【閲覧注意】俺がゾンビになった話
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お前らだったのかよ、マイケル・ジャクソンの後ろで踊ってたの 手だけではなく、足にも汗疱の魔の手はやってきた。
足首から下、踵からつま先まで汗疱まみれになっていった。それがまたとにかく痒い。しかも皮膚の内側に水泡がびっしりとできていて潰さないと気が済まなかった。
足の皮膚は破けて、残った皮膚は象のようにただれ黒ずんでいた。
手と足が汗疱にやられているなかで、体全身も湿疹まみれになっていた。
背中は五百円玉くらいの湿疹がいくもあったが、悪化をたどり湿疹が広がり、背中全部が湿疹の塊みたいになった。
もはやアトピーとかじゃなかった。言い方が悪いかもしれないが、いつか資料で見たことのあるような被爆者のような見た目だった。湿疹というより火傷でただれているような状態だった。 背中の傷口からは大量のリンパ液が溢れ出ていた。
黄色いネバネバしたリンパ液でソファーやベット、Tシャツは数え切れないほど汚れた。
頭皮のダメージも深刻で、気がつくと頭を掻きむしっていた。体を掻いてはいけないと思っている中で、フケとかさぶたをとる快感を覚えた俺は毎日毎日掻いた。
頭皮は掻きすぎて痛みに痛み、髪は毛根から抜けまくり残った髪はほぼ全て細かな枝毛になっていた。夜中も無意識のなかで頭から全身掻きむしっていた。
朝起きると頭皮と頭に違和感があった。髪を触ると全てガチガチに固まっていた。
なぜだか分かるだろうか。
頭を掻きすぎて頭皮は破け、リンパ液が頭皮全部から溢れ出して寝ている間に固まっていたのだ。そのガチガチに固まった頭をこすると黄色い粉が出るわ出るわ。
だがリンパ液が出るほど掻くと、当たり前だが患部はもうかなり痛い。
リンパ液でガチガチに固まった髪をシャワーで洗い流すのも一苦労。リンパ液が出るほど掻いたのだから頭皮はもうズタズタ。
痛い!痛い!と泣きながらシャワーで洗い流して学校にいく支度をしていた。 病院に行く描写をあまり書いてないが、もちろんいろんな皮膚科にいった。
だがどこの皮膚科にいっても同じ。1番強いステロイド『デルモベート』を処方されるだけだった。
俺はハッキリ言って皮膚科の先生を信用していない。どこにいってもステロイドを出すだけだし『汗疱』や『毛包炎』を知らない皮膚科医に何度出会ったことか。
初めて受ける病院では問診表を書くだろう?そこに裸の男性の絵があって、患部の場所に○して下さいと書いてあった。
湿疹のある場所はどこかなと考えたら足のつま先から頭のてっぺんまで、本当に全部だった。俺の体は全て痒くただれ、綺麗な箇所など一つもなかった。
だから絵全部に○したら、先生に笑われた。
「全身に○したのなんて君が初めてだよ」そう言われた。
めちゃめちゃ悔しかった。
なんで俺がこんな目にあうだよって、毎日思っていた。 顔の湿疹もひどく、特に目の周りがボロボロだった。皮膚も薄いため、前の晩大量にステロイドを塗りたくって調子良い日でも常に真っ赤になっていてタヌキみたいだった。
目の周りを掻きすぎて腫れて、リンパ液も出て半分しか目が開けられない時もあった。バイトは接客業だし、大学にも行かなきゃいけないし、顔の湿疹はとにかく辛かった。
左耳を掻きすぎて中が腫れて2・3日耳が聞こえなくなった時も何度かあった。
生活に支障が出るほど悪化しても、痒みはどうしても止められなかった。
熱湯シャワーなんてもう格別の気持ちよさ。気持ちよすぎて昇天するかといつも思うw
その分やった後皮膚が大変なことになるわけだが‥ もうその頃の俺の体はゾンビそのもの。
皮膚科医からは入院するレベルとの評価まで頂いた。
そんな俺を支えてくれたのは付き合っていた彼女ダツ実だった。
その子は俺がマラセチア毛包炎にかかりどんどん体がボロボロになっていっても一緒にいてくれた。
俺とダツ実の共通の友達が俺をスーパーで見かけ、引きこもり気味になった俺の姿を見てホームレスみたいだったと彼女に伝えても、平然と笑ってくれた人だった。
家族すら目を背ける体の俺と一緒にお風呂に入ろうと言ってくれた。背中には包帯を巻いてくれて、皮膚科にも付き合ってくれた。当時ストレスのあまり過食症になっていた俺にご飯を作ってくれた。
小さいことでも数え切れないほど俺は彼女に救われた。
