小食は「食べすぎ病」においてのみ絶対正義
https://president.jp/articles/-/14566?page=1
現代の日本人を悩ませている生活習慣病は、高脂血症、高血糖(糖尿病)、高尿酸血症(痛風)、高塩分血症(高血圧)、高体重(肥満)など、すべて「高」がつく病気である。早い話が「食べすぎ病」といえる状態なのだ。

なのに粗食が信仰され「食べなさすぎ病」へ
https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2020/009258.php
メタボリックシンドロームや肥満は、心臓病や2型糖尿病、高血圧などの生活習慣病の危険性を高めるので、「粗食が大切」といった健康法がメディアで紹介されいる。
 しかし、高齢者になるとそれが当てはまらない。むしろ高齢者では粗食による「低栄養」に注意した方が良いことが、さまざまな研究で明らかになっている。
 「低栄養の状態が続くと、体にはさまざまな問題が生じてきます。たとえば摂取エネルギーが不足すると、本来は体をつくるために使われるタンパク質で、エネルギーの不足分を補うようになります。
その結果、タンパク質が不足し血管が弱くなり動脈硬化を起こしやすくなります」と、東京都健康長寿医療センター研究所では指摘している。
 同研究所の調査では、低栄養の状態は、心筋梗塞や狭心症など心血管病による死亡の危険度を高めることも示されている。低栄養群では高栄養群に比べ、心血管病による死亡の危険度が2.5倍に上昇した。
 では、高齢者の食事ではどんなことに気を付ければよいのだろうか。同研究所では「肉や魚介類、卵、大豆や大豆製品、牛乳や乳製品、緑黄色野菜、海藻類、イモ類、果物など、いろいろな種類の食品を日常的に食べることが望ましい」としている。

食事を減らしすぎた結果
https://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/2830.html
動物性食品を減らしすぎた結果
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3273.html

なぜ情弱の健康法は極端から極端へ自滅するのか?