>>161
レプチン抵抗性もこれと同じで、
満腹中枢を刺激して食欲を抑制するレプチンはむしろ肥満者において高い。
にも関わらず食欲は抑えられません。
高レプチン血症です。今命名しました(笑)
レプチンが高い状態が常態化することで受容体の感度が下がるわけです。
これもアロスタティックな適応と言えます。

過去スレで既出ですが、このレプチンは体重のホメオスタシスにも関わっています。
レプチン濃度が高くなるとエネルギー消費も亢進します。
抑制されるとエネルギー消費は抑制されます。
これにより体重を一定にコントロールしようとするわけです。
しかし、肥満者は肥満した状態が常態化し
レプチン抵抗性が発現することによりレプチンが十分分泌されていても
エネルギー消費も抑制されてしまうわけです。
たがしゅうセンセが痩せない大きな理由だと考えます。