<インスリン抵抗性はBMIではなく体脂肪と筋肉>

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2017/026512.php
さほど太っていない状態(体格指数=BMIが23以上25未満)でも高血圧、高血糖、脂質異常のどれかひとつでもある人は、
異常がない人と比べ、インスリン作用で糖を取り込む筋肉の能力が20%ほど低かった。

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2019/028960.php
BMIが正常範囲内(21〜25)で、心血管代謝リスク因子(高血糖、脂質異常症、高血圧のいずれか)をもっていない健康な男性の中でも、
肥満者と同様に、血中遊離脂肪酸が低下しにくい(脂肪組織インスリン感受性が低下している)人がいることが明らかになった。

http://promea2014.com/blog/?p=3666&;
体重なんてあまりあてにはならず、肝臓の脂肪が多いかどうかが最もインスリン抵抗性に関連するようです。

https://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/illness/201412.html
肝機能を表すALT(GTP)の基準値は30(IU/L)以下ですが、20(IU/L)以上であれば脂肪肝予備軍と考えられます。

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2018/027943.php
 痩せた人は肥満者と同等かそれ以上に死亡率や糖尿病の発症率が高いという調査結果がある。詳しく調べると、痩せた女性の38%が耐糖能障害で筋肉量が少ないことが関連している。

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2018/028068.php
筋肉は人体の中でブドウ糖を貯蔵する最大の臓器だ。やせており筋肉量が少ない女性では、食後に十分な量のブドウ糖を筋肉に取り込めず、高血糖を生じやすいと考えられる。
 また、筋肉への脂肪蓄積は骨格筋の質の低下(インスリン抵抗性)を引き起こし、ブドウ糖を筋肉に上手く取り込めず高血糖となる可能性がある。
 やせた女性では、筋肉の「量」の低下や「質」の低下が生じているおそれがあり、そのような女性では糖尿病の発症リスクが高くなることが示された。