単一周波数で高周波伝送線路の話だね。
定在波の原義云々は置いておいて、我々がとりあつかう定在波はどちらでも。

大元の話を理解するために、伝送線路上に進行波と反射波が振幅0〜1でそれぞれ存在するとして、
完全整合していたら進行1反射0の理想的な進行波、完全反射したら進行1反射1となる。
完全反射すると、後ろから次々と押し寄せる進行波と、不連続部で反射する反射波が重なりあって固定の位置で山と谷を形成する定在波を生じる。

123はこれだけが定在波と言いたいのだろう。
ところで完全整合でも完全反射でも無い場合(例えばほぼ整合)の場合は、進行波が脈動しながら進んでいくように見える。
いわば進行波と定在波が混在しているような状態で、「電圧定在波比」と呼んで、これで性能を云々する。

これを見たことあるかな?
http://www.takuichi.net/hobby/edu/em/standing/onedim_eh/index-j.html