>>72
酪酸菌も悪い面があることがわかってきてるぞ

https://ibd.qlife.jp/news/story12142.html
一般的に酪酸は、腸内細菌が食物繊維を分解・代謝することで産生され、腸管を保護する働きを持つと考えられています。しかし、今回の研究では反対に、大腸がんの発症促進作用のカギであることがわかりました。
今までプラス面ばかりが注目されてきた酪酸。今回は意外な発見でしたが、腸内細菌の制御による大腸がん予防法の確立につながることに期待したいですね。

https://gendai.media/articles/-/94343?page=2
大腸がんにも乳酸菌やビフィズス菌が関係しているという。
「2021年、大阪大学、京都大学、慶応大学、がん研究所有明病院などの研究者が大腸がんでは酪酸が細胞を老化させて腫瘍の発症を加速させると発表しました」
酪酸とは酪酸菌が分泌する短鎖脂肪酸という物質の一種だ。この酪酸、長らく大腸にとって良いモノだと思われてきた。しかし必ずしもそうではないらしい。
「酪酸は、酪酸菌が乳酸桿菌やビフィズス菌が生み出す乳酸をエサにして作ります。この酪酸が多すぎると大腸がんを引き起こすようです」
酪酸が増えるのはエサの乳酸が多いから。つまり乳酸桿菌やビフィズス菌が多いと酪酸が増え、それが大腸がんを誘発してしまう。

腸内細菌増えすぎもだめ? 前立腺がん増殖させる細菌も
https://www.asahi.com/articles/ASP7H5R1MP77PLBJ004.html
 短鎖脂肪酸はこれまで、大腸がんや糖尿病、肥満への予防効果があるなど、どちらかというと体に対してプラスに働くことが報告されていた。
 近畿大の藤田和利准教授は「前立腺がんの増殖に短鎖脂肪酸が重要な役割を担っている。良い作用がある半面、悪さもすることがあるとわかった」と話す。