健康ネタとして柔軟性はあまりネタになりませんけど実はかなり重要なのかもしれません
健康法は糖質制限や脂質制限のように特定栄養素を固定させるパターンが多くなる
しかし高糖質な日もあれば高脂質な日もある食事こそが正解なのでは>>423

>>582
人間はこと食事に関しては、とてつもなく柔軟な生き物だ。
伝統的なイヌイット(魚や哺乳類の肉と脂肪をベースにした食事)や、ケニアのマサイ族(動物の乳と血)、
沖縄の人々(サツマイモを主食とする低タンパク質食)が粗食に適応してきたことは、ヒトという種の成功の証とされてきた。しかしマイナス面もある。
栄養素の選択を狭めれば狭めるほど、代謝の柔軟性が失われ、食生活のパターンを変えにくくなる。
人間の体の仕組みは、四季折々の多様な食品を食べたり、ひもじい夜を過ごしたり、「饗宴と飢餓」の環境変化に適応したりできるよう進化してきたのだ。
人間は生理学的にいえば、どんな挑戦にも柔軟に対応できるように筋肉と腱を伸ばしておくアスリートに似ている。
生理学的な仕組みを「伸ばしておく」ことができなければ、健康的で多様な食事を楽しむ能力を次第に失ってしまう。