京アニを読む (新典社新書 69)
2016/11/7
内容紹介
なぜ、思春期を生きる少年少女たちは京アニの紡ぎ出す物語に惹かれるのか――
そして、なぜ彼ら彼女らはずっと憧れていた〈何か〉をそこに発見するのか――
京アニ作品『涼宮ハルヒの憂鬱』『CLANNAD』『けいおん! 』『Free! 』『中二病でも恋がしたい! 』『響け! ユーフォニアム』を通して、現代における少年少女の居場所と、そこでの成長の物語を読み解く。

著者について
野村 幸一郎(のむら こういちろう)
1964年三重県伊勢市生まれ,立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了,
博士(文学),
京都橘大学教授,
日本近代文学専攻,
『森鴎外の歴史意識とその問題圏』(晃洋書房,2002年),『小林秀雄 美的モデルネの行方』(和泉書院,2006年),
『宮崎駿の地平』(白地社,2010年),『白洲正子―日本文化と身体』(新典社,2014年),『日本近代文学はアジアをどう描いたか』(新典社,2015年)など
https://www.amazon.co.jp/dp/4787961691/