『スレ主のビートルズよもやま話』
『スレ主のビートルズよもやま話』①
ビートルズに関連した私的あれこれを綴ろう
まずポールマッカートニーの「リリックス」日本版という本がリットーミュージック社から6月18日に発売されることが、つい先日発表された
価格は税込み16500円、おおっと私はのけぞりましたね 禁じてのようなこの価格、買う人間だけ買ってくれりゃいいんだよって感じのこの価格ー
一晩悩んだ自分が次の日にはフールオンザヒルになった気分で予約を入れましたw
まあいいじゃん、ポールの東京ドームは最終的に18000円ぐらいだったし、俺はポールの初めての武道館公演を60000円で見たんだし、そうだよなと思えば、16500円など屁の河童、と思えた次第ですw
しかしポールの初武道館にポイと6万円出した自分が、今となっては恐ろしいwという気分もありますな
しかし、上には十万円という人たちが数多くいたはずで、まあ皆さん「アナザーガール」初演に燃え尽きたあの夜でしたねw
開始オープン前の武道館会場内を二階席まで含めて二周した観客大ウェーブが、今目を閉じても、あざやかに思い出されます、ハイ 『スレ主のビートルズよもやま話』②
今グーグルで検索してみたら、ポールの単独初日本武道館公演は2015年の4月28日と出た すでに7年前の出来事となってます
確かその前年の2014年に国立競技場と日本武道館の全公演が中止となって、そのリベンジマッチが2015年となったのですね
2014年の武道館公演のチケット争奪戦には、迷わず私も十万円を振り込んだ記憶があります それがキャンセルとなり、無事十万円が返金された記憶もあります
当然国立競技場のチケットも入手し、2日間現場に足を運んで、さんざん待たされたあげく、2日とも当日競技場前で中止を宣告されたのも、もはやいい思い出(?)、遠い記憶ですw
そして次の年、私はなぜか四万円を惜しみ(笑)、六万円コースで武道館に参戦したんですね 一階席ポールの斜めうしろ45度、距離的にはポールと25メートルぐらいの位置
ポールの顔はポールがうしろを振り向かない限り絶対見ることが出来ず、斜めうしろ45度あたりからのポールのうしろ横顔を見るのが精一杯でした
その代わり、ステージの床のカラフルな照明が、テレビスタジオにいるかのように、めまぐるしくきらびやかに見えたのが、唯一の特権的座席でした 『スレ主のビートルズよもやま話』③
2015年ポールの単独初日本武道館公演というキーワードで様々な記憶がよみがえってきた 普段すべて忘却の彼方だったので、思い出したうちに書いておこう
まずそのチケットというか整理券とでもいうべきものを現金六万円で入手するためには、表参道青山近辺にあったキョードー東京の仮事務所に行かなければならなかった
席種は十万、八万、六万、四万の四種類で、すべて整理券との取引は現金決済のみでお願いしますという告知があり、その青山ビルに集結した全員が万札を現金で用意していました
細長いビルの3階にその現金と整理券との引換所があり、時間ごとに指定されたグループが、そのビルの階段に列を作って並んでいました
その小さな事務所に足を入れて六万円の係の人に現金を渡すと、ポイとその万札を係の人がうしろに置いてあったダンボール箱に投げ入れました
その大きなダンボール箱には万札がギュウギュウづめにつまっているものと思われました
そして入手した整理券は、別の日に東京ドーム(!)の抽選会に赴いて、本チケットと交換できるということでした
その日の東京ドーム会場にも長蛇の列が並んでいましたよ 私は六万円のチケットのコーナーに行って、目の前に置かれた四種類ぐらいの封筒からひとつをチョイスしたのです
座席の指定場所は、すべてチョイスした自己責任ということでした 泣いても笑っても自己責任、理にかなったシステムでしたw
そして武道館公演当日の日本武道館、これも入場5時、開演7時という予定が押して押して、入場7時、開演8時というスタートになったのです
観客は全員武道館周囲の公園内をぐるりぐるりと長蛇の列で複雑に並ばされ、2時間その場で立ちつくしていなければならなかった、という苦い思い出も、鮮やかによみがえってきました 『スレ主のビートルズよもやま話』④
すてきな思い出などと言われると恐縮しますw その後ポールは二度目の武道館公演を行い、両国国技館でもライブを行いましたからね
この一回目の武道館公演のゴタゴタ騒動など、もはや遠い記憶の彼方、メモリーオールモストフルw、私も7年ぶりに昨日思い出したくらいです
思い出したうちに、一気に書き残しておこうと、昨夜書ききったわけでしたw
なぜポールの初武道館の話題になったのかというと、6月18日にリットーミュージック社から発売されるポールの本「リリックス日本版」の価格が16500円と高額ー
それ以上に高額な価格で何かビートルズ体験はあったか? イコール六万円ポールの初武道館という、愚かな連鎖反応思考なのでした
しかしよくよく考えてみれば、スーパーデラックスエディションという高価なブツがありましたw
最近では「レットイットビー」「ジョンの魂」「オールシングスマストパス」の日本版スーパーデラックスエディションなどが、各税込み二万円前後でしたね
私はこの三点購入していません ビートルものならすべて購入という主義ではないからです ほとんどブートレッグ関係で飽満しているような音源、ということもありました
ポールの直近の日本版スーパーデラックス関係も、ついに二万円の大台に乗りましたね
最初の頃は13000円ぐらいでは、なかったですか?
私がビートル関係の日本版スーパーデラックスエディションの中で購入したのは、「ラム」と「ホワイトアルバム」の二点だけです
これ購入価格を今調べたところ、税込みで「ラム」が15715円、「ホワイト」が21450円でした
「ホワイト」は二万円越えだったのですね この二点、もはや私の手元にはありません 大きなばかりで場所をとり、しかも重いw
音源だけCDRに残し、ユニオンに売ってしまいました 「ラム」が2500円、「ホワイト」が8000円ぐらいで売れたと、記憶してますw 『スレ主のビートルズよもやま話』⑤
私はゲットバックの監督ピータージャクソンよりひとつ年上、つまりジャクソン氏と同じくドンピシャの“赤盤青盤世代”である
ウィングスの一回目の来日中止の1975年頃、おわびのしるしでTBS・6チャンネルが午後七時のゴールデンタイムから放送した、ウィングスのオーストラリア公演一時間縮小版を、リアルタイムで見ている
1980年1月のポール逮捕、二度目のウィングス来日公演中止の時は、目黒にあってポールが勾留されていた「関東麻薬取り扱い事務所」に赴き、多くのファンとともにイエスタディを合唱した
その大合唱の声は、事務所内に勾留されていたポールに届いただろうか?
42年前の記憶とはおぼろもおぼろ、リアルタイムで聴いていたバックトゥジエッグのゲティングクロッサーに一発でやられてた時だったっけ
ビートルズのLPで愛着がある日本盤は国旗オビの前、緑りんごの太オビ世代ということになる
サーフィンからアバンギャルドまで、というホワイトアルバムの緑りんご太オビに刻印された縦白文字に、しびれまくっていましたよ!
>>296さん 「ラム」はとにかく、でかくて重かった 豪華化粧箱入りとか、あるいは分厚い資料 プラス他にも色々と入っていましたよw 『スレ主のビートルズよもやま話』⑥
ビートルズに関する思いのたけのこもった長文なら、いつでも大歓迎ですよw 何度でも書いてくださいな
さて「赤盤、青盤」である 1974年当時日曜2時の日本テレビ・4チャンネルにて、土居まさる司会の「TVジョッキー」という番組が若者の人気をえていて、そのCMタイムによくシーラブズユーのサビが流れていた
リーバイスかエドウィンかのジーンズのCMで、日本のバッドボーイズがシーラブズユーをコピーしたバージョンの、サビの部分だ
そのメロディー、高揚感に、ハートを持っていかれた若者たちは日本全国にたくさんいたことだろうと思う 私もその一人だった
中学三年当時、クラスに気になっていた女の子がいて、その子が今度ジョージハリスンの「ダークホース」というLPを買ったという情報も入ってきたw
ジョージハリスンて何者よ? えっ、あのTVジョッキーのシーラブズユーを歌ってた、ビートルズってグループにいた人だったの?
ということでその女の子が、今はもう解散して存在していないビートルズってグループの大ファンだということが分かったのだ
よし、その子が大好きなビートルズってやつを、俺を聴いてみようじゃないの 研究してみようじゃないの 女って何考えてんの?
