>>338
まる一年、投稿なかったのか…。

加える電圧を (√2)V sinωt とする。またZはこの周波数において、rのレジスタンスと
q のリアクタンスをもち、複素インピーダンス表示すれば Z = r + jq であるとする。

電流計I1を流れる電流を i1, I2を流れる電流を i2, I3を流れる電流を I3とすれば、
i2 = (√2)V/R sinωt, i3 = (√2)V/r sinωt + (√2)V/q cosωt, i1 = i2 + i3
であり、電流計の表示 |I1|, |I2|, |I3|は (実効値表示であるとして)、

|I1| = V√((1/R + 1/r)^2 + 1/q^2)
|I2| = V/R
|I3| = V√(1/r^2 + 1/q^2)

である。Zの発熱は V^2/r だが、これは (R/2)(|I1|^2 - |I2|^2 - |I3|^2)
と一致することは、計算で簡単に確かめられる。