>>121
27ページの値と、28ページの値は別もの。

27ページの値は、絶対定格といって、最大ココまで行きますよという意味ですが、
最大というのは、出力をHにしたときに、出力ピンを0Vにショートしたときに、
出力電圧としては0Vに接続されたときでも、25mAまでしか流せませんよ、という意味です。
だから、27ページの25mAは「出力0Vのときに」と読むべき。
しかし、0V(GNDにショート)で使う事は禁止なので、
実際の使い方としては、28ページの値となる。

実際に出力ピンから出せる電流は、0mA, 3mA, 5mA, 8mA, 10mA, 15mA...と増やせるけど、
電流を増やすに伴って、電圧が落ちていく、という性質がある。
まるでグラフの線図をxとyで語っているような感じ。例えば
・5.0V取り出したいなら0mAしか流せません
・4.8V取り出したいなら3mAしか流せません
・4.5V取り出したいなら8mAしか流せません
・4.0V取り出したいなら10mAしか流せません
・3.8Vまで下がってもいいと言うなら、15mAまで流せます
・0Vまで下がってもいいと言うなら、25mAまで流せます ←これが27ページの値
という感じです。
だから、一概に「○○mA流せる」とは言えません。

では、どこまでならいいのか、ということだと、
発熱でICが壊れないならいくつでも良い、というのが答えです。
しかし、1つのピンだけならそれでもいいかもしれないけど、
8ピンが全部それをやると、ICが8倍熱くなって、壊れるので、
>>120の後半のように「制限」があるんです。