>>912
これは半夏の作用と考えていいだろうな。

中医学的な説明では、半夏の作用は、止嘔とか燥湿化痰とか書いてある。
大雑把にいうと、水分をさばく作用が燥湿化痰、その結果が止嘔
(嘔吐が止まる)。

痰は日本語のタンと多少異なり、粘り気のある体液の状態を痰という。
これをサラッとした状態に変えることが化痰。
骨の関節液は黄色のドロッとした液体だが、半夏はこれに影響して
しまうんだろうな。
筋肉に影響して必要な水分が失われれば、こむら返りにもなる。

半夏は当然必要な時は必要だが、古典では、上中下の、下薬の分類なので
半夏厚朴湯でも同様の結果になるんじゃないかな。
長期の服用は注意が必要かもしれん