最近手元用に作って貰った0.5の眼鏡が1.2見えるようになって更新したが、
視力回復の過程で分かってきた。

軸性とか仮性とかの括りって実は殆どなくて、
D(ディオプター)で1週間につき0.1D程度のペースでしか回復しない。
ジャンル的にはマラソンや柔軟体操に近い感じかな。
数度猛烈に頑張っただけですぐプロ並になるわけじゃなくて、
トレーニング・休息のサイクルを繰り返して少しずつ育てていかなければならない。

正視距離が-1Dで1m、-2Dだと50cmなのがディオプトリ計算だが、
屈折度が上がると1D毎の差が殆どなくなり、例えば-5Dと-6Dでは正視距離3cm程度の差しかない。
-2Dと-6Dの2人がトレーニングをはじめて同じ1D回復した場合、
前者は0.5→1.0の劇的改善、後者はほぼ変化なしという結果に落ち着くわけだ。

視力を回復させたければトレーニングは継続しつつ、たまにメガネ屋に飛び込んで
「今の眼鏡だと仕事中頭が痛くなるので0.5前後の眼鏡を作ってください」が最善だな。
既に眼鏡のSPHが-10近い人間はジジババになるまでに眼鏡を外すのは無理だろう。
幸い自分は今回の更新で-3.25→-2.75だから後2〜3回サイクルを回せば眼鏡が取れそうだ。