なんてのが、そもそものすべての発端だったのだw
予備知識としては、オレはもうほとんどシーラブズユー1曲しか知らない知識で、「赤盤、青盤」を購入した アルバイトして作った自前のお金でー
14才のオレよ よくやったと今になっては褒めてあげたいぜw 『スレ主のビートルズよもやま話』⑦
家にはイトコからゆずってもらった、卓上ステレオ蓄音機があった
縦30センチ、横45センチ、奥行き25センチぐらいの卓上ステレオ蓄音機だ
ラジオとレコードが聴けた 日曜の朝にはロイジェームスのポップスベストテンなんてラジオ番組をそれで毎週聴いていた
ということは基本オレは音楽というか歌が好きだったのだ 歌謡ベストテンも毎週聴いていて、自分でノートにマイベストテンなんてのをチェックして、記録していたものなw
初めて自分の意志で買ったシングルレコードが、オーヤンフィーフィーの「雨の御堂筋」だったからな もちろんその蓄音機デビューの日にだ
そしていよいよ「赤盤、青盤」をその蓄音機で聴く日が来たわけだ
順番どおりに「赤盤」のA面に針を落とす ラブミードゥ(なんか地味たな)プリーズプリーズミー(まあいいじゃん)フロムミートゥユー(これもなかなか)
シーラブズユー(やっぱ最高、大好き)抱きしめたい(うーん、地味だな)オールマイラビング(おっいいね)キャントバイミーラブ(乗れるね)ハードデイズナイト(なんかこれも地味だな)
アンドアイラブハー(これは素晴らしい)エイトデイズアウィーク(これも地味)アイフィールファイン(うん分かんないな)涙の乗車券(カーペンターズのほうがいいな)
イエスタデイ(これが超有名なイエスタデイかよ、なんか暗目だな)てのが、初聴きのAB面の感想だった
ここまで初聴き一発で気に入ったのは、アンドアイラブハーとオールマイラビングのみ それが普通の清らかで純真ウブな少年の感想でしたよw 『スレ主のビートルズよもやま話』⑧
そうです TVジョッキーといえば白いギターです TVジョッキーと刻印されたあの白いアコースチックギター、欲しかったなァw
なぜか1970年代前半の月刊明星や月刊平凡のグラビアページを飾った当時のアイドルたちは、よく白いアコギを手にしていたものです
TVジョッキーでは毎回、何か抜きん出た得意芸や異能芸を持つ一般人を公募していて、スタジオでその芸を披露したその人たちに、白いアコギをプレゼントしていたのです
白いアコギ、あまり実用的にそのギターを使用していたミュージシャンはいなかったように思いますがw
白いエレキ、たとえば白いストラトとか白いエピフォンカジノなら良かったと思うのに、昭和のその時代はなぜか白いアコギが断トツだったのですw
なんか白馬の王子が手にしているギター、そのようなイメージがあったのかもしれない 時代は色々あったにせよ、まだまだ高度成長、イケイケ日本でしたからね
TVジョッキーの白いギターは全国の少年たちの垂涎の的だったと言っても過言ではなかったのです
「赤盤」初試聴の話に戻ります 2枚目のC面D面を聴いて、14才の私が一発で気に入ったのはミッシェル、ガール、エリナーリグビーあたりだったでしょうか
インマイライフもノーウェジアンウッドも、14才の中坊にはまだまだ理解の外でした ましてやドライブマイカーなど、うるさいだけだったかもw
そして次に「青盤」へと進みます まず青盤の1枚目のA面のタイトルに目が行きました なんかずらずらと長いタイトルの歌が多いな、イヤだなというのが第一印象
中坊の私としては、歌のタイトルなんてのは短くてこそ至高のもの、なんて思いがありましたからねー
サージェントなんとかとか、ウィズアリトルなんたらとか、ルーシーインザなんとかなんてのは、もっと短いタイトルに出来なかったのか、コラッなんて気がわいてきました
そして初めて青盤に針を落とす ストロベリーなんたらの不吉な始まり、そして愛こそはすべてまでの7曲を聴き終えた時、私は眠っていたかもしれませんw
この青盤のA面の7曲は、すべて全部ダメだなと思いましたw 『スレ主のビートルズよもやま話』⑨
青盤のB面のハローグッドバイで眠気が覚めて、ヘイジュードで覚醒したかもしれません レボリューションでまたグッタリしましたがw
そして青盤の2枚目、C面とD面を全部聞き終えた時には、私は大きなひと仕事を終えたような気になりました
オブラディオブラダ、レットイットビー、ロングアンドワインディングロードあたりに一縷の救いの光が見えたかもしれませんw
14才の中坊にはサムシングもホワイルマイギターもアクロスザユニバースなんかも、理解の外でした
カムトゥゲザーだけは、おっとこれはカッチョヨイかもーなんて思いましたが、ただ単に手拍子とシュッという謎の音が、仮面ライダー的にしびれただけですw
と、まあ速足で「赤盤、青盤」初試聴の体験記などをつづってみましたが、14才の中坊の私の皮膚感覚で、これはなんか今まで聴いてきたアメリカンポップス、たとえばポールアンカやニールセダカの世界
エルビスに代表される西洋的ポップス感覚とは、なんか違うな?という感覚でした
中学一年生の頃、友達の部屋でカーペンターズのイエスタディワンスモアをヘッドホンでしみじみと聴いた時、自然と涙を流した私です
なんか随所に東洋的なものが、垣間見える、感じられる、という不思議な思いが、このビートルズにわいてきたのです
それはたとえばエイトデイズアウィークのブレイクしたあとのア～～ア～～イラブユッのところとか、ハードデイズナイトの出だしのメロディーライン、なんかダークで西洋的な音階じゃないんだよねって感じ
ノーウェジアンウッドもシタールをぬきにしてメロディーだけとってみても、全然アメリカンポップスしていないーって感じ
そうそうシャボン玉ホリデーなんかで歌われていた、日本語アメリカンポップスの世界とは、これは全然違うなという印象
そう、「赤盤、青盤」初試聴のあとで私が感じたのは、そういうことだったのです
その時点では、まだジョンの妻がヨーコという日本人だということも、知りませんでした 『スレ主のビートルズよもやま話』➉
14才の中坊の私が初めてビートルズの「赤盤、青盤」を全部聴いた時に思ったどこか東洋的な香り、ということともうひとつ
何か強引にメロディーを作っているような歌が多いなァという印象を受けました
ハードデイズナイトやヘルプの出だしの歌のメロディー、キャントバイミーラブやドライブマイカーの歌の出だしのメロディー、アイアムザウォルラスやドントレットミーダウンの歌の出だしのメロディー等々
“強引にメロディーを作っている歌”という表現もおかしいのですが、事実中坊の私はそう感じたのだから仕方ありません
のちに探索がオリジナルアルバムにも及んだ時、ますますその気持ちが確固たるものとなりました
以下、中坊の私が、これは強引なメロディーの出だしだなと思った歌
ゼアズアプレイス、イットウォントビーロング、ホエンアイゲットホーム、ノーリプライ、ヘルプ、ノーホエアマン、アイムオンリースリーピング、サージェントペパーズ、
アイアムザウォルラス、ハッピネスイズワームガン、オンリーアノーザンソングス、カムトゥゲザー、ワンアフター909等々
強引に全オリジナルアルバムから各一曲ずつ抽出しましたが、この“強引にメロディーを作っている歌”という基準でシングルの領域にまで足を踏み入ると
レイン、イエスイットイズ、ドントレットミーダウン等がすぐに浮かびます
エニイタイムアットオールやシーセッドシーセッド、グッドモーニンググッドモーニングなんかも、まさに走る機関車のように“強引にメロディーを作っている歌”感が感じられました
ここらへんうまく表現できないのですが、まさに“強引にメロディーを作っている歌”としか、言いようがありませんw
このアイブガッタアィーリング(あの感じ)、分かる人には分かっていただけることと、信じます
ビートルズにおけるこの“強引にメロディーを作っている歌”的感じを、文献で目にしたことはありませんから、私のここが初出となることでしょうw
14才の中坊の私が初聴きで感じた、ビートルズが持つどこか東洋的な雰囲気&“強引にメロディーを作っている歌”等の魅力&センスは、やはりジョンレノンの持ち味としかいいようがありません 『スレ主のビートルズよもやま話』⑪
“強引にメロディーを作っている歌”
これ一晩考えて、言い間違いに気づきました
“強引にメロディーを作っているように聴こえる歌”というのが正解です
なぜなら、この世に存在している“歌”は、そもそもすべてが強引にメロディーを作っているのではないか? という疑問の答えが「否」だからです
“自然に上から降りてきたようにナチュラルに聴こえる歌”というのが、多々存在します
“強引にメロディーを作っているように聴こえる歌”の対極に位置するのが、まさに“自然に上から降りてきたようにナチュラルに聴こえる歌”といえるでしょう
ミッシエルやレットイットビーが“自然に上から降りてきたようにナチュラルに聴こえる歌”だとしたら、
ヘルプやドントレットミーダウンが“強引にメロディーを作っているように聴こえる歌”に、中坊の私の耳には聴こえたのです
アイムオンリースリーピングの出だしなどは、特に“強引にメロディーを作っているように聴こえる歌”の代表のように聴こえますが、
ジョンにしてみたら「いや、ただ単に自然に上から降りてきたんだよ」と答えるかもしれません
レインにしてもアイムオンリースリーピングにしても、鼻歌のように自然に出てきたんだよと、答えるかもしれません
しかし、そのジョンが自然に鼻歌でつむぎ出したはずの歌のメロディーが、聴いてる私には“強引にメロディーを作っているように聴こえる歌”に聴こえたのですね
ポールの歌にはあまりその要素が見当たりません ジョンのアクの強さとでもいうべきか、もって生まれた精神性の発芽とでもいいますか、
ノーリプライの出だしのメロディーにしても、今だに強引な独特のエキゾチズムがに感じられるのは、なんなのでしょうか?
アルバム『イマジン』の中の“兵隊にはなりたくない”の延々続くリフレインなどは、
“強引にメロディーを作っているように聴こえる歌”の代表作とも聴こえ、未だに私を魅了し続けてています 『スレ主のビートルズよもやま話』⑫
ノーリプライの出だしのメロディーを頭の中で歌ってみよう
アイムオンリースリーピングの出だしのメロディーを頭の中で歌ってみよう
日頃は滅多に思い出さないアイルクライインステッドの出だしのメロディーを頭の中で歌ってみよう
アイアムザウォルラスの出だしのメロディーを頭の中で歌ってみよう
レインの出だしのメロディーを頭の中で歌ってみよう
以上5曲の出だしの頭の部分が私にとっては強烈に“強引にメロディーを作っているように聴こえる歌”に聴こえると同時に、これら5曲の頭のメロディーが、東洋的にしか聴こえないのだ
西洋的には聴こえない、今でもー アングロサクソン系(青目金髪鼻高西洋人)の頭の中から自然にあふれ出たメロディーとは、到底思えない
ここが、それ以前のポールアンカやニールセダカ的お気楽アメリカンポップスの世界と、ビートルズの世界の、違うところなのだ
特異な5曲をチョイスして申し訳ないが、14才の中坊であった私が赤盤の2枚組LPを初めて聴いた時点で感じた、どこか東洋的な香りだという認識は、間違っていなかったと思う
ハードデイズナイトの間奏のギターがどこかインド系ラーガ風だというのを抜きにしても、私はそう感じた ホリーズのバスストップの間奏のラーガ系ギターは、モロこれのパクリだろう
極論すればジョンレノンの前世は東洋人なのではなかったのか?という説も、まんざら信じるに値すると思う
「ジョンレノンと芥川龍之介」なんて本も、確かあったはずだ 『スレ主のビートルズよもやま話』(13)
全然西洋的ではない東洋的ナンバーといえば、トゥモロウネバーノウズが圧倒的にそうだ
アデイインザライフの出だしだってどこか演歌風だし、歌の中でジョンがよくやるア～～～～イって伸ばすところ全てと、ネバネバネバネバとかいうところが、すべて東洋的なのだ
ネバネバジョンなんて、作家の野阪昭如がジョンを揶揄していたっけ
恋する二人なんて日本の青春歌謡曲みたいなメロディーだ
ビートルズ以前のエルビスプレスリーなんかが恋する二人を歌ってるシーンなんて、ちょっと想像しにくい 金髪青目の西洋人が歌う恋する二人よりも、舟木一夫や西郷輝彦が歌う恋する二人のほうがドンピシャだと思う
ジョンレノンの前世は日本人だったのではないか?という説も、まんざらバカにできない
“強引にメロディーを作っているように聴こえる歌”というのは、やはり歌詞が先行なのだろうか?
