ピロリ菌除菌

メリット
・慢性胃炎が改善し、萎縮の進行が抑制される。
・消化性潰瘍の再発が抑制される。
・胃がんの発生を抑制できる。
・胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、過形成ポリープ等が改善する
ことがある。

デメリット・治療の限界
・胃がんの発生を完全には抑制できない。
(除菌後、安心してしまい検診を受けずに進行がんで見つかる症例がある)
・鎮痛薬や解熱薬に起因する胃・十二指腸潰瘍を抑制できない。
・萎縮や腸上皮化生などの前がん病変を改善するとは限らない。
・胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、過形成ポリープ等が改善しない
事がある。
・逆流性食道炎や胃食道逆流症が新たに発症することがある。
・体重が増加することがある。