サークルの仲間も、俺の体がひどいと気づきながらたくさん遊んでくれた。
バイトの人も体のことを気づかってくれた。両親からの暖かい応援もあり、俺は体がボロボロになりながらも頑張って生きることができた。 あまりに体がひどかったので春休みを利用して実家療養しに帰った時、親がこの皮膚科いいらしいよと言ってきた。
どこに言っても同じ、ステロイドを出すだけでしょ?そう思っていたが、どうやらその病院では漢方を処方するらしい。
漢方を用いた療法は聞いたことあったが、実際にやったことはなかったので行ってみることにした。
そこの先生は俺を見るなりベットに寝かせ、体のツボみたいなとこを押してここ痛い?なんて聞いてきた。案の定痛かった。
なんでここまで悪化したのか、原因は分からなかったのか詳しい説明はされなかったが、漢方薬とステロイドの入った保湿剤を処方された。
1ヶ月ほど俺は実家でゆっくりと過ごした。少しずつだが体はよくなり、見れる程度には回復していった。
大学生活に戻って、いざ就活。
前に比べれば大分良くなったとはいえ、やはり身体は痒い。面接会場までの電車移動など、痒みに耐えなければいけない苦労も数え切れないほどしたがどうにか内定もとって大学も無事に卒業することができた。 卒業してもう何年も立つが、俺は実家に住みながら働いている。
身体は大学時代とは比べものにならないほど回復した。
でもアトピーは完全には治らない。今でも身体痒いし、夜中も無意識で体搔きまくっている。それでも、もう平気で銭湯にいけるほどまで回復した。 あれ?なんかバグってるw
『搔き』まくってる ねw こんばんは、2chに初めて書き込みます。
私には、このスレッドの1さんのように、全身がゾンビ化してしまった兄がいます。
自分自身も似たような体質で小児喘息、汗ぼう→手湿疹で、青春時代を過ごし、その後引きこもり生活も過去に経験しています。
兄にも健康になって、自分の人生をしっかり考えて生きてもらうことが、家族全体の幸せにもなると思い、解決したいです。
これだけ重度になると、自業自得の部分もあるとしても、本人にしかわからない辛さや境地もあるんだと思います。
まだお話の途中ですが、”ゾンビ”の描写が本当に、その通りです。。
出来る限り、このスレッドを拝見したいと思います。
私も、一緒に生活していて、絶望したり責めてしまうことがあり反省しつつ。
自分が喘息や手湿疹を乗り越えた経験から、兄にも自分の体質に負けてほしくないという想いがあります。
少しでも心情理解や、解決への糸口をさぐり、目を背けないで感心を持つことから、間接的にでもこれからの風向きを変えたいです。
勝手な思いですが、そういう気持ちで観ている者もいると伝えたかったので。
長文のレス失礼しました。。 >>1
完結したの?
ダツ美とお幸せに!
良い人と巡り逢えて良かったね(ノД`) >>67
レスありがとうございます。
俺もこのスレを立てたのはアトピーのつらさを知ってもらうこと、そしてどんなに重度なアトピーでも諦めなければ必ず良くなるチャンスがあると信じてほしかったからです。
お兄さんも相当辛い思いをしているんですね。気持ちは本当によく分かります。
このスレがほんの少しでも力になってくれれば幸いです。
お互い頑張りましょう! 俺は大学生活という大切な時間を病気のせいでだいぶダメにしてしまった。
海外旅行も行きたかった。海に行きたかった。友達んち泊まったり温泉も行きたかった。
肌の調子なんて考えないで、スーパーに買い物に行く。そんな些細なことができるようになるのが夢になってた。
就活も肌の具合が良ければだいぶ結果も違っていただろう。
アトピーがなければ俺はいろいろと違う人生を歩んでいたと思う。 寝る時に無意識で掻きまくるから手を縛って寝ていた。結局痒すぎて無理矢理ほどいちゃうけどw手錠買おうか本気で悩んだ時もあった。
あまりにも寝ながら掻くから、掻くの防止するために就寝時にするハンドクリーム用の手袋をつけて寝た。
でも起きたらびっくり。新品つけて寝たのに朝起きたら手袋の指先は血で全部真っ赤に染まり、布が破けて指が全て出ていた。一夜でここまで掻くのかと自分でも引いた。
起きてる時はなるべく爪で傷つけないように指の第1関節曲げたところで掻いてたけど、搔きすぎて信じられないくらいでかいタコが指全部にできて引かれたこともあった。