ハードデイズナイトにしてもヘルプにしても、まずはそのタイトルありきの先行で歌づくりがスタートしたのだから、言葉先行でそこに強引にメロディーを転がしていったと思われる
それがジョンレノンの力技だ ジョンがその力技を発揮すると、それがなぜか東洋的なメロディーになってしまうのだ
ここまで、ジョンの力技作曲法＝それが東洋的無国籍風メロディーになる、なってしまうの、私の検証である
ポールのオールマイラビングは言葉先行、歌詞先行だというのはあまりにも有名な話だが、天才ポールはそれがたとえ歌詞先行だとしても、
そこに“自然に上から降りてきたようにナチュラルに聴こえる歌”のようなメロディーを、軽々と乗せている ジョンではこうは行かない 行くはずがない
ではポールのビートルズ時代の歌の中で“強引にメロディーを作っているように聴こえる歌”はあるのかと考えたところ、以下が私にはそう聴こえた
ドライブマイカー、ガットゲットユーイントゥマイライフ、アイムダウン、サージェントペパーズ、ヘルタースケルター、ワイルドハニーパイ 『スレ主のビートルズよもやま話』(14)
14才の中坊の私がはじめて「赤盤」を聴いた時、一番東洋的だと感じたのがエイトデイズアウィークであった
あのア～～ア～～ア～～イ、ラァビュッ! のブレイクのところで特にそれを感じたのだ
もともとこの歌のなれそめは、「ハードデイズナイト」の次の映画のタイトルが先に決まって、それが「エイトアームズホールドトゥユー」(八本の腕があなたを抱きしめます)というもので
ビートルズの4人の腕が全員で8本というところから決定された、それは安直な企画タイトルだ
その題名でタイトルソングを書こうとしたジョンとポールはどうしてもそれを書くことが出来ず、代わりに浮かんだ代案がエイトデイズアウィークというタイトルだったのだ
このエイトデイズアウィークという言葉が先行、まずありきで、ヘルプやハードデイズナイトの時と同じく、ジョンが強引にその言葉を機関車パワーでメロディー化してみせた
結果、歌詞や言葉が先行でそこにジョンが強引にメロディーをからませて歌うと、それは東洋的音階になってしまうという法則が、ここでも作用したとしか思えない
ユーキャントドゥザットの出だしのメロディーなんかも、私には絶対に西洋的には聴こえないんだよな
オリエンタルチックに聴こえる アスクミーホワイ～♪、アイヤイヤイヤイヤァ～のアイヤイヤイヤイヤァ～のところなんかも、そうだ
ヨーコとめぐり会う前からジョンは日本に興味をもっていて、学生時代に日本について何か勉強したこともあると、何かで読んだことがある
ジョンの前世が日本人だとしたら、やがてヨーコとめぐり会ったのも必然的運命としかいいようがないだろう
1977年に日本語を勉強しようとして、ジョンが残した自作日本語単語&イラスト絵画は、20枚以上存在している
「あいすみません」なんて歌まで残しているし 『スレ主のビートルズよもやま話』(14)
14才の中坊の私がはじめて「赤盤」を聴いた時、一番東洋的だと感じたのがエイトデイズアウィークであった
あのア～～ア～～ア～～イ、ラァビュッ! のブレイクのところで特にそれを感じたのだ
もともとこの歌のなれそめは、「ハードデイズナイト」の次の映画のタイトルが先に決まって、それが「エイトアームズホールドトゥユー」(八本の腕があなたを抱きしめます)というもので
ビートルズの4人の腕が全員で8本というところから決定された、それは安直な企画タイトルだ
その題名でタイトルソングを書こうとしたジョンとポールはどうしてもそれを書くことが出来ず、代わりに浮かんだ代案がエイトデイズアウィークというタイトルだったのだ
このエイトデイズアウィークという言葉が先行、まずありきで、ヘルプやハードデイズナイトの時と同じく、ジョンが強引にその言葉を機関車パワーでメロディー化してみせた
結果、歌詞や言葉が先行でそこにジョンが強引にメロディーをからませて歌うと、それは東洋的音階になってしまうという法則が、ここでも作用したとしか思えない
ユーキャントドゥザットの出だしのメロディーなんかも、私には絶対に西洋的には聴こえないんだよな
オリエンタルチックに聴こえる アスクミーホワイ～♪、アイヤイヤイヤイヤァ～のアイヤイヤイヤイヤァ～のところなんかも、そうだ
ヨーコとめぐり会う前からジョンは日本に興味をもっていて、学生時代に日本について何か勉強したこともあると、何かで読んだことがある
ジョンの前世が日本人だとしたら、やがてヨーコとめぐり会ったのも必然的運命としかいいようがないだろう
1977年に日本語を勉強しようとして、ジョンが残した自作日本語単語&イラスト絵画は、20枚以上存在している
「あいすみません」なんて歌まで残しているし 『スレ主のビートルズよもやま話』(15)
14才の中坊の時に初めてビートルズの「赤盤、青盤」を聴いて思ったふたつのこと
どこか東洋ぽいなと感じたこと & 強引にメロディーを作ってるような歌が多いなと感じたこと
そしてジョンレノンの前世は東洋人、もしくは日本人ではなかったのか?
という以上の3点のことを、いつか徹底的に検証してどこかに書いてみようと思っていたのが、こうして一応つたなくも整理して書けたことが、嬉しい
オープン2ちゃんねるという、特殊な場を教えてくれた方にありがとううと申しあげたい
さて、私が気になっていた中学3年の時のあの彼女は、中学3年という年令でジョージのアルバム「ダークホース」を聴いて、どのような感想をもったのだろーか?
理解できたのか? しょっぱなのオープニングから確かインストゥメンタルのハリズオンツアーで、あとはディンドンとダークホース、この2曲ぐらいしか今は思い出せないw
手元に資料なしで、これ書いてますからねw
ディンドンは私気に入ってシングルレコードを買いましたよ ジョージのソロライブのレア写真がジャケットになっているやつでした
ディンドンはクリスマスソングでもあり、ポールのオブラディオブラダのようにキャッチーな歌だと思います
なのにジョージのベストアルバムにはいつも入っていません これずーっと私個人的におかしいと思ってます イエスタデイトゥデイトウモロゥ♪とか歌うCメロがなかなかイイと思うんだけどなァ
私がリアルタイムで購入したジョージのアルバムは次の「帝国」からでした
なので「二人はアイラブユー」には甘酸っぱい思い出が、つまっていますw 『スレ主のビートルズよもやま話』(16)
赤盤青盤が発売されたのが1973年の4月であると今グーグルで調べれば出るが、日本盤はそれよりひと月ぐらい遅れたのか?
日本でビートルズが大売れに売れ出しのは、実はここからだったという説があり、じっさいそうだったらしい
リアルタイムでも売れていたのには間違いないが、爆発的なスケールからいってここからが、本当の日本でのビートルズブームの幕開けといっても過言ではなかろう
それは始まりでスタートのラブミードゥから最終のロングアンドワインディングロードまでの全54曲、まるで全作品を収めた「太宰治全集」のように、ポイと我々の前に放り出されたのだ
晩年から読むも良し、人間失格から読むも良し、女生徒から読むも良し、富岳百景から読むも良し、走れメロスから読むも良し、というぐあいである
その売り上げ宣伝担当部長となった石坂敬一氏の本を読むと、石坂氏がこの時にそそぎこんだビートルズを売ろうという情熱は、ハンパないものがある
まず日本だけで大型のポスターをつけよう そのために今まで英米でも未発表だった写真を探してこい 日本盤完璧ディスコグラフィーの冊子もつけろ 解説歌詞全訳詞も全部一冊にまとめてつけろ等
じっさい青盤の付録の大型のカラーポスターは、ここでしか見れないマッドデイズの未発表写真が使われた
ピンクのスーツのポールが中央に立ち、左にジョージが縞々柄のパンタロン姿、右にジョンが黒装束と白運動靴で立ち、リンゴがジョンに隠れるように立っている不思議な写真だ
この全員不機嫌そうな立ち姿の大型カラーポスターを手にした中坊の私は、こんなの部屋に貼りようがねーなと、思いましたよw
しかしインパクトは絶大だった 正直まだ誰がジョンで、ポールで、リンゴなのか、さっぱり訳分からん状態の私であったが、このポスターにはやられましたよ
赤盤には全員白シャツで海の上のボートでくつろぐ上半身姿の若き日のビートルズの大型ポスターがついていた ジョンがディランハットをかぶってる
歌詞の全訳詞は落流鳥(おちるとり)という人だった
この人の意訳がまた素晴らしかった その昔イエスキリストだって長髪だったのさ! なんて訳詞がジョンとヨーコのバラードに使われていましからねw 『スレ主のビートルズよもやま話』(17)
ドキュメンタリー、ゲットバックの監督ピータージャクソンが生まれて初めて自力で買ったビートルズのレコードが、リアルタイムの赤盤青盤だったという 私もそうだw
赤盤のジャケ写真の顔を見て、みんな同じ顔に見えたw
青盤のジャケ写真の顔を見て、おお赤盤からこの写真は30年ぐらいたってんのかよ、これ? と思いましたよw
すべてはジョンの長髪ヒゲの風貌に騙されまくった結果ですな
1962ー1966、1967ー1970と、ジャケットの上を見ればちゃんと書かれてるw
とにかく最初は赤盤のA面とD面、青盤のD面を猿のように聴きまくりましたよ
あとは単発でそこだけ針を落としてヘイジュード、オブラディオブラダ、フールオンザヒルとかね みんなポールの曲じゃないかw 初心者はそんなもんですよ
青盤のA面は鬼門だった 友人にアデイインザライフを聴かせたところ、オーケストラの二度目の盛りあがり個所で友人「うわぁ、またこれキチガイになった!」とのたもうりましたからね
その後ふたりの間では当分アデイインザライフのことを、キチガイと呼んでましたよw
ストロベリーフィールズのへんてこなエンディングが理解出来ず、長いタイトルの3曲の連ちゃんが苦痛でしかなかった
愛こそはすべてのフランス国家のイントロで、気持ちが少々救われたって感じですか
アイアムザウォルラスのキチガイぶりというか不気味さには友人とふたり、もうこれは笑うしかないという領域にまで、何かを持っていかれましたねw
そうとうこれはイカれているが、これはひょっとして凄いかもという怪奇映画を見るようなワクワク感が、14才の中坊にも感じられました
何しろオホホ、イヒヒ、アハハ! でしたからね
そのあとのハローグッドバイが、すがすがしかったこと!
