臭胃症、胃萎縮症、萎縮性胃炎はヘリコバクターピロリによる慢性胃炎の1亜型である。
急性胃炎では極めて稀に緊急手術を要するが、ヘリコバクターピロリ関連胃炎に於いては、数十年の長い経過期間を経て形成性胃炎(スキルス胃癌)へと到り、最終的には死に至る。
胃潰瘍が悪性化=癌化して癌性潰瘍となる場合、ヘリコバクターピロリが関連しているが、これは通常十週間以内に自然治癒する原発性悪性腫瘍である。