>>553
ダイオードのデータシートのグラフからの読み取りだと俺もだいたいそんな印象です。

電源器の定格電流が2Aで、とりあえずディレーティングを忘れて(いいのかオイ)、
2.5Aの駆動ができるか、という点に絞ると

・電源器の電圧差が0.1V
・そのダイオードなら、電圧が高い方の電源が2.0A流れているときに合計2.5A
ってことになります。

けっこうぎりぎりな感じではあります。

本件の流れではないですが、「2Aの電源をダイオードで並列にしたら4Aだ」みたいな発想の人も
います。バランスが綺麗に取れないと、電源器への負担は偏ってしまいますね。

まだイケるぞ、な話
・電源の電圧差はもうちょい押さえ込めるんじゃないの?(俺は知りませんが)


こんなことをしたらもっとだめ、な話
・ダイオードによる電圧降下を少なくしたい、とショットキーバリアダイオードを使うともっとシビアになる。
(順電流の増加にともなって、順電圧が増えることを期待しているから)

・なので、理想ダイオードだともっとまずい。というか、理想ダイオード自体が「わずかでも電圧の高い方だけONにする」ものですし。
(目的が冗長運転ならもちろん最適な選択)

・ここで紹介されているダイオードはデュアルだけど、シングルダイオード2個だと、あまりうれしくない。
(電流が流れる→順電圧が増える。その一方で、より電流が流れる方のダイオードの温度が上がる→順電圧が下がる)