これのギターはすぐにチューリップに似てると思いましたが、ウォルラスのあとに聴くハローグッドバイは、天高く我々のハートを持ちあげてくれました 『スレ主のビートルズよもやま話』(18)
「赤盤、青盤」は1974年当時各2LPの二枚組で、4000円だった
赤と青で八千円である 中学二年ぐらいの時、郵便局でお正月アルバイトをやって私がもらった時給が、380円ぐらいだったと記憶する
現在東京ではバイトの時給がだいたい千円で、日本盤CDが1枚3000円前後が相場だと思う
これ、30年間変わってないんだよね 1990年バブルが最高ではじけた瞬間の年、すでにバイトの時給は千円前後だったし、日本のCDは1枚3000円で売っていた
30年間物価も上がらず、給料もあがらない日本とかいって、最近とみにこの話題がもちあがっているが、そうなのだよ明智くん
今現在30才の方々は、物価の上昇とか給料の上昇を全然体験しないで生きてきてるのだよね
細かいところでは色々と値上げしたものもある しかし給料とかバイトの時給とかは、ここ30年間まったく上昇してないんだよね
大学新卒の初任給とかさ 30年前も20万、2022年の今も20万
先進国でそんなの日本だけ、今や給料とかバイトの時給の上昇率なんかは中国、韓国にも大負けしてるんだよね
私が今62才だから、30才までは給料とかバイト料がぐんぐん上がってたのを経験してる最後の世代かもしれない
30才から32年間、ほとんど物価もあがらず、給料もあがらず生きてきたということだw
ラーメンの外食なんか30年前も500円だったものな いいラーメンは800円以上とかしてました なにせバブルですもの
なんてことだ日本、さすがにこれはまずいと、最近岸田首相が経団連に給料を上げるよう申し入れたそうだが、ウクライナ&コロナで物価その他も大上げするそうだから、元の木阿弥もくあみだ
ということで、1974年時給380円時代の赤青八千円ですよ
そりゃ大事に聴きましたよ 赤盤のA面D面ばっか聴いてあきると、今度はB面C面を大事に聴きました
青盤もD面に飽きたら、B面C面を大事に大事に聴きましたよ
そしたら一度ではよく分からないジョンの曲なんかも、だんだん分かってくるようになるのですね
最後には鬼門の青盤のA面、苦い薬をいやいや飲むように、辛抱強く何度も聴いたものです すべては八千円がもったいないがためにー 八千円の元をとろうと思うがためにー
しかし、それが勉強になったのですね 中学三年の若い頭の脳みそは、どんどんどんどんビートルズを吸収していきましたw 『スレ主のビートルズよもやま話』(19)
今だいたい60才の人は30才までは物価の上昇と給料のアップを経験している 30才から現在までは変わらずだ
今だいたい70才の人は40才までは物価の上昇と給料のアップを経験している 40才から現在までは変わらずだ
今だいたい80才の人は50才までは物価の上昇と給料のアップを経験している 50才から現在までは変わらずだ
バブルがはじけた1990年から現在までの約30年間を「失われた30年間」と、よく経済評論家は呼んでいる
上の図を見ると、現在80才前後の人が一番面白い、いい時代というかいい目を見てきたように思われる
1940年前後生まれ、つまりジョンとかポールとかと同年代の人たちだ
この人たちの時代は会社も完璧な終身雇用だったし、年功序列でもあった
2000年に還暦の定年を迎えても、その時点で退職金もドバッと出たろうし、年金システムも今ほど崩壊してなくて、潤沢に支給されたし、今も継続支給されてるはずだ
最近NHKが特番で、皆さん年金は75才から売けとるのがだんぜんお得です、75才から受け取りましょう! なんてプロパガンダ放送をしていたが
私はウォルラスになって、オホホ、イヒヒ、アハハッ! と大笑いしてしまいましたね
1980年前半あたり、日本は一億総中流なんて、よく言われてましたよ 今じゃ勝ち組負け組総格差社会、ガチャガチャ時代という変身ぶり
と考えますと、日経平均株価が最高値39000円をつけた1989年を頂点と見た場合、
終戦の1945年から1989年までの45年間が、イケイケドンドン物価も給料も総揚げしまくった日本の黄金時代で、1990年から現在までの約33年間が給料も物価もまったくあがらない日本の不毛な時代となりますね
この前の45年と後ろの33年、足すと78年になりますね
45、33、78と、これら三つの数字、何かどこかで見たような数字になります
そう、レコードの回転数です 45回転のシングルレコード、33回転のLPレコード、78回転のSPレコード
2022年の今、ふたたび全世界でアナログレコードのブームがなるワケですなw
というわけで、14才の時中坊の私が手にした赤青4枚のレコード盤は、今でも傷だらけで手元にありますよ 赤と青の太オビも健在だぜ! 『スレ主のビートルズよもやま話』(20)
「赤盤、青盤」を浴びるほど聴いて、香月利一氏の『ビートルズ事典』なども読みまくり、メンバーの顔などもようやく見分けられるようになった私は、次にオリジナルアルバムに進まずに
そうだ、この人たちはもう解散して個人で活動してるんだ それはこのビートルズとどう違うのだろう? という方向に興味が行き
まず手始めに、解散直後に出した各メンバーのシングルレコードを聴いてみたいと思い、各500円だったシングルレコードを4枚買ってみた
それが「マザー/ホワイ」「アナザーデイ/オーウーマンオーホワイ」「マイスイートロード/イズントイットアピティー」「明日への願い/アーリー1970」の4枚だ
ちょうど4枚で2000円 もう少しふんばれば何かのLPを1枚買えた金額なのに、中三から高一になりかからんとしていた私は、このメンバーのソロシングル4枚をチョイスしたのだ
結果、これは当たりでしたよ アナザーデイはそのメロディーの魔法にやられたし、マイスイートロードも聞きやすくしびれた、リンゴの明日への願いもタイトでカッチョイイ
マザー、マザー、マザー? 荘厳な鐘の音から単調なメロディと鬼気迫る絶叫歌唱ー 中坊の私の目の前に、新しい未知なるドアが開かれたような迫力を、感じました
この歌で真なるレノンに初めて目覚めた、といっても過言ではなかった
B面のヨーコさんのホワイも、これが生まれて初めて聴いたアバンギャルドソングだと、今となっては回顧できます
マザーもホワイも癖になった アバンギャルドといえばポールのオーウーマンオーホワイもそれっぽかったが、こんな歌の世界もアリ? あるのかと思った
本物のピストルをぶっ放していたとは、想像すらできませんでしたけどねw
イズントイットピティーの静謐さも、マイナーソングの心地よさみたいなものを、初めて私に教えてくれたような気がする
この4枚のシングルレコードのジャケ写は、ジョンポールジョージの3名がレットイットビー期の使いまわしの写真で、リンゴのだけがオリジナルな写真でしたね
そして次に、オリジナルアルバムを1枚購入してみようと、決意したのでした 『スレ主のビートルズよもやま話』(21)
「赤盤、青盤」全54曲を聴きこんだ中坊の私は、『ビートルズ事典』とかの情報からビートルズの公式録音曲はすべてで214曲ぐらいだと知り
ハハア、その約四分の一を自分はもう手にしているのだなと納得、そう急いで他のオリジナルアルバムをすべて聴いてみたいという欲求には、あまりなりませんでした
たとえばマドンナのベストアルバムを1枚買ったとして、一応はそれで満足、他のマドンナのオリジナルアルバムは、まだどうでもいいや、そんな感じだったのです
どうせベストアルバムに入っていない歌など、B級C級に違いないという思いと、こちらのとぼしい金銭事情のせいでもありました
しかし、色々なビートルズ関係の本なども購入して読んで勉強してみた結果、ベストに入ってない歌は、どんなもんなんだい?という興味もわいてきたのです
それでとにかく1枚買ってみよう、と決心 しかしその条件は ①まず絶対にジャケット写真はカラーでカッコイイこと ②赤盤、青盤では聴けない歌がたくさん入っていること の2条件でした
①の条件にかなったのは4枚ありました フォーセール、ラバーソウル、アビーロード、レットイットビーの４枚でした
②の条件をてらすと、フォーセールには赤盤にエイトデイズアウィークが一曲のみ、ラバーソウルは赤盤にドライブマイカー、ノーウェジァンウッド、ひとりぼっちのあいつ
ガール、ミッシェルと、なんと五曲も! アビーロードは青盤にカムトゥゲザー、サムシング、オクトパスガーデン、ヒアカムズザサンの4曲、
レットイットビーにはアクロスザユニバース、レットイットビー、ロングアンドワインディングロードの3曲がー
これで私は迷うことなくフォーセールを選ぶことにしたのです
そこにはまだ聴いたことのないビートルズソングが、13曲もあったのですからね そして私は衝撃のノーリプライ体験をしたのですw 『スレ主のビートルズよもやま話』(22)
「赤盤、青盤」に1曲しか提供できていないオリジナルアルバムは、フォーセールとウィズザビートルズだけなんですね
ウィズのほうはオールマイラビングのみ フォーセールはエイトデイズアウィークのみでした
面白いことにこのふたつのアルバムの冒頭1曲目のみ、ビートルズ現役時代も各メンバーソロ時代も、ライブ演奏されたことがないというジンクスも持っています
イットウォントビーロングとノーリプライは、一度もライブ演奏されたことがありません
他の全オリジナルアルバムの1曲目は、すべてライブバージョンが存在してます ソロ時代も含めてということです
それほどこの2枚のオリジナルアルバムは、まあ率直に言って地味だということでしょうw
そんなビートルズフォーセールこそが、私が購入した初のオリジナルアルバムでした これは何かの縁なのでしょう その後の私のワインディング人生の指標になりましたかw
初めてのオリジナルアルバムー これはまた「赤盤、青盤」とは別な意味で愛着がわいたものです
ジャケットのジョージの髪形が玉ねぎタマちゃんみたいなところも、全然OKですw
笑ってないビートルズのどこか陰りある表情と、背景の夕焼け色にやられましたね
ロックンロールミュージックが初めて聴けたのがうれしかった 俺は負け犬なんてタイトルも、14,5才の私の胸にグサッと来たw
しかし、いわゆるフォーエバーオビといわれる緑リンゴ太帯時代のビートルズのオリジナルアルバムには、日本語訳詞というのが、ついていなかったのですね
ついてたのは、ラバーソウルの1枚だけでした なぜだったのでしょう? ただの手ぬきか経費節約か、1975年ぐらいまでの洋楽アルバムには対訳など、ほとんどついていませんでした
次の国旗オビから全アルバムに対訳がついたと記憶します
「赤盤、青盤」には重厚な全訳詞が、落流鳥(おちるとり)先生の超名訳でついていたので、
どちらかといえば言葉人間であった私は、フォーセールに日本語訳詞がなかったのにガッカリしましたね 『スレ主のビートルズよもやま話』(23)