就活で移動中も痒さに耐えきれず、都内のデパートのトイレに駆け込み体を掻きむしった。
気が付いたらトイレの個室で1時間以上掻いてた時もあった。 思い返せば本当にたくさんの辛い思いをした。
今実家暮らしをしているが、また1人暮らしをしたら再発するんじゃないかって思うと怖くて新たな挑戦をすることもできないままでいる。
チョパ子との失恋や生活環境の変化による精神的疲れが原因なのか
1人暮らしで自炊もしないから栄養が偏ったのか
たまたまかかったマラセチア毛包炎にストレス感じてどんどん悪循環したのか
俺がゾンビになった原因がどれなのか分からないし、その全てが関係してるかもしれない。
どうあれ俺は本当にアトピーで人生をめちゃくちゃにされてしまった。 俺は弱い人間だ。
自分1人じゃ何もできないし、誰の助けもなかったらアトピーの病魔にやられて、今頃どっかでくたばってただろう。
ダツ実や家族、サークルの仲間やバイトの仲間。
自分の身近にいる何気ない人たち。
その人たちが支えてくれたからこそ頑張ることができ、生きる希望を持つことができた。
俺は俺だけで出来てない。好きな人も嫌いな人も、出会ったいろんな人たちみんなから与えられ学び、今の自分がいるのだと気づく。
自分がどれだけ周りに恵まれていることか。本当に感謝する 俺がこのスレを立てたのは、アトピーの人の辛さを知ってほしいこと。
そしてとにかくアトピーの人にほんの少しでいいから生きる希望・良くなる希望を持ってほしかったからです。
一丁前な事言ってすいません。
俺よりももっと重度で環境も悪く、辛い思いをしている人はたくさんいます。
みんな誰にも分からない辛さを抱えて、懸命に今いる自分の環境で戦っています。
だから、負けないで頑張り続けてほしい。
そして健康な人にも、遠くからでいいから見守ってほしいんです。
アトピーを理解しろとは言いません。あの痒みは経験しないと分からないから。
でも知ってほしい。アトピーが辛いということを。
もちろん俺だってアトピーだけど、やっぱり人が掻きむしっているのは見ていて気分の良いものではありません。気持ち悪いと思う気持ちも分かります。
ですが、アトピーの人をどうか嫌わないで下さい。みんな頑張って自分と戦っています。普通に接してくれるだけでも心の支えになることだってあるんです。
アトピーで苦しんでるみなさん。
俺も良くなったとはいえ、まだまだアトピーに苦しんでます。辛いこともあるけど、きっと信じれば良くなります!胸を張って生きていきましょう!人生は楽しいです!
このスレを読んで少しでもアトピーの人が元気でたら嬉しいです。不快でしたらすいません。
読んでくれた人ありがとう! 読んでたら痒くなったからアトピーの人は読まない方がいい 色々あったみたいだけど
ここの住人のほとんどはそういうこと経験してるだろうから
この板に書き込んでも誰も同情しないよ 同情じゃなくて、共感や励ましってことでいいんじゃないの。
希望を持って欲しいって書いてあるじゃん。 アトピーの人の辛さを氏って欲しいということで書くんなら
別板に書くべきだな。
誹謗中傷はんぱないだろうけど。 アトピーにはステロイドという浅はかな考えの医者
私はアトピー歴12年で、2回の壮絶な脱ステリバウンドを経験して、ここ数年は冬場のワセリンだけでオッケーな状態になっています。
アトピーのように生死に直結しない病気は、悩みを持つ人の弱みに付け込んだ悪質な商法が蔓延っています。
医者も信用できません。(少なくとも私はステロイドを出す医者は一切信用していません)
ステロイドを出す皮膚科医は、患者に完治してもらったら商売にならず困るので、効果がなくなったころに再発するステロイドを出し続けるのです。
あるいは、ただの無知な医者が、内科のついでに皮膚科も標榜しているだけのことも多いです。(医師は、麻酔科などの一部を除けば自由標榜主義であり、生死に直結しない皮膚科を安易に掲げているのです)
以上は私の個人的な見解です。一応 俺もステロイドにやられた。あれは病気じゃなくて薬害だ。
でもリバウンド時にステロイドを批判している病院で瀉血治療を繰り返したところ、だいぶ良くなった。一番効果があったし、人間として元に戻って行くことを実感できるほどの治療だった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています