砂糖の半分は果糖だと考えれば血糖値を上げにくいというのは普通の見解だと思いますが、その果糖の影響はブドウ糖よりもリスクがある物ですね。
健康効果がよくわからない食べ物の摂取量など知りませんが、中途半端な糖質制限では中途半端な結果にしかならない観点から、糖質制限の糖質摂取は厳格に減らさなければならないという根拠があります。

>われわれのプロジェクトでは、「砂糖がブドウ糖に比べて血糖値を上げない。従って、肥満の原因にならない」ということを示した(髙尾ら、砂糖類・でん粉情報2013.10)。
>しかし、これも程度の問題である。砂糖をブドウ糖の3倍摂取すれば砂糖はブドウ糖よりも危険なのである。
>同じことは糖質全体についても言えるのだ。糖質は私たちの体にとって欠かせない。これを極端に減らせばメタ解析が示すように健康に良くないのだ。
>しかし、では、増やせば良いのかということになるが、これも程度の問題で中性脂肪の増加をもたらし、血栓症を引き起こす。
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>日本では、あるものの摂取が良いということになると、摂取すればするほど良いと考え、ある食品の摂取が悪いということになると、減らせば減らすほど健康になると考える人が多い。
>糖質制限を主張する人たちはその典型のように思える。