片岡義男さんが小説家としてブームになりブレイクしたのは、1980年以後だと記憶する
赤川次郎氏がブレイクしてた時期と同時期だったのか? ともに角川文庫だったと思う
その角川文庫から1970年代中期に「ビートルズ詩集」(1,2)片岡義男訳というものが流通していて、フォーエバー緑帯に対訳がついていなかったこともあってか、すんごく重宝したものです
この文庫の初版は1973年5月となっていて、まるで「赤盤、青盤」世代を狙い撃ちしてきたかのように、登場してきたのですね
ここにはレノン・マッカートニーのビートルズ時代の作品が、すべて格調高い片岡義男さん訳の縦書きで載っていました
今でもこの本は、私のある意味フェバリットのひとつです 残念ながらジョージの作品の対訳はいっさいここに載っていませんでした
よってドントバザーミーとかユーライクミートゥマッチが何を歌っているのかは、その後国旗帯を買った友人の対訳を強引に見せてもらうまで、分かりませんでしたねw
片岡義男さんといえば、ジョンの1970年のローリングストーン誌のインタビュー「ビートルズ革命」の訳者としても有名です
この「ビートルズ革命」の日本での初版が今見ると、草思社から1972年4月15日となっていますね
片岡義男さん訳の「ビートルズ詩集」上下二冊にどっぷりハマッた私は、もちろん「ビートルズ革命」の存在を知るや、即買いでした
そして一字一句もらさず15才の私は、この「ビートルズ革命」をたぶん一日で読破したのです
巻末にアルバム、ジョンの魂とイマジン二枚の全訳詞も縦書きでついていて、その各詞の内容にも度肝をぬかれました
この本が、この本こそが、15才の私の人生を決定づけたといっても過言ではないでしょぅw
昨日までブルース・リーだとか南沙織だとか桜田淳子だとか騒いでいた少年が、いっきに労働者階級の英雄だとか世話平和なんてことを考えはじめ、
さらにサテリコンなんて単語まで覚えてしまったのですからね
そうですよ まあ15才と16才の2年間にビートルズのオリジナルアルバムはほとんど手にするか聴くことになるのですけど、その前に私はジョンのソロアルバムに走ることになったのです
まずトロントライブの「平和の祈りをこめて」と「ジョンの魂」を購入しました その時私は15才のはずですw 『スレ主のビートルズよもやま話』(24)
そうなのだよ 「赤盤、青盤」全54曲を繰り返し聴くことによって、15才の私はある程度ビートルズに満足してしまっていた
急いで他のオリジナルアルバムを聴いてみたいという欲望もわかずにいた 金銭的に無理なこともあったがー
片岡義男氏訳「ビートルズ革命」を読み、巻末のジョンの魂とイマジンの全日本語対訳詞を読み終わった私は、ジョンレノンのソロアルバムの方に無性に興味か向いたのだ
この本のこのふたつのアルバムの訳詞だけは、今見ると三木卓さんになってますね 片岡さん訳ではなかったのだ (目からウロコ)
私のビートルズ人生の最初期に買った単行本としてあげられるのは、「ビートルズも人間だった」「ビートルズ事典」「ビートルズ革命」の3冊だ 「ビートルズ事典」は大型本だったが
「ビートルズ詩集」(1,2)は文庫本として、ここには入れていない、しかしもっとも私に英知を与えてくれたと思う
そして私が初めてジョンのソロアルバムとして購入したのが「平和の祈りをこめて/ライブイントロント1969」になる
ジョンの魂かイマジンを買おうと思ってレコード屋に行ったはずなのに、レコード屋を出てくる時には、しっかりと「平和の祈りをこめて」を小脇にかかえていた15才の私
はずむ心を抑えながらー それは何故だったのだろう?
まずビートルズだった人のライブ、実演、実況録音盤というものを聴いてみたかったのと、ジョンのラブピース思想にバイアスかけられてた私は「平和の祈りをこめて」という邦題にやられたのだと思う
フォーエバー緑大りんご帯に白く大きく書かれていたその邦題、水色だけの世界にポッカリと浮かんだ小さな白い浮雲ー
そしてB面の歌のタイトルが2曲、京子ちゃん心配しないで&ジョンジョン なんだこれ? この2曲がどんな歌なのか、猛烈に聴きたくなった
シングル盤「マザー/ホワイ」にノックアウトされてた私は、たぶんこの2曲ヨーコさんの歌だろうと思うけど、絶対にすぐ聴きたい
京子ちゃんて何よ? 誰よ? ジョン、ジョンって何なのよ? きっとそんな感じだったと思います 『スレ主のビートルズよもやま話』(25)
思い出しましたよ なぜ15才の私がジョンの魂&イマジンをおしのけて「平和の祈りをこめて」をまず先にチョイスしたのかの真実の理由を 昨夜一晩考えあぐねました
1975年前半に日本国内、もとい全世界といってもいいかもしれない “平和を我らに”ギブピースアチャンスという歌を聴けるレコードは、これしかなかったのです!
シングルレコードはとうの昔に廃盤になっていました 1969年発売でしたからね ジョンのベスト、シェイブドフィッシュが登場したのは1975年、この年の暮れあたりでした
1975年初頭にギブピースアチャンスを聴けるレコードは、これだけだったのです!!
興奮して二度書いてしまいましたが、15才の私は全身が身もだえするくらいに、“平和を我らに”が聴きたかったのでした!
本屋で立ち読みしたシンコーミュージック発行の「ビートルズ80」という楽譜本に“平和を我らに”も載っていて、作家クレジットがレノンマッカートニーとなってるのを発見したこともその一因
うわぁ、“平和を我らに”ってレノンマッカートニーなのかいっ! 絶対聴くしかないじゃん!と、直情猛進となった次第です
それでどのレコードにそれは入っているのだい?とビートルズ事典などを目を針のようにして調べたところ「平和の祈りををこめて」だけだ、となったワケですね
のちにバッドボーイ一曲のためにオールディーズを買う気にはなれなかった私が、ギブピースアチャンス一曲のために、「平和の祈りをこめて」を購入したのでした!
この項やたら!が多いのですが、昨夜思い出した興奮がまだ収まりきれていませんので、お許しくださいw
そして帰宅するやさっそく他の歌は置いといて、A面ラストのギブピースアチャンスの上に針を置きましたよ
そこから流れ出てきた音源は・・・・ ドイツ語の1,2,3,4から始まった、今でいえばラップ調、つまり語りにリズムをつけただけの、メロディーらしきメロディーもない、ただサビでタイトルだけを連呼する、皆さんご存知のアレでしたw
2500円の使い道を、私は一瞬間違えたのか?と、アセりました 『スレ主のビートルズよもやま話』(26)
ショッキングブルーというバンドが「ビーナス」という歌をオランダで発売したのが1969年の7月である
「平和の祈りをこめて」のトロントでのライブは1969年の9月13日に行われた
このショーの中で歌われたコールドターキー(冷たい七面鳥)のリズムセクションは、まんまこのビーナスを換骨奪胎して拝借しているものだ
よって乗りがイイ ここでしか聴けないビーナスバージョンだ
モーニング娘の「LOVEマシーン」もだいたいこの時のコールドターキーと同じく、ビーナスのリズムセクションを換骨奪胎して拝借していた その乗りの良さが大ヒットにつながったと思う
私もコールドターキーは、この「平和の祈りをこめて」のバージョンの方が一番好きだ 15才の私をノックアウトしてくれた
コールドターキーのシングルは、今調べたら1969年の10月発売となっていた それはトロントのライブバージョンとは、アレンジが全く違う
皆さんご存知のように、ディストーションギターのカッティングリフを全面に押し出した、強力なノイズ音楽と化している
ジョンが最初、鼻歌の感じでこの歌を生み出した時には、お気軽にビーナスバージョンのリズムだったのではなかったのかと、想像する
それをビートルズとしてシングル化したいとポールに打診したところ、歌詞の内容でポールから断られる 1969年9月、アビーロードが発売された月にだ
ジョンは切れた そんならもっと過激にしてやるぜ そしてソロとして出す そんな感じでコールドターキーは初期のビーナスバージョンから、過激なノイズバージョンに変貌したものと思われる
この「平和の祈りをこめて」というとてもロックなライブアルバムの中で、唯一ポップでチャーミングな楽曲と化している(歌詞の内容は置いといて)のが、このコールドターキーだ
ショッキングブルーの「ビーナス」は、1970年に入って日本でも大ヒットを記録した 町のあちこちで聴けたし、かかっていた
当時の町のゲームセンターはピンボールが全盛の時代で、バッティングセンターとか釣り堀なんかも、都内のあちこちで流行していて
もちろん中山律子さんのボーリングも大ブーム そんな場所のあちこちで10才の私は「ビーナス」を耳にしていたものでした
不良の10才だったか? だから余計に「平和の祈りをこめて」の中のコールドターキーに親近感をもったのですね
くり返し、そこだけ針を落として聴いたものです 2500円の元は、そこからとれるかもしれないと、思ったものですw
全編にあふれるヨーコさんの怪奇な咆哮&叫びも、ホワイで耐性が出来てましたからね 全然OKでしたよw
このアルバムのB面の京子ちゃん心配しないでと、ジョンジョンは、どうでしたかって? そりゃあもう、全然OKでしたよw
>>325さん 「平和の祈りをこめて」を、まだ聴いてないなんて、もったいない
ここの「平和を我らに」も、現存するバージョンの中で一番カッチョよいバージョンだと思いますよ ぜひ、ご拝聴のことをー 『スレ主のビートルズよもやま話』(27)
さて、1975年高校一年生となった私は銀座の喫茶店で週に何度か、アルバイトを始めることとなりました
当時はまだ薄っぺらかったアルバイトニュースをペラペラ見てて、自分で選んで面接に行ったのですね
それまでブルースリーの映画のロードショーなんかを銀座の映画館なんかで見ていて、銀座の映画館の近くでアルバイトできたらいいなァと思っていたのですw
場所は日比谷映画街の入口から日比谷劇場、有楽座、千代田劇場、みゆき座となるのですが、(千代田劇場の真向かいが宝塚劇場です)
その正面入り口の日比谷劇場の対角線上に位置していた、格調高い昭和初期のロココ調ビル、三信ビルの1階にあった喫茶店です
ニューワールドサービスという国際的な名前の広い喫茶店でした 検索すれば出てくるはずです
この三信ビルの3階か4階には、シャボン玉ホリデー時全盛時代だったクレイジーキャッツとかザピーナッツの在籍した渡辺プロダクションが入っていました
「ビートルズも人間だった」は、この三信ビルの地下一階の書店で購入しました 「ビートルズ事典」もそこだったと記憶します
アルバム「平和の祈りをこめて」は、有楽座の正面のビルの地下一階のレコード店で購入しました 緑りんご太帯のフォーエバー帯!(ザギンで買ったんだよ!)
