漢方は死ぬ直前まで役に立つという話を書いてみたいと思う。
何の本で読んだか忘れてしまったが、ある医師の述懐だ。

著者は漢方医、父親も漢方医で、その年老いた父親が亡くなったときの話。

あまりきれいな話ではないが、あらゆる人は亡くなると、筋肉の緊張がゆるみ排泄してしまう。
だが、その父親の体は思いのほかきれいだったという。
死肌を悟ったその父親は、数時間前に漢方薬を飲むと決めていたようだと著者は書いている。

薬は確か桃核承気湯だったと思う。大黄牡丹皮湯かもしれない。
手元に本がないのでわからないが、ずっと記憶の中にある。

桃核承気湯は、婦人科疾患に多用される実証向けの薬だが、効果がわかれば
どう使おうと構わない。漢方薬は全部そうだ。

このスレは自分の健康維持目的で読んでる人が多そうだな。
いい新年になりますよう。