●医療大麻
 毎年多くの生物種が絶滅し、病気が蔓延し、人類は、いままで経験したことのな
いほど多くの難病に直面しています。
 このような状況において、アメリカが中心になり、以前から医療研究目的で、大
麻を処方して、ガン、エイズ、白内障、緑内障、アルツハイマー、リュウマチ、ア
トピー、多発性硬化症のような難病に劇的な効果をあげています。
 大麻の葉と花に含まれるTHC(テトラ・ヒドラ・カンナビノール)という薬理
成分が病気の治癒に関係しています。
 大麻そのものには、病気を治す力はないと思いますが、この大麻の薬理成分が人
間の体内に入ると、その成分を受容するレセプターが人体には存在し、メラトニン
という人間の体内生体時計と関係する非常に健康的なホルモンが分泌され、結果的
に自然治癒力に働きかけるメカニズムになっています。
 今の日本の法律では、大麻の茎と種子は規制の対象外であり、産業用の目的で利
用することはできますが、葉と花は、産業目的であっても医療目的であっても使用
することはできません。したがって、今後、アメリカのように医療目的で活用して
いくならば、法改正が必要になってきます。
 日本でも戦前は、印度大麻煙草という医薬品名で、喘息の特効薬として、薬局方
で販売していました。
 世界的にも治療薬としての歴史は古く、古代インド医学、古代アラビア医学、古代中国医学などでも5千年以上前より、不老長寿に関係する薬用植物として、利用されてきました。
ttp://www.wood.co.jp/kinokokoro/no15/kikaku-kodai.htm

ご存じの方もいらっしゃると思いますが今大麻合法化を巡って様々な議論がなされています。
少しでも興味を持ったのなら、少し大麻に付いて勉強する事をお勧めします。
上記のサイトは大変勉強になります。また、会員登録をするのもいいかもしれません。
薬板、議論板でも活発な議論が見られます。
特に医療目的の大麻はアトピーに限らず一刻も早い合法化が望まれています。