紅麹なんかより健康意識高い系が好むナッツ、スパイス、大麦などのほうが怖くね

>>131
アスペルギルス属(Aspergillus, コウジカビ)及びペニシリウム属(Penicillium, アオカビ)の一部のかびが産生するかび毒であり、穀類、豆類、乾燥果実、飲料などいろいろな食品から検出されています。
北欧諸国におけるブタの腎障害やバルカン諸国における人の腎疾患との関係が疑われています。動物試験では腎毒性及び発がん性が認められています。

農林水産省が、米(玄米)及び小麦(玄麦)を対象とし複数年にわたって実施した含有実態調査では、オクラトキシンAの濃度は継続して低い値(全試料が0.3 μg/kg未満)であることがわかりました。
そのため、農林水産省はそれらの農産物に対しては、新たなリスク管理措置は不要と判断しました。日本では、食品の基準値は設定されていません。
コーデックス委員会では、穀類(2003年)、ワイン(2007年)、コーヒー(2009年)、カカオ(2013年)、香辛料(2017年)について、オクラトキシンA汚染を防止するために実施規範を採択しました。
また、小麦、大麦及びライ麦について以下の最大基準値を設定しました。現在、香辛料(ナツメグ、唐辛子及びパプリカ、ショウガ、コショウ、ターメリック)の最大基準値の検討が行われています。


なぜ紅麹サプリで健康被害が起きたのか…カビ毒の専門家が「プベルル酸とは断言できない」と慎重になる理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/c76393da6dcc071204722c42cb994f60b893e663?page=5
麦類にオクラトキシンAの基準値を設定すべく現在、内閣府食品安全委員会で食品健康影響評価が行われている最中です。

小西教授は、日本で基準値設定されたカビ毒の少なさが気になる、と言います。アフラトキシンとデオキシニバレノールは基準値がありますが、オクラトキシンAはこれから。

小西教授は「世界では、カビ毒の被害が深刻です。食品の生産や収穫、保管等の管理がうまくいかずカビが生えてしまった食品を、大量に廃棄せざるを得ない現実もあります。対策は急務です。行政はカビ毒の規制対象を世界水準にしてほしい。
また、消費者も、少なくともカビの生えたものは食べないで。一つの食品ばかり食べず、さまざまな産地の食品を食べてリスク分散を図ってほしい」と話します。