>>791
コイルの銅損に起因する発熱は、P = I^2 * Rより、17.1[W]となる。一方、コイルに直流を
流し続ける場合、鉄損は皆無とするので、まずこの17.1Wの発熱だけを考えろ。
あとはコイル銅線自身の放熱条件、フェライトコアへの伝達度合い、フェライトコアの放熱条件やらと、
何かと面倒なので自分で実測して求めろ。少なくとも手計算で容易に求まる対象ではない事は確かだ。

ちなみに、フェライトコアは磁束密度B = 0.3[T] + α で頭打ちとなって磁気飽和するので、
 AL :コアインダクション係数[H/N^2]
 Ae:コア断面積[mm^2]
 B: 磁束密度[T]
 I: 電流[A]

B = AL * N * I / Ae ・・・ この式で飽和ギリギリの最適値を求める。