-dc-fundamentals-linear-regulator-overview

The linear regulator is a DC-DC converter to provide a constant voltage output without using any switching components.
ここでは、「リニアレギュレータは、スイッチング部品を使わずに定電圧をつくるDC-DCコンバータ」としている。



丹念に用例をさがそう。


それと、converter と コンバータ は別の言葉だとする立場もあるし、そうでないとする立場もある。
そこを同一視すると収拾がつかない。