>>846
そう単純ではない
タンパク質の過剰摂取は癌とも関係する

 研究者らは、タンパク質の摂取と死亡率との関連について「インスリン様成長因子1(insulin-like growth factor 1、IGF-1)」の影響を調べました。
IGF-1は以前細胞の成長や分裂を促進し細胞死を抑制している、
一方でIGF-1を過剰に摂取すると、異常な細胞増殖を引き起こし、がん化につながると考えられています。
 タンパク質の摂取量は、このIGF-1のレベル(体内で生産される量)に影響するのです。実際に、ロンゴ教授らの研究では、IGF-1が10ng/ml増えると、対象となる50〜65歳の人のがんによる死亡率が9%高くなりました。