腎臓内科でよく言われるのが、タンパク質制限や塩分制限はふつうにやれば
いいけどやりすぎる人が多くて、それでなんらかの病気になる人の
ほうが多いってこと。

>高齢者ではメタボより「低栄養」が介護や死をまねく 認知症やロコモも

1,033人のデータを分析したところ、栄養状態が「中程度」「高栄養」に比べ、
「低栄養」でがんや心臓病などで死亡する人が多かったという。
低栄養の状態は、心筋梗塞や狭心症など心血管病による死亡の危険度を高
めることも分かった。高栄養群に比べ、低栄養群では心血管病による死亡の
危険度が2.5倍に上昇した。
 「低栄養の状態が続くと、体にはさまざまな問題が生じてきます。例えば
摂取エネルギーが不足すると、本来は体をつくるために使われるタンパク質で、
エネルギーの不足分を補うようになります。その結果、タンパク質が不足し
血管が弱くなり動脈硬化を起こしやすくなります」と、新開副所長は強調する。