目を閉じると、日比谷映画街をほっつき歩いてた15才の私が今でも見えそうですw 全部変わってしまって跡形もなく、今やなんの面影もありません(泣)
そして私は銀座に存在していたハンターという中古レコード店を知るのですね ひとつは銀座ソニービルの地下一階にあり、もうひとつは高速下のショッピングモールの二階に存在してました
二軒あったのです アルバイトを始めたのも、まあ小遣いに不自由していたからで、新品よりはるかに安い中古盤レコードの存在は、私に勇気を与えてくれましたw
15才からいきなり中古盤ですよw そう、ビートルズとジョンのソロのオリジナルアルバムは、ほぼ中古盤で揃えたのですw
まあ新品を買っても、日本語訳詞がついてないなら、中古でもいいやって感じでしたね 週二回ぐらいのアルバイトの帰りには、必ずソニービルの地下一階のハンターへ、まっしぐらというのがお決まりのコースでした
そして、アメリカ盤の中古ホワイトアルバムを、私はまず始めに購入したのです 『スレ主のビートルズよもやま話』(28)
https://ameblo.jp/khou3356/entry-12580034235.html
↑
銀座ソニービル地下一階にあった、大昔の中古レコード店ハンター店内の写真はないものかと色々検索しましたが、なかったです 残念
めぼしい記事の中で、これが目を引いたので貼っときました
目を閉じれば、店内五分の一ぐらいの情景は今でもなんとか浮かぶんですよねw
覚えているのは、階段がカラフルなピアノになっていて、一段一段降りていくと♪ドレミファソラシドと、鳴ったのです
ソニービル店内の階段で地下一階のハンターに降りる階段だけが、その使用になってました
店内の広さは十八畳ぐらいでしたか 今私の部屋が昔の広い六畳間で、これが三つぐらいだったかなと、感じた次第です
地下一階のそこに行けば、ビートルズのラックというか棚というか、マニア的にはエサ箱とでも申しますかが、常にふたつ常設されてました
中古のビートルズ輸入盤コーナーと国内盤コーナーでした あと各人のソロのコーナーもありました
その頃緑リンゴ太帯フォーエバー帯のホワイトアルバム国内盤の新品は4400円でした バイトの時給が450円ぐらいの時期です 約十倍ですね 15才の私がハンターで手にした白いジャケットが薄汚れかけたアメリカ盤の中古ホワイトアルバムは、1800円ぐらいだったと記憶します
迷わずレジに直帰、その当時は五百円札なんてのがありましたから、千円札一枚に五百円札と百円3枚で支払った可能性大ですw
「赤盤、青盤」を聴きまくってた時期に、レコード店でよく4400円の国内盤を手にとりながめては、はあ～っとため息をついてたものです
この中身はどうなってんのよ! どんな歌がそんなにたくさん入ってんのよ! このサーフィンからアバンギャルドまでって何のことよ! 等
何しろ赤盤青盤が各4000円でしたから、それより400円も高いホワイトアルバムなどはまさに高嶺の花で、夢の夢ナンバー9ドリームでしたっけ
そしてついに聴きましたよ ギュイィィィーーーーンという飛行機音から始まるこのホワイトアルバムを、15才の私はー
手元には片岡義男氏の「ビートルズ詩集」もありましたから、歌詞の内容ももうバッチリでしたよ グラスオニオンの歌詞には感心しました
「平和の祈りをこめて」で、一足先に聴いていたヤーブルースにも当然ノックアウトされました 片岡さんの訳詞の出だしだけ、その詩集から転載してみます
“そのとおりだ ぼくはさびしい 死にたい そのとおりだ ぼくはさびしい 死んでしまいたい” おお、ノックアウトでしたよ 『スレ主のビートルズよもやま話』(29)
ホワイトアルバムのカセット版なんて、今ならかなり貴重ですね カセットが再ブームですからね 時代は昭和ですよw
まったく令和になってロクなことがない ひどいことばかりだ なんて言葉はよくきかれます なんで直近の同じ漢字“和”を使用したのか 怜悧な令に、命令の令 冷酷の令 閑話休題
15才の私が購入したホワイトアルバムは、白い表紙の紙の所がところどころ汚れで黒ずんでいました しかし聴ければよかったのです
4400円の時代の1800円でしたからねw 4人のポートレートとポスターも、よれよれながら付属していました
黒い四角紙からレコード盤を取り出すと、一曲一曲の境目というか溝(みぞ)が存在しないのに驚きました 何これ、全曲つながってるのか?
まあホワイトアルバムのレコードはそういう作りの画期的なものでした そしてやっぱしレボリューションNO9ですよw
15才の私はおこがましくも言いますと、一発でこれを理解できました つもりです
“ははあ、これは戦争とか動乱を、音で映像化しているのだな”ということをー でも分からない人には分からないだろうなァ ジョン、俺は分かったぜ なんて気分の15才でした
ある日高校一年の同級生二人を我が家に招待し、レボリューションNO9試聴会なんてのも開きましたっけ 部屋の電気を消して、真っ暗にした部屋の中で聴くのです 雰囲気出るわw
私は友人に言いました 「ほら、映像が見えるだろ これが革命の音なんだよ 人々の騒乱や動乱が目の前に見えるだろ?」
友人の返事 「なんか分からねえけと凄そうだなこれは」「おっ、おお・・・」 こいつらにはまだ早かったかななどと、私は気取ったものでしたw しかし私はたまに思います ホワイトアルバムの日本での発売日は1969年1月21日なんですね 東大安田講堂が1月の18日と19日でしたから、その直後です
ビートルズのゲットバックセッションでいえば、アップルスタジオ初日の日ですよ その日に日本ではホワイトアルバムが発売されたのでした
どれだけの人がその初日に買って、このレボリューションNO9をどんな気分で初聴きしたのかを、私は知りたいと思うし、タイムマシンがあるなら
ぜひそれに乗って、いろんな人がレボリューションNO9を初めて聴いたその場に降り立って、感想を聴いてみたいと思います
1966年暮れのリボルバーのトゥモロウネバーノウズなんかも、当時のリアルタイムの人たちは、初聴きした時どんな気分になったのか、今でも知りたいものだと思います
当時のミュージックライフのリボルバー評価の中で、トゥモロウネバーノウズのことをこう評価していたのを古書店で見かけたことがありました
「B面最後のこの歌、ジョン、いいかげんこんなおちゃらけは止めたほうがいいと思いますよ」
これがリアルタイムのヒュージックライフ誌のトゥモロウネバーノウズ評価でしたw 『スレ主のビートルズよもやま話』(30)
15,16才の頭のやわらかい時期にビートルズを知るということは、音楽だけを知るということではなかった
私に大きく影響を与えてくれたビートルズ本の中に、シンコーミュージックから発行されていた「ビートルズの軌跡」という本がある
これはシンコーミュージックに載ったビートルズの記事から特筆したものだけを年代順にならべたアンソロジーのようなもので、最後のほうは1970年ぐらいまでになっていた
その最後のほうのジョージがすんごい長髪で真ん中ぱっつんの中央分けのロングヘアーの記事とインタビューの詳細が、私に与えたくれた影響は、はかりしれない
そこでジョージが語っていたことは、もう宗教論といっても過言ではなく、神はいるし、この世は仮の修行の場で、肉体など魂の乗り物にすぎない、人は何度も生まれ変わるし
ビートルズの4人だって前の世で縁があり、ひとつのお皿か葉っぱの上に乗ってたようなもので、それの因果が結果となって現世ではこのようにめぐり会い、成功したのだ等と語っていた
輪廻転生、つまり生まれ変わりを当然のこととして語っていたのだ
ほぼ同時期に手塚治虫先生の「火の鳥」を連続読破していた私は、ジョージが言ってることはすべて火の鳥と同じことだわ、つまりこの世は仮の世であの世は確実に存在し、それこそが真実の世界なのだ
ぐらいまでの知識を、ジョージのその記事は私の脳髄にキックオフしてくれた
おかげですぐに書店で見かけた「エドガーケーシーの転生の秘密」という本を買いこみ、16才の私は読破しましたよ
エドガーケーシー先生が言ってることもジョージが言ってることとまったく同じで、16才の私のおでこにあった第三の目は突然、開かれたのでしたw
ビートルズのすべてを知るといことは、そこまでの知識を認識すべきだということをも、私に教えてくれたのでした
16才といえばまだまだ成長している時期ですからね 私は友人に言ったものですよ 「人間って、生まれ変わってんの、知ってる?」
友人は言いました 「本当かよ、それ?」w 『スレ主のビートルズよもやま話』(31)
アルバイトで日比谷の三信ビルに向かう時私は、国電の有楽町駅で降りて、毎回日劇の正面を元気よく闊歩しながら向かっていました
日本劇場、通称日劇、グループサウンズのウェスタンカーニバルなどが開催されていた花と伝統のある劇場です その前を歩くことに、ときめきがありましたw
今有楽町マリオンとなっている場所です 日劇の地下一階は映画館丸の内東宝が入っていて、そこで私は「ドラゴン危機一髪」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ブルースリーのグリーンホーネット」などを見たものです
丸の内松竹で「燃えよドラゴン」を、丸の内東映で「ドラゴンへの道」を、テアトル東京で「大地震」を、日比谷劇場で「パピヨン」を、有楽座で「バラキ」を、みゆき座で「ジェレミー」を
松竹セントラルで「エアポート75」を それぞれ見た記憶があります すべてビートルズを知る前の日々にです
月刊誌ロードショーやスクリーンが、楽しみでしたねw
日比谷や有楽町も大きくいえば銀座と呼べますが、有楽町の皇居方面真向かいに、そごうデパートがありました
そごうデパートのオープンセレモニーのテーマソングとして作られたのが、あの有名なフランク永井氏の「有楽町であいましょう」という歌です
そのそごうデパートの近くのビルに、有楽町スバル座という映画館が入っていました
記録によりますとこの有楽町スバル座は、1970年から1976年まで毎年春頃にビートルズ映画祭のようなものをやっていたそうです
私が1975年に「ヤアヤアヤア」「ヘルプ」「レットイットビー」の三本立てを見たのも、もちろんここ有楽町スバル座でした
先日逝去された松村雄策さんの本を読みますと、松村さんは1970年のロードショー時に、ここスバル座で「レットイットビー」を単身ご覧になったそうです
地元の大井町から自転車ではるばる有楽町まで来たそうです 映画を見た帰り道、ビートルズがこんな終わり方をするなんてと、自然と涙が出てきたそうです
松村さんが父親と一緒に中学生の時はじめて「ヤアヤアヤア」を見たのは、松竹セントラルだったそうですね 合掌 『スレ主のビートルズよもやま話』(31)
アルバイトで日比谷の三信ビルに向かう時私は、国電の有楽町駅で降りて、毎回日劇の正面を元気よく闊歩しながら向かっていました
日本劇場、通称日劇、グループサウンズのウェスタンカーニバルなどが開催されていた花と伝統のある劇場です その前を歩くことに、ときめきがありましたw
今有楽町マリオンとなっている場所です 日劇の地下一階は映画館丸の内東宝が入っていて、そこで私は「ドラゴン危機一髪」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ブルースリーのグリーンホーネット」などを見たものです
丸の内松竹で「燃えよドラゴン」を、丸の内東映で「ドラゴンへの道」を、テアトル東京で「大地震」を、日比谷劇場で「パピヨン」を、有楽座で「バラキ」を、みゆき座で「ジェレミー」を
松竹セントラルで「エアポート75」を それぞれ見た記憶があります すべてビートルズを知る前の日々にです
月刊誌ロードショーやスクリーンが、楽しみでしたねw
日比谷や有楽町も大きくいえば銀座と呼べますが、有楽町の皇居方面真向かいに、そごうデパートがありました
そごうデパートのオープンセレモニーのテーマソングとして作られたのが、あの有名なフランク永井氏の「有楽町であいましょう」という歌です
そのそごうデパートの近くのビルに、有楽町スバル座という映画館が入っていました
記録によりますとこの有楽町スバル座は、1970年から1976年まで毎年春頃にビートルズ映画祭のようなものをやっていたそうです
私が1975年に「ヤアヤアヤア」「ヘルプ」「レットイットビー」の三本立てを見たのも、もちろんここ有楽町スバル座でした
先日逝去された松村雄策さんの本を読みますと、松村さんは1970年のロードショー時に、ここスバル座で「レットイットビー」を単身ご覧になったそうです
地元の大井町から自転車ではるばる有楽町まで来たそうです 映画を見た帰り道、ビートルズがこんな終わり方をするなんてと、自然と涙が出てきたそうです
松村さんが父親と一緒に中学生の時はじめて「ヤアヤアヤア」を見たのは、松竹セントラルだったそうですね 合掌
『スレ主のビートルズよもやま話』(31)
アルバイトで日比谷の三信ビルに向かう時私は、国電の有楽町駅で降りて、毎回日劇の正面を元気よく闊歩しながら向かっていました
日本劇場、通称日劇、グループサウンズのウェスタンカーニバルなどが開催されていた花と伝統のある劇場です その前を歩くことに、ときめきがありましたw
今有楽町マリオンとなっている場所です 日劇の地下一階は映画館丸の内東宝が入っていて、そこで私は「ドラゴン危機一髪」
「ドラゴン怒りの鉄拳」「ブルースリーのグリーンホーネット」などを見たものです
丸の内松竹で「燃えよドラゴン」を、丸の内東映で「ドラゴンへの道」を、テアトル東京で「大地震」を、日比谷劇場で「パピヨン」を、有楽座で「バラキ」を、みゆき座で「ジェレミー」を
松竹セントラルで「エアポート75」を それぞれ見た記憶があります すべてビートルズを知る前の日々にです
月刊誌ロードショーやスクリーンが、楽しみでしたねw
日比谷や有楽町も大きくいえば銀座と呼べますが、有楽町の皇居方面真向かいに、そごうデパートがありました
そごうデパートのオープンセレモニーのテーマソングとして作られたのが、あの有名なフランク永井氏の「有楽町であいましょう」という歌です
そのそごうデパートの近くのビルに、有楽町スバル座という映画館が入っていました
記録によりますとこの有楽町スバル座は、1970年から1976年まで毎年春頃にビートルズ映画祭のようなものをやっていたそうです
私が1975年に「ヤアヤアヤア」「ヘルプ」「レットイットビー」の三本立てを見たのも、もちろんここ有楽町スバル座でした
先日逝去された松村雄策さんの本を読みますと、松村さんは1970年のロードショー時に、ここスバル座で「レットイットビー」を単身ご覧になったそうです
地元の大井町から自転車ではるばる有楽町まで来たそうです 映画を見た帰り道、ビートルズがこんな終わり方をするなんてと、自然と涙が出てきたそうです
松村さんが父親と一緒に中学生の時はじめて「ヤアヤアヤア」を見たのは、松竹セントラルだったそうですね 合掌 『スレ主のビートルズよもやま話』(32)
♪アナタを待てば雨が降る、濡れて来ぬかと気にかかる、今日の映画はロードショー～
有楽町で会いましょうのような大人の歌が、もう一度世の中で大ヒットしてほしいものですね 永遠に無理か? 歌の神様、なんとかしてくださいw
というわけで有楽町スバル座で1975年に私は「ヤアヤアヤア」「ヘルプ」「レットイットビー」の三本立てを初めて見たわけですよ
「ヤアヤアヤア」はリンゴが孤独にさすらうシーンがよかったな 女性の水たまりにコートをかけるシーンとか 白黒映画だからチャップリンの映画みたいな哀感が感じられた リンゴのさみしそうな口元がいいんだよね
あのさみしそうな表情はリンゴの生まれもってのもので、演技で作り出せるものじゃない 天性のさみしさみたいなものが、リンゴの顔にはあるんだね
リンゴはジャンポール・ベルモントにもどこか似てると思った フランス映画「気狂いピエロ」のさ 鼻の大きさが似てるのか?
鼻が大きいといえば、火の鳥に出てくるお茶の水博士の祖先たちも全員鼻が大きかったなw 閑話休題
歌のシーンではイフアイフェル恋におちたらのライブシーンが見れて感動した まあ口パクなんだけどさ 動いて口パクしているジョンとポールに大感動♪ やっぱしウォズンベィ～～～ンのところでポールは息切れして笑ってたか?
「ヘルプ」は恋のアドバイスにやられた あれで私はタバコ吸ってるってカッコいいじゃん、なんてすりこまれたんだよね 結果わが人生において17才から30才までの13年間、私は喫煙人間でした 吸い始めのころはセブンスターが130円くらいで、止めた時は220円ぐらいだったかなと記憶する 今は600円か? ドキュメンタリーGET BACKの中でも全員バカスカ吸ってますからね
たまに思う ビートルズ現役時代メンバー4人全員は喫煙者で、ということは永遠に刻まれたビートルズの歌声は全員ニコチンを通過した声なんだな、とー あのハモリもシャウトもソフトなささやきもコーラスもすべてニコチン声ー
まあウォルターラレーをアイムソータイアードの中でののしったジョンの気持ちも分りますw
映画「レットイットビー」ではやはりタイトル曲とロングアンドワインディングロードのフル演奏を映画館の大画面で堪能できたことに尽きる
泣きそうになりました イエスタデイワンスモアで泣けた私でしたからねw
そして映画館を出る時には、3つの誓いをおのれに立てたものです
①絶対オレも長髪になるぞ してみせるぞ ②オレもギターを弾けるようになるぞ ③紺色のワイシャツと青いネクタイを買うぞ オレもオシャレになるんだ
③の誓いは、今GET BACKを見ると、エンディングロールでレットイットビーのドラムをたたくリンゴのファッションなんですね
15才の私は、すぐに紺色のワイシャツと青色のネクタイを男性洋品店で探しだして買いましたよw MG5とマンダムの時代でした 『スレ主のビートルズよもやま話』(33)
オリジナルアルバムは中古でヘルプ、レットイットビー、ラバーソウル、リボルバー、ハードデイズナイトと揃えていきましたが、その中で唯一失敗したのが、リボルバーでした
何も知らず「わおっ、これ特に安いじゃん!」てな感じで買ってしまった中古のリボルバーはなんとアメリカ盤で、3曲欠落していて11曲しか入っていないものでした
アイムオンリースリーピングとドクターロバート、アンドユアバードキャンシングが入っていなかったのですね なぜにジョンの曲だけが3曲も?
トホホな気分で私は11曲リボルバーを聴いていたものです
だからといって欠落しているその3曲が入ってるアメリカ盤「イエスタデイ＆トゥデイ」を、すぐにでも中古で買おうという気にもなりませんでした
アルバム「ヘルプ」の中の曲と中身はかなりダブるし、デイトリッパーと恋を抱きしめようは、赤盤でもってましたからね
15才の私にとって欠落してたジョンのその3曲は、永遠の謎のような歌でしたよw
サージェントペパーズは、ビートルズ事典とかを読むと最高傑作だということで、それに敬意を表して唯一フォーエバー緑りんご帯を新品で買いました
ゴテゴテしたジャケットだなというのが第一印象ー ジョンが中央にいず、はじっこにいるのにも違和感を覚えました
おまけに丸メガネで短髪&鼻下チョビヒゲときて、なんかこの容姿のジョンがなんかインチキペテン師か詐欺師に見えたものですw
一時期ザ・バンドのリーダーで作詞作曲者のロビーロバートソンがこの時期のジョンの容姿を真似してましたね 丸メガネとチョビヒゲで
それに答えてポールがザ・バンドのガースハドソンのコスプレを、ゲットバックセッションで演じみせたのかもしれませんw
こうしてビートルズの赤盤青盤を我が血肉とし、オリジナルアルバムを次々に勉強しながらも同時に、私はFMラジオでエアチェック録音した当時のジョンの最新作「心の壁、愛の橋」なんかもよく聴いてました
「スチールアンドグラス」とか「オールドダートロード」の良さに、しびれていた15才でもあったのです
そして次に15才の私が「ジョンの魂」「イマジン」へと突き進む余地は、この時点で十二分に準備がととのえられていたのでした
あとは導火線に火がつくだけですw 『スレ主のビートルズよもやま話』(34)
「俺は歩くこともできなかったのに 走ろうとした人間だ」
「どうにも隠せないものがある それは心が片輪になってる その時だ」
「生きなければならない 愛さなければ ひとかどの人間にならねばならない 人を押しのけなければ しかしそれがとても辛い」
「兵隊になるのはいやだよ 俺は死にたくない 失敗者にはなりたくないよ 俺は泣きたくない」
「ノイローセの気狂いの豚頭の政治家どもの本を読みすぎた コチコチの近眼の偽善者どもが言うことなんか聞きあきた おちょぼ口で恩着せがましく小児病の熱狂的愛国主義者のしていることを見ると 俺は死ぬほど気分が悪くなる」
「宗教、セックス、テレビの麻薬につけられて 君は自分がお利口で自由で 身分も区別もされない人間と思ってる しかし俺から見るところ 君は相も変わらぬ土百姓さ」
「俺を見てくれ 俺は誰だと見える?」
「どっちを向いているのか分からぬ時 俺はどうやって前へ進めるだろう? どっちへ曲がっていいか分からぬ時 俺はどうやって前へ進めるだろう?」
「俺のことを同胞なんて呼ばないでくれ 俺は分かったんだ! このぐうたらどもめ!」
「労働者階級の英雄になりたかったら 君がまず覚えることは 人を殺した時の笑い方だ 労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ」
「俺たちは太陽が恐い みんなが恐い」
以上は、高校一年の時に私が何かの科目の大学ノートに書き写した文章と、ほぼ似たようなものだ
私はこのページを気心の知れた二三の友人に回し読みさせたw
「ジョンの魂」と「イマジン」のアルバムは、それほど私の心の深奥にぬぐいさることの出来ない楔くさびを刻みつけた
ブルースリー以上の衝撃ともいえた
同時に「マネー」のドスのきいたジョンのボーカルも、常に16才の私の脳髄に鳴り響いていた
ガールのいかした出だしのジョンのボーカルも もちろんだ
それらが一度期にやって来た 16才で決まったようなもんだ
私の行くべき道がw ﾞ'． '.;｀i i､ ﾉ .､″
ﾞ'． ,ト ｀i､ ｀i､ .､″
| .,.:/"" ﾞ‐,. ｀ /
` .,-''ヽ"｀ ヽ,,,、 !
､,､‐'ﾞl‐、 .丿 : ':、
､/ヽヽ‐ヽ､;,,,,,,,,,-.ッ:''｀ .,"-、
,r"ﾂぃ丶 ｀｀｀｀｀｀ ..／ ｀i､
,.ｲ:､ヽ／ー｀-､-ヽヽヽ､－´ .lﾞ｀-、
_,,lﾞ-:ヽ,;､、 ､､丶 ﾞi､,,、
,<_ l_ヽ冫｀'｀-､;,,,､､､､.............,,,,､.-｀": │ ｀i､
､､::|､､､ヽ,､､. ｀｀｀: : : ｀｀｀ ､.､'｀ .|丶、
.l","ヽ､,"､,"'､ぃ､､,､､、、.、、、.、、､_､.,,．ヽ´ lﾞ ﾞ).._
,､':ﾞl:､､｀:ヽ､｀:､ : ｀"｀｀｀¬――'''"｀ﾞ＾｀ : ..､丶 .lﾞ ｀ヽ
,i´.､ヽ".､".､"'ヽヽ;,:､........、 ､､...,,,､－‘｀ ､‐ |ﾞﾞ:‐,
,.-l,i´.､".`ヽ,,,.".｀ ｀ﾞﾞ'"｀'-ｰ"｀｀"｀｀r-ｰ｀'": _.‐′ 丿 ,!
j".､'ヽ,".､".､"`''｀ｰ､._､、、 、._,、..-‐:'''′ .､,:" 丿
ﾞl,"`"`''ヽヽ"`"｀ ｀｀｀ﾞ'''"ヽ∠、､、､ぃ-｀''''": ｀ ､._.／｀ ._/｀
｀'ｉ｀ヽヽヽ｀''ｰi､､、: : 、.,-‐'｀ 、／｀
｀`ヽン'`"｀ : ｀~｀｀―ヽ::,,,,,,,,,,.....................,,,,．ー'｀｀＾ ,､‐'"｀
`"'ﾞ―-､,,,,..､、 : ..,､ー'"'｀
: ｀‘"｀―---------‐ヽ｀｀"''''''"" ﾞ'． '.;｀i i､ ﾉ .､″
ﾞ'． ,ト ｀i､ ｀i､ .､″
| .,.:/"" ﾞ‐,. ｀ /
` .,-''ヽ"｀ ヽ,,,、 !
､,､‐'ﾞl‐、 .丿 : ':、
､/ヽヽ‐ヽ､;,,,,,,,,,-.ッ:''｀ .,"-、
,r"ﾂぃ丶 ｀｀｀｀｀｀ ..／ ｀i､
,.ｲ:､ヽ／ー｀-､-ヽヽヽ､－´ .lﾞ｀-、
_,,lﾞ-:ヽ,;､、 ､､丶 ﾞi､,,、
,<_ l_ヽ冫｀'｀-､;,,,､､､､.............,,,,､.-｀": │ ｀i､
､､::|､､､ヽ,､､. ｀｀｀: : : ｀｀｀ ､.､'｀ .|丶、
.l","ヽ､,"､,"'､ぃ､､,､､、、.、、、.、、､_､.,,．ヽ´ lﾞ ﾞ).._
,､':ﾞl:､､｀:ヽ､｀:､ : ｀"｀｀｀¬――'''"｀ﾞ＾｀ : ..､丶 .lﾞ ｀ヽ
,i´.､ヽ".､".､"'ヽヽ;,:､........、 ､､...,,,､－‘｀ ､‐ |ﾞﾞ:‐,
,.-l,i´.､".`ヽ,,,.".｀ ｀ﾞﾞ'"｀'-ｰ"｀｀"｀｀r-ｰ｀'": _.‐′ 丿 ,!
j".､'ヽ,".､".､"`''｀ｰ､._､、、 、._,、..-‐:'''′ .､,:" 丿
ﾞl,"`"`''ヽヽ"`"｀ ｀｀｀ﾞ'''"ヽ∠、､、､ぃ-｀''''": ｀ ､._.／｀ ._/｀
｀'ｉ｀ヽヽヽ｀''ｰi､､、: : 、.,-‐'｀ 、／｀
｀`ヽン'`"｀ : ｀~｀｀―ヽ::,,,,,,,,,,.....................,,,,．ー'｀｀＾ ,､‐'"｀
`"'ﾞ―-､,,,,..､、 : ..,､ー'"'｀
: ｀‘"｀―---------‐ヽ｀｀"''''''"" 真夜中 それは人を素顔にもどす
真夜中 オレは匿名掲示板に、ネガティブな書きこみをすることで、人生のイライラを発散していた
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
昔母が言った “天はすべてを見てるのよ アナタが死んだあと、アナタは生前の行いのいかんによって、
そのプラスマイナスで、 裁きを受けるのよ” もちろんオレも、それは知っているが、この生きがいを、やめることが出来ない
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
オレの守護霊と、背後霊が、そんなくだらないオレを見て、会話をしていた
背後霊「なんでアナタは、こんなどうしようもないバカを、守護しているのですか?」
守護霊「このどうしょうもないバカが、どれだけバカな行いをするか、記録するためだ」
背後霊「私も仕事ですから、このバカの背後についていますが、こいつは本当にバカですね ポジティブな思考が全くない」
守護霊「ああ、死後はそのバカな行いによって、こいつは地獄で当分しぼられることだろうよ」
背後霊「また匿名をいいことに、バカなののしり文句ばかりを書きこんでいますね」
守護霊「ああ、こいつは本当に救いようがない 来世はゴキブリか、ダニ、便所虫あたりに転生させるしかないな」
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
オレは匿名をいいことに、匿名だからこそ、悪口を書きまくる 昼は善人顔して、善人ふりして、生きてるけどな
何? 天はすべてを見ているだと ?
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
真夜中 それは人を素顔にもどす 真夜中 男の泣いてる声が、聞こえるか ? 真夜中 それは人を素顔にもどす
真夜中 オレは匿名掲示板に、ネガティブな書きこみをすることで、人生のイライラを発散していた
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
昔母が言った “天はすべてを見てるのよ アナタが死んだあと、アナタは生前の行いのいかんによって、
そのプラスマイナスで、 裁きを受けるのよ” もちろんオレも、それは知っているが、この生きがいを、やめることが出来ない
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
オレの守護霊と、背後霊が、そんなくだらないオレを見て、会話をしていた
背後霊「なんでアナタは、こんなどうしようもないバカを、守護しているのですか?」
守護霊「このどうしょうもないバカが、どれだけバカな行いをするか、記録するためだ」
背後霊「私も仕事ですから、このバカの背後についていますが、こいつは本当にバカですね ポジティブな思考が全くない」
守護霊「ああ、死後はそのバカな行いによって、こいつは地獄で当分しぼられることだろうよ」
背後霊「また匿名をいいことに、バカなののしり文句ばかりを書きこんでいますね」
守護霊「ああ、こいつは本当に救いようがない 来世はゴキブリか、ダニ、便所虫あたりに転生させるしかないな」
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
オレは匿名をいいことに、匿名だからこそ、悪口を書きまくる 昼は善人顔して、善人ふりして、生きてるけどな
何? 天はすべてを見ているだと ?
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
真夜中 それは人を素顔にもどす 真夜中 それは人を素顔にもどす
真夜中 オレは匿名掲示板に、ネガティブな書きこみをすることで、人生のイライラを発散していた
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
昔母が言った “天はすべてを見てるのよ アナタが死んだあと、アナタは生前の行いのいかんによって、
そのプラスマイナスで、 裁きを受けるのよ” もちろんオレも、それは知っているが、この生きがいを、やめることが出来ない
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
オレの守護霊と、背後霊が、そんなくだらないオレを見て、会話をしていた
背後霊「なんでアナタは、こんなどうしようもないバカを、守護しているのですか?」
守護霊「このどうしょうもないバカが、どれだけバカな行いをするか、記録するためだ」
背後霊「私も仕事ですから、このバカの背後についていますが、こいつは本当にバカですね ポジティブな思考が全くない」
守護霊「ああ、死後はそのバカな行いによって、こいつは地獄で当分しぼられることだろうよ」
背後霊「また匿名をいいことに、バカなののしり文句ばかりを書きこんでいますね」
守護霊「ああ、こいつは本当に救いようがない 来世はゴキブリか、ダニ、便所虫あたりに転生させるしかないな」
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
オレは匿名をいいことに、匿名だからこそ、悪口を書きまくる 昼は善人顔して、善人ふりして、生きてるけどな
何? 天はすべてを見ているだと ?
「死ね バカ 殺す カス ぼけ くたばれ 消えろ クソ アホ 氏ね 死ね 死ね 殺す 殺す 古露す」
真夜中 それは人を素顔にもどす 真夜中 男の泣いてる声が、聞こえるか 
