ふるさと納税で受動喫煙対策
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2054023681.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
生駒市は、分煙化の推進など、受動喫煙対策を強化する取り組みの財源として、
ふるさと納税による寄付金を活用することになりました。

生駒市は、去年、路上喫煙を禁止する条例を施行したほか、今月からは、
市の職員を対象に喫煙後45分間は市役所内のエレベーターの使用を禁止するルールを設けるなど、
受動喫煙による健康被害の防止に積極的に取り組んでいます。

こうした取り組みをさらに強化しようと、市はこのたび、ふるさと納税による寄付金の使いみちに、
新たに受動喫煙防止の対策を加えました。
具体的には、
▼喫煙所の整備など、分煙化を図る取り組みや、
▼市民や企業を対象にした禁煙セミナーを開催する費用に寄付金を活用する予定だということです。

生駒市によりますと、ふるさと納税の制度を受動喫煙の対策に活用するのは、
全国的に見ても珍しいということです。
生駒市の小紫雅史市長は
「全国の自治体のモデルとなるような受動喫煙対策を進めていきたい。
そのための協力をお願いしたい」